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松木さん、ウッチー、寺川テレ朝局アナ。地獄の爆笑中継。楽しかった。ワールドカップ最終予選。日本×オーストラリア戦。

 DAZNで、岡田さんと戸田和幸さん解説、実況に西岡さんという完璧な布陣で配信していたのに、なぜか、松木さん、内田篤人・ウッチーに、テレ朝局アナ寺川という地獄のようなテレ朝中継で見てしまった。妻と爆笑しながら。松木さんとウッチーのコントラストを楽しみました。

 内田篤人さんは現役時代から理詰め知性派として、同調圧力に全く負けない特異な個性の人として有名でした。解説も過剰なまでに冷静。常に冷静正確な戦術視点からの解説を。ひとかけらも無駄のない言葉でコメント。

 対する松木さんはご存じの通り。解説はしない。心から応援する。日本中の視聴者が思っていることを、大きな声で元気に言う。「二点目が大事だよ。」うん、みんなそう思ってる。我が家では松木さんは解説者ではなく「日本代表応援おじさん」として愛されている。酔っぱらって応援している日本のおっさんの心の声・代表。

 なのだが今日はウッチーが、あまりに理屈で解説するので、ときどき「俺も解説できるぞ」と、何やら言おうとする。と、妻が「松木さん。解説できるアピールタイム」と突っ込む。

 実況、寺川はボールタッチ選手の名前を呼ぶというサッカー中継基本に前半は挑戦。だが、日本選手しか、呼べない。DAZN西岡さんは、オーストラリア選手も全員呼べる。差はでかい。

 地上波局アナの悪いところは、この「敵チーム選手名を全員は呼べない」のほかに、「事前に予習してきたお勉強豆知識を試合の流れと関係なく発表してしまう」ことと、「試合の最後に、事前に下書きしてきたポエムフレーズを連発してしまう」。寺川、この欠点を試合終盤に炸裂させたところ、松木さんに怒られる事件が勃発した。

 寺川は「最終予選3戦目までに2敗したチームはワールドカップにでたことはない。初めから3連勝したチームは必ず100%ワールドカップに、出場している」しかし「日本は、今までも何度も苦境を切り抜けてきた。ジンクスも打ち破ってきた」という予習しらべものをして、試合を締めるポエムも書いてきたんだな。で、ロスタイムに入ったところで、「予習してきたやつ、そろそろ、出さなきゃ」と思ったに違いない。

 後半ロスタイム46分、「松木さん」と呼びかけてから、「最終予選3戦目までに2敗したチームはワールドカップにでたことはない。初めから3連勝したチームは必ず100%ワールドカップに、出場している」と、言ったところで、松木さんブチ切れ。「そんなこと。誰が言ってるんだよ。」
「いえ、その、パーセンテージが」と、寺川びびると、松木さん「んあ?そんなの。どーでもいいんだよ」

 松木さん、グッジョブ。地上波アナのお勉強発表とポエム連呼。ほんとにスポーツ中継の邪魔なので、松木さん、毎回、「んあ?、そんなの。どーでもいいんだよ」って言ってやってください。

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