EOA第1章にまつわる私的な記録
自分の出たブロックだけ書いて、それじゃあなあと思って予選A〜Cまで書いてこの時期になってしまいました。公開せず置いておこうとも思ったのですが、もしかしたら興味を持ってくれる方もいるかもしれないので、第1章の動画が全て公開されたこのタイミングで公開しておきたいと思います。書かれていないブロックの方々、すみません。
個人的、私的な記録なので、自分語りと思しき部分もたくさんありますが、それでも構わない方は良かったら読んでみてください。特に「開演前」は大喜利要素が薄いです。
開演前
・エナジードリンクを買う
大喜利をするときは、緊張しているとかわくわくしているとか、何かしら非日常感があるほうが上手くいく。狙ったところに気持ちを置くことが上手くできないので、お酒やエナジードリンクで先に体の方から高揚させることが多い。
・抽選
各組盛り上がる。誰が来てもそうだった可能性はあるとしても、最初に小粒庵さんの名前が呼ばれたことにとてもわくわくした。大会で字引きさんを見られるのがすごく嬉しかったので「同じブロックだ、前からじっくり見られないのか……」と少し残念に思う。
・二つ名
螺旋随想。大喜利中のことなのか、他の色々なことも含めて下さっているのか。響きが素敵だし、意味も今の自分に沿う感じがして嬉しかった。
過去のEOTでは『HAPPY NIGHT DIVA』。音楽の印象が強過ぎて困惑していたが、今思えば自分の性質とよく合っていたのかもしれない。音楽で真ん中に立つときは、日々の練習の積み重ねとかきらびやかな衣装とか、観客の期待感とか、眩しい照明とか、そういう物を取り込んで、1人ではなれない自分になっていた。大喜利も、いろんな物を取り込んでいる気はする。
予選(自分の大喜利の記録)
がっかり観光スポットとして有名なマーライオンですが、せっかくなので、よりガッカリするよう改造しちゃってください
メインの水の流れとは別に、伝うように一本の水を流す
お題を見てぱっとイメージが浮かんだものの、万が一、元の画像で既に水が垂れていたら成立しない!と思い振り返って確認。垂れていなかったので、簡略化された絵を描いて、私の画力でこれ以上描き込んだら邪魔になるかも、と思い挙手。ぱっとしっくりくる回答が出たとき特有の「このお題の答えはこれだ!と思うけど、理由わかんないな・・・」の気持ちになる。さすがにもう「そういうときほどウケる」と知ってはいるけれど、いまだにソワソワはする。あまりにもしっくり来る回答が出せたためなかなか次が出て来ない。字引きさんの「アプリ版を作る」みたいな回答が耳に飛び込んできて「ああ!本体に手を加えなくてもいいのか!」と思うも、その方向だともはや二番煎じにしかならなさそうでじりじり。
交差点ごとに置く
これ頭の中のイメージでは、新しく交差点が出来るときに何も考えずに「とりあえずアレでいいよな」みたいな感じで押しボタンの土台をマーライオンの形にしておく、だったのに上手く回答に情報を回答に込められず単純にしてしまった。
「マーライオン本来の意味が無視されて、別の用途で使われている状態」が骨子な気がするので、押しボタン以外で回答は作れるのかも。
お題 最近の『アンパンマン』にはアンパンマンにストーカー行為を繰り返している新キャラクター・ガチ恋ちゃんが登場しているそうです。どんなシーンがあるんですか?
