哲学について。この宇宙のありようの、この世界のありようの、存在の複合的重層的立体性についての考察。哲学とは道徳の時間のことでもなければ、余白の時間を埋め合わせるための暇つぶしでも…
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#エッセイ
「水中の哲学者たち」永井玲衣Radical Will〈ラディカル・ウィル〉の行方、アートであ り哲学であるもの、あるいは、アートでも哲学でもないもの
No.1:〈問う〉という動きがダイアローグの水中を跳ねる、水中の哲学の生誕、あるいは、アートであり哲学であるもの、アートでも哲学でもないもの 問うという生の叫び声が、ダイアローグという水中の中で跳ねる。その瞬間論理が撚り合わされ、哲学が生まれる。問うという動きの中でしか出現しない、ダイアローグの動きの中の哲学。水中の哲学。構築されることのない断片性の哲学。ダイアローグの水の中を泳ぐ、問いによって切り取られた生の血が流れている身体と時間と記憶。それは、微細な欠片のような論理を