関ジャム 玉置浩二さん特集。いきものががり水野くんと平原綾香さんの常軌を逸した「玉置浩二愛」二人のガチ勢態度競争は想定範囲だったのだが。川崎鷹也さんの「しあわせのランプ」の結婚相手のお父さんエピソードが良すぎて泣いた。

関ジャム 玉置浩二さん特集。

ゲストの、いきものががり水野くんと平原綾香さんの常軌を逸した「玉置浩二愛」は今までも知っていたので、二人のやりとりは、感動しつつもまずまず想定範囲だったのだが。

川崎鷹也さんの選ぶ一曲「しあわせのランプ」のエピソード、「音楽を辞める覚悟をしたとき、踏みとどまらせた一曲。結婚の挨拶に行ったとき、音楽を辞める覚悟もしていて、でも奥さんのお父さんが『鷹也君、玉置浩二のしあわせのランプという曲を知っているか?好きなことはそのまま好きなようにやりなさい。絶対に音楽を辞めちゃダメだよ。それでもダメなら、この家に帰ってきなさい』と言ってくれた」

という話には、なんか、いろいろ個人的な思い出、息子の結婚式のこととか、それと歌への思いと、ぐちゃぐちゃになって、泣いてしまいました。バックに。ちょうどその歌詞「大切なことなんて 分かってくるのだから 好きなことをやっていきなさい」「それでも逢いたくてたまんなかったら、さみしいよって言って 戻ってきなさい」のところで曲が流れていて。

川崎鷹也さん。玉置さんのコンサートは「好きすぎて行けない」って番組冒頭で言っていたのだけれど、歌手として「怖い」って気持ちもあると思うのだよな。

 水野くんはソングライターでメインボーカルの「歌手」じゃないし、平原さんはお父様(安全地帯や玉置さんのバックを長く勤めたサックスプレーヤー)と玉置さんの長い付き合いで、幼少期から玉置さんの生歌が身近にあったから、大丈夫なんだと思うけど。

 「歌う」ことに本気で取り組むプロの歌手ほど、生で聴く玉置さんの歌の衝撃はデカイと思うのだよな。

 僕が59年、生きてきて、ずいぶんいろんな歌手の声を日本人だけじゃなく外国のスーパースターの歌も聴いたけれど、玉置さん一人だけ別格、べつのものなんだよな。どこまで努力して歩いていっても、別の次元にあるから、人間には届くことはないところにある、そういう声なんだよなあ。

 水野くん平原さん川崎さんの質問に。玉置さんご本人が(文字とナレーターの言葉だけで、肉声やが本人映像はないけれど)、すごく丁寧に答えてくれていて、それが珠玉の内容。

 録画して永久保存版にしました。当然。

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