苦しかった!加点にある程度慣れてきたので「印象審査の今日は急がなくてもいいんだぞ」という認識でいた結果、他のひとと要素の重なりが多発して序盤は回答を出せなくなってしまった。いっそお題に集中して他が聞こえない方が気にせず出せて良かったかも。
お題を見てまず「何も知らないかばおくんが毎回ガチ恋ちゃんも誘ってしまう」が浮かんでボードに書いたのだけど、横からかばおくんの答えが聞こえてきて。なんとなく方向性も近そうに感じて元の回答を消して、次にチーズが懐柔されている場面を考えていたら、チーズも出て。消して。別に要素がかぶっていても面白ければいいのだけれど、焦っていたのか、強度が足りないと感じたのか。
そもそも、ガチ恋ちゃんが周りのひとと親しくなっていく様子を思い浮かべてのことだったので、そのストーリーのほかの場面をお借りしてジャムおじさんが懐柔されていく過程を1答目としました。
(「あんな素晴らしいパンを作れるなんて、本当にすごいです!」「そうかい?(デレデレする)」)
ジャムおじさんが懐柔されている
その後は、嫉妬の矛先がみみせんせい(誤って「うさみせんせい」と言ってしまった!大反省!)に向いたところを
うさみせんせいの後ろから影だけが伸びている
現アンパンマンと両想いになることを諦め、ガチ恋ちゃんが自分に優しい理想のアンパンマンを自分で作り出そうとするところを
同じパンを作っている
という回答に。これ「同じパンを作っている」だけでは伝わらなかったかも!「理想のアンパンマンを〜」くらいは言うべきだったかな。苦しいなりに、面白い部分を汲み取ってもらえたのか、1票いただけていました。
お題 新俳句3・4・3・4で「無謀すぎる」を表現してください
「俳句は○・○・○のリズム」という先入観から、お題を「3・4・3」と見間違い、他の人の回答が聞こえてきて「あれ?長い……?漢字変換込みで3とか……?そんなことあるだろうか」と思ってよく見たら「3・4・3・4」で、ひっそりとパニックに。かなり時間をロスしてしまった。
むめい ひよわで SASUKE のりこむ
なぜか頭の中にSASUKEが出てきて(少し前に「ぶちゃんは回答で山田勝己さんを登場させるのが上手い」と思ったからかも)。
SASUKEって、クリア出来なくとも番組側や視聴者からの需要があれば出場は妥当と見なされるだろうから、それすら無い状態で挑むのが最も無謀なのでは、から回答。
淡い 記憶の 女 求める
次に「無謀」から出てきたのが「遠い記憶の中の(おそらく時間が経つとともに美化されている)ものを追い求めること」だったので、それを元にもう一答。これは中〜やや大ウケくらいだったけれど、ここを「無謀」とするのは面白いなと自分で思えたし、それで少し票がいただけたのではないかな、と思います。
後々他の方の記録で確認してみると、字引きさんの「焼津 福岡 福生 アリゾナ」がめちゃくちゃ良くて!
俳句はそもそも文章になっちゃダメなもののはず。お題だし沿わなきゃウケなきゃでみんな文章から助詞を抜いてやっちゃうと思うし、私もそれしか浮かばなかったけど、この字引きさんの回答は大喜利とか抜きにしてそういう新俳句があったと考えても成立する感じがします。松尾芭蕉の「奈良七重七堂伽藍八重桜」みたいな。
大喜利で笑うときって「目の前で瞬時に作られた凄いものを見て笑う」もある気がするのですが、まさに。もちろん単純に面白くもある。
こうして思い返してみても、数字で見ても、予選を勝ち上がれたのはまずは1答目で正解に近い回答を出せたおかげと言えそう。私の大喜利は1答目に良い物が出ることが多いのだけど、正解はひとつじゃないので他のひとから同じくらいの強度の回答が出ることはあるし、そうなると後の方が印象は強くなる気がするし、あまり有利ではなくて。今回の1題目に関しては題材のマーライオンが実在する物であること、かつ写真も提示されていてることで、そのイメージをそのまま使った答えの強度が高くなって、かつ正解の回答パターンも限られたのかもしれない。
