見出し画像

night sound

月明かりの下
燃ゆる先を眺めて
消えゆく煙に溜息を混ぜる
子供のように 流れることの無い星を追い
耳触りの良いその 声 を探して
耳を澄ます

天体を見上げ
冷たい空気を
頬に 肺に 染み込ませ
一瞬の雨のような流星を夢見る

この手を取って頷いてくれるのは誰か
正論 なんていらない
平凡 なんて分からない
ただそこに在る 優しさを求めて
ありがとう おかえり また会おう
優しさの羅列が愛おしい



〈postscript〉
音声配信の世界はとても独特な世界だと思う
近いようで遠い、遠いようで近い世界観
時にはその中の優しさで癒されることも

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?