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Superchunk / Incidental Music 1991-95

 1995年リリースのコンピレーションアルバムで、Tossing Seedsに続くシングル、EP集の第二弾。タイトルは『1991-95』となっているけど90年から94年までのシングル、EPをコンパイルしたもの。『On The Mouth』や『Foolish』のような、アルバムタイトルになったアルバム未収録曲が収録されていたり、後にレーベルメイトにもなるThe Magnetic Fieldsのカヴァー曲なども収録されている。『On The Mouth』はSuperchunkの曲の中でも一番くらいに速い曲。『Foolish』はイントロからMy Bloody Valentineを思わせるような曲で、アルバムに収録されなかったのも納得出来る。『100,000 Fireflies』はカヴァー曲だけどSuperchunkの曲みたいに聴こえるし、先日のツアーでも演奏されていたみたい。全体的にはパンキッシュ、オルタナティヴな感じの曲が多いかな。要はかっこいい曲が多くて、聴いていてテンションが上がります。Motörheadのカヴァー曲『I'll Be Your Sister』は音質まで似ているけど、声はレミーのダミ声とは違ってクリア(笑)。そして最終曲はスローナンバー『Home At Dawn』で穏やかに終わるかと思ったら、隠しトラック『Presicion Auto』のAlt. Verがいきなり流れ出すという遊び心。聴いていてとても楽しいアルバムです。


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