とはいえ、続く本戦であのブロックに入れたのは2題目や3題目の得票あってのことなので、3題通して頑張れて、それが伝わって良かった。
・休憩中
みんなに「マーライオン」「マーライオン」と言われるの嬉しかった。大きいのは1答だけだけれど、それが評価されていたら、もしかしたら……と思い、再びエナジードリンクを購入。「これ本戦あがれなかったら無駄になるんですよ」とタックスマンさんと話す。タックスマンさんは、エナジードリンクよりもむしろリラクゼーション系のものを摂取するとのことで、本当に人によって合う状態は様々だなあと思う。
本戦(自分の大喜利の記録)
クラス全員が音痴になった原因の音楽教師「○○○」
お題を見て「うわ!これは大変なことが起こっている!」と思った。
音楽を聞いて「こういうメロディだな〜」と聞く感覚は多くのひとが持っていて、そのなかで音痴と言われるひとは「体を操作するときにどこかで上手くいかなくなる」状態。運動音痴という言葉があるけれど、「音痴」と「運動音痴」にはたしかに似通った状態だと思う。頭の中に「こう動かしたい」「こんな音が出したい」があるのに、どうすれば体がその通りになるかわからない。だから基本的にはどちらも、体の使い方を学べば少しずつ解消されていく。
逆に言うと、元々歌えているひとを音痴にするというのは、元々走るのが速いひとやボールを上手く投げられるひとを、そうでない状態にするのに近い。
つまり、このお題は、やたらとこだわって取り組むなら「ちゃんと教えない音楽教師」「変な音楽教師」「音楽教師アホ山」みたいな広いお題に単純には置き換えられないということ。だってちゃんと教えなくたって、変な授業したって、歌えるひとは歌えるままだから。そう簡単に音痴にはならない。
というこの考え方を、他のひとに押しつける気は全く無くて、変な音楽教師としてめちゃくちゃ面白い回答が出てきたら私はめちゃくちゃ笑うと思うのだけれど。ただ、自分が回答するなら、徹底したい。見るひとは気にしていなくて、私のひとりよがりの可能性もあるのだけど、そう思っちゃったから仕方ない。
自然に歌えるひとを音痴にするほどのこと、徹底した否定、とまず思った。
自然に歌って、それがある程度正解だと思っていたら、不正解だと言われる。それが何度も何度も何度も続く。何を歌っても、どう歌っても間違いだと言われる。そうすると、きっと次第に自分の感覚が疑わしくなってくる。元より根拠や理屈などないのだから「その感覚が実は間違っていました」と言われれば他に頼るところもない。そこで初めて「じゃあどうすればいいのか」と教えを乞うかもしれない。それでも何のヒントもない。否定だけが続く。
ダメ、そのメロディは聴いたことがあるわ
「聞いたことある」で否定されるとしたら、何を歌ったって否定されるはず。単体のメロディはもう世界に出尽くしていると言われていて、「無いメロディなど無い」状態。「既にある」が理由で否定されるとしたら、歌っても歌っても否定され続けるはず。好きな音楽も「これが染み付いたらまた怒られる」と思うと聴けなくなるかもしれない。そもそも、既にあるメロディは誰かが聞いて心地よいと思って作られたものがほとんどで、そこから逸れるためにはもう不快で奇怪な「不正解みたいだけど(まだこの世に無い)正解」を求めていくしかない。それでも否定される。「この世にまだ無いメロディを作ろう」も、先人たちはとっくにやり尽くしている。きっと生徒たちはみんな、何を歌えばいいかわからなくなる。
みたいなのが頭の中を駆け抜けていきました。これが個人的に本戦で出した中では特に好きな回答。
徹底した否定以外に「既にある別の感覚と無理矢理くっつけて上書きされる」場合も感覚が狂うはず、の2答目。自慰行為をするときに必ず自転車を見る実験をしたら、自転車を見ると性的に興奮するようになってしまったひと、みたいに。
ハイ、ハイ、ハイ、ハイ!(手を叩きながら)
ハイ、ハイ、舌出して〜!音は〜舌で〜感じ〜て〜!
