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アウトプットとインプット

宇佐和通です。先週のウィークエンドに、きわめて特徴的なイベントを体験させていただきました。

僕は夢源樹というサイトで、毎月第2水曜日の20:00からBEST HIT USA TVというライブ配信番組のMCを務めさせていただいておりますが、この5月でまる2年が経ちました。

これを機に、「都市伝説の学校」というインタラクティブイベントを開催させていただくことになりました。まずはアウトライン・レクチャーを3回行うことになっているのですが、先週の金曜日、実際にお客様に入っていただいて、2回目を開催させていただきました。

約90分の講演ということになるのですが、インプットの大切さを思い知っております。ところどころ噛むのは仕方ないです。幸いにして途中フリーズするようなことはないのですが、講演というものには独特な雰囲気があって、その場のノリとか、その夜のお客様との関係性を探りながら話を進めていきます。

初回はきっちり台本を書いて、それにばっちり沿った進行を意識したのですが、こういう方法はあまり響かなかったようです。あらかじめ作り込んだ台本に沿って進行すると失敗は少ないかもしれませんが、予定調和的な部分が見え隠れしてしまい、それがお客様にも伝わってしまうのです。

こうして、テーマはアウトプットの方法論ということになるのでしょうが、貴重な体験をさせていただいたと思っています。

読者の方々も、何らかの場面でスピーチをすることがあるかと思います。プレゼンもあるでしょう。どちらも効果的なアウトプットを求められる状況です。できる限り失敗は避けたいので台本を準備するわけですが、経験則的に言って、文章の分量は最低限にしたほうがいいと思います。多いと、伝えるんじゃなくて単に読むだけになっちゃうんですよ。

だから、触れる順番でごく簡単な箇条書き程度のメモにしておいて、あえて台本の体にしないほうがアウトプットの助けとしては優れているような気がします。

これを何回も読み込んで、というか眺めておくと、自然と流れが頭に入ってくるものなんですよね。そして、脳内にエア・マインドマップみたいなものが出来上がって、全体のまとまりが生まれます。ということは、結果的に効率的に伝わる部分を増やしていけると思うんです。

インプットというのは素の状態の情報をどんどん頭に入れていくプロセスでは決してないと思うのです。自分を例に挙げていうなら、箇条書きでリストを作っているときが本当の意味でのインプットだと思っています。こうして、無駄のないインプットのプロセスと無駄のないアウトプットの方法を自分の皮膚感覚で深めていくことができると思うのです。

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回のアップでまたお会いしましょう。


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