手を叩く回数に少し迷った。2拍で回答には入れたのだけど、それだと急過ぎて「あ、ほんとだ、音楽の先生だ」が薄まっちゃう気がして。それで4拍+2拍+回答に。
動画で確認してみると、骨密度さんの「音は飲み物です」みたいな回答と方向性は同じなのかなと思った。音感を味覚とつなげて上書きされる、という状況。さらっと出していたら重複でマイナスになったのではないかな。さらっと出さないで先生感増して良かったな。
3答目も方向性としては近いけれど、そこに理解しにくさが加わっている回答。音の変化と物の凹凸を重ねる回路が出来てしまうと、メロディを物体で捉えることになるけれど、そんな都合よくメロディ通りの物体なんてイメージできなかろうし。
マッチョをイメージし〜て〜、その輪郭をなぞるように〜♪
4答目はまず「感受性を養うために色々な芸術作品に触れましょう」みたいな言説が頭をよぎって。「ワンピース」だけまず書いて、ワンピースに養われるものも確かにある気はするし、この先生ならもう少し難解な課題を出してきそう、と思ったら「敵目線」が出てきました。これ散々書いた私のこだわりからちょっとズレるかも!変な課題くらいでは音痴にはならないかもしれない。大会だと、「ええい!面白いから出しちゃえ!」って出す答えもあります。どないやねんな。
ねえなんかもう全然ダメ。もっとワンピースとか敵目線で読んだ方が良いよ。
個人的には、気怠げで早口でそれまでの回答とは違う先生をイメージ出来たのが良かったです。
こう見るといっぱい答えているねえ。
他のひとの記録で見ると本当に生命の輝きさんの「私は今日のあなたの歌声が嫌いなのではありません、あなたの明日の歌声が嫌い」という回答が素晴らしくて。今日ではなく明日。言われた側は、これを聞いてなお否定されると分かっている明日を迎えるしかない。その明日もまた、否定されるその次の明日につながっているのかもしれない。「継続的に否定されるはず」と思っていたけれど、それを重ねがけするように「これからやってくる未来を否定される」なんてことがあるんだ。なおかつ動画で確認すると、御本人の言い方に鬼気迫るような圧力もあって。「出来ていたことが出来なくなる」の代表例である、トラウマとかイップスになりそうな迫力もあって。回答単位でも言葉としてもとても強いものでした。異様な大ウケだったのも頷ける。。
お題 今日一日様々なうんちを販売するイベント「スペシャルうんちデー」を開催しているテレビショッピングのワンシーン
うんちの出てくるお題!ツイートもしたけれど、昔はお題に含まれているだけで頭を抱えていました。基本的に人前で言うことない言葉だし慣れていなかったのだろうな。
最初の頃は「排泄物」みたいな距離を取った言い方は出来るけれど、「うんち」とか「うんこ」って言えませんでした。これは「生殖器」とかもそうだし、そっちはいまだにくだけた表現は使わないし使えない。というか人生で言ったことないかも。下ネタがダメ!とかではなくて、表現の仕方に苦手なものがある、という感じ。他のひとの回答で見る分には私は全然問題無いし、内容で言えば散々性的な回答も出してはいるのに、なんでだろうな。
わぁ〜!男のひとがしたのに、女の子みたいなうんち!
すっと浮かんだので理屈があまりわからない。前日に「ハザマ」という大喜利ライブを見ていて、そこでベランダさんが性差に着目する回答を出していて、こういう回答ってひとつの方針として確立されているし、あと女性のほうが得意とするイメージあるなあと思った覚えはある。それが頭に残っていたのかな。でもそれはウンチと関係ないしな。
性差が印象的だったみたいだしそれでウケたので十分だけど、実は個人的には「男のひと」「女の子」で年齢差も含めたつもりでした。だからなんだ、という話ではあるけど。
なんと今なら、こちらのうんちにカニ2杯をおつけします!
(ボードには「カニ2杯」)
普段メインで売られているものがオマケに来ていたら面白い、と思って。「カニ」は良い選択だった気がする、本来は通販の贅沢品のカテゴリで紹介されているし。あと数え方おもしろくて好き。このお題に沿おうとするととにかくシンプルで面白い場面を探してくる形になった気がします。
「でも、お高いんでしょう〜?」
「今ならなんと!」
で、値段のうんちが剥がれて「50%オフ」のうんちが出てくる
(絵回答)
言い回しを正確には覚えていないけれど、こういう視覚的な遊びとか物理に近い回答は出すのも見るのも好きです。人間の感情に焦点を当てた回答の流れになっているときに出すとあまりウケないイメージがあるけれど、今回はお題柄あまりそういう人間性を掘り下げる方には行きにくかったので、物理的な答えが受け取ってもらいやすかったかも。
ええ!?うんちで出来たノートパソコン!?
これは回答する前に「なんか……ウケそう……」と思いました。強いひとって毎回答でこんな気持ちになるのかな。単純に面白いのが浮かんだ、で済ませてもいいけど、強いて言うならそもそもうんちってニオイと視覚的なイメージが浮かびやすい題材で、それを手で触るものにして質感とか固さにまでイメージが届きやすくできたのがより良かった気がします。実際たぶん「崩れるだろ!」みたいに羊狩りさんに言ってもらってたはず。
このお題は、他の方も言ってくれていたけれど、心底テレビショッピング内の人物になりきれていたのも良かったです。
マジックタイムで自分が最初に指名されたので、出し終わってからはみなさんの回答をしっかり聴けたのだけど、とにかく生命の輝きさんの「気持ち良い!ドーパミンが出たのかと思った」のウケ方が凄まじかった。のちほどお話ししたときに「(東堂さんが)良い大喜利をされていたので、フィジカル解禁じゃ〜!と思って」と言ってくださって、こんなに嬉しいことがあるかしらと思った。
急遽猫を噛むさんの「うんちが家に来てから、いつもと変わらない日常が続いてるんですよ」と「使用者の声」に着目して出されていた答えもめちゃくちゃ面白かった!!
結果、おしくもワイルドカードならず。あと一歩で決勝というところまでいけたのが嬉しいし悔しい。
ブロック次点かつ同じ点数だったラパスさんとガシッと握手。決勝の審査員に名乗り出て、虎猫さんが文句なしの赤に染め上げて優勝する瞬間を、ペンライトを振りながら体感出来たのがすごく嬉しかった。
自分の大喜利のことを記録しようと思って書いた文章なので、他の方のところがざっっっくりで申し訳ない!のだけど、自分のための記録としてもう少し。
打ち上げにて、みなさんから嬉しい言葉をたくさんもらった。今回のnoteに詳しく書いてはいないけれど、私は大喜利に置いてウケるウケないと別のところで「出したい答え」「出したくない答え」があるし、初対面の生命の輝きさんにそれが伝わっていた。その姿勢に共感してもらえて本当に嬉しかった。
「優勝してなくていい!」と虎猫さんに言われて
泣きそうになってしまった。そりゃ大喜利していていいかダメか、となると優勝していなくてもやっていていいに決まっているけれど、歴が長くなるにつれ自分の戦績が気になってはくる。自分よりあとに始めたひとがどんどん優勝すると、楽しいの上にその事実が覆い被さってくる日がある。
それでもやっぱり大会に出るのは好きだし、大会で好きな回答を出していたいとも思う。自分のこととなるとつい視野が狭くなるけれど、大会には大会特有の楽しさがたくさんあって、それだけで参加する価値がある。ルールや横並びの関係で勝ち上がりはしなかったけどずっと語り継がれている回答もあるし、そういうものが生み出せなかったとしても大喜利をすること自体の楽しさと、大喜利を見ることの楽しさと、多くのひとととその時間や盛り上がりを共有する嬉しさもある。大喜利は楽しいし、大喜利の大会も楽しい。過酷なルールも、結果に一喜一憂することも含めて。
さて、こっから、予選のことも載せます!予選A〜Cしかないです!
予選A
子供「マッチョ消防隊のバカ! 何やってんだよ!」
マッチョ消防隊、何をした?
・車なしで来た(小粒庵)
・糖分を搾り過ぎて脳が動いていない(ヨシダ in the sun)
・一人で来た(手汗)
・「一人で来ちゃダメだよ!」と叱った次の日、二人で来た(手汗)
・「ずっと自分への褒め言葉だと思って通報を聞いていた」(おだンゴ)
・コンビニで休憩していた(手汗)
・「(サイドチェストをキメながら)ホースをこうやって挟んでいるので、水がココで止まっている!!!!」(ヨシダ in the sun)
最初の大ウケは小粒庵さんだった印象。
ヨシダさんの糖分の回答は面白いのはもちろんのこと、マッチョ消防隊が根本的におかしいのではなくて、一時的に調子が悪いんだ、って思えて好きだった。
手汗さん、回答の方向性が小粒庵さんの1答目と重なるからかあまりウケなかった回答、をカバーする2答目が上手くて凄いなあ。私は情報量の多い回答を2つに分けることはあるけれど「2答目でウケて1答目をカバーする」はチャレンジしたことがない。他の人の回答に乗るのが上手いし、そもそも大喜利自体がそういう遊びなのだけれど、手汗さんはとにかく発生していることへの対応力が高い。
おだンゴさんはマッチョに付随し得る要素として「ナルシシズム」で何答もされていた。マッチョと表現されるからには「体を鍛えている」のは確定だとして、次くらいに来るのが「実用性だけでなく見た目の美しさにこだわっている」なのかなと思うので、そこから手繰り寄せられるイメージを上手く掬ってくれている👏🏻
手汗さんのコンビニの時事ネタっぽい回答。こんな回答もさらっと出すんかい、のやつ。
ヨシダさんの最後の回答!一枚絵として面白過ぎる。回答が面白いのはもちろん、ヨシダさんの動き、言い方、表情など含めて完璧で素晴らしかった。面白過ぎると作品に見える。なんか迫力ある絵とか彫刻で残してほしい。動画もいいけど、なんか瞬間を切り取ってほしい。そう言う意味ではやっぱり動画もありつつ写真もあるのはかなり嬉しい。
レベル30の魚屋は「綺麗なお姉さん、今日いいサバが入っているから見ていってよ!」とお客さんを呼び止めますが、他のレベルの魚屋はこんなふうにお客さんを呼び止める
・魚のちんちん見てかない?(小粒庵)
・レベル1の魚屋が「今日からココが俺の魚屋だ!」(四つ葉の黒婆さん)
・レベル90の魚屋が「レベルを見てくれ」(フニャダキシン)
・レベル100なんですけど、魚に乗っ取られてる(小粒庵)
・サバペニス(手長渕剛)
・レベル3くらいの魚屋が「お姉さんお姉さん(ピシッ)きれいなお姉さ(ピシッ)いいサバは(ピシッ)」魚からダメージを受けている
手長渕剛さんが序盤ににしおかすみこを入れ込んでいた。映像で見るとこの後で明確に手汗さんの回答が止まっていて、一緒に遊ぶかどうか悩んでいたのがわかる。手汗手長渕ライン。
小粒庵さんが淡々と出すと、いかにも下ネタっぽいワードでも安直なものに聞こえないのが不思議だなー。下ネタって「その単語を言った」ことで笑わせようとしている感じがすると、お題から逃げたように見えるケースもあると思うのだけど、全然そうならない。変にそこにアクセントを置いていないから?
くろさんの回答、レベルが低いことを「能力が低い」「失敗する」と見る人が多い中で、「始まり」に置いているのが他と違っていて面白かった。
フニャダさんの回答!レベル90までいくと、魚とかお世辞とかじゃなくてそのレベル自体が人を惹きつける要因になるんだ。あと単純に「レベルってそんな感じで見えるんかい」の面白さも。
小粒庵さんの「乗っ取られている」回答、レベルが低い方じゃなくて高い方が魚に乗っ取られるという発想がめちゃくちゃ好きだった。レベルがあがるにつれ魚と一体化していく、魚そのものになっていく。私はよくゾーンに入っている様子を表すときに「境目が無くなる」を思い浮かべるのだけれど、なんとなく通じるものがありそう。
手長渕さんは序盤も既に崩しに行っていたけれど、最後も思いきり遊んでくれて気持ちが良い。サバペニス???iPhoneも困惑して変換している。
最後の手汗さんの回答がまた見事…… 魚のピチピチした様子とダメージを結びつけるのも面白いし、何より出し方が完璧だなあと思う。みんなの中にある程度同じ面白い映像が再生されているはず。
このお題を見ていてあらためて、回答の面白さに対して出し方のバフ/デバフって本当に大きいのだな、と痛感した。そもそも私が陥りがちなのだけれど、セリフ調って淡々と出すかめちゃくちゃなりきるかしないとウケにくい、半端だとデバフになるイメージがある。ちょっと声色変えるとか、それなりにそれっぽくとか、少しでも恥じらいや躊躇いがあると邪魔になる。自分の回答は質や方向性にはあまりブレがなくて、ウケていないときは省略し過ぎか、情報量が多過ぎるか、この出し方の下手さが影響しているかのどれかだと思っている(これに関してはもし「違うぞ!」と思う方は良かったら教えてください……)けど、セリフお題だとそういう素地というか、表現力のところがかなり物を言うなあと思った。
画像で一言
・なんだこの大きな岩はァ!?(手汗)
・なんだこの流し方の前髪はァ!?(手汗)
・うわ デカい
それで相談というのは・・・(四つ葉の黒婆さん)
・二人が「何も無い街だね」と言ったら出て来た(おだンゴ)
・この章では「岩の動かし方」を教えるわよ(フニャダキシン)
・今言ってた雑学、諸説あるわよ(おだンゴ)
難しいと言われている抽象的な絵画を用いた画像お題。正攻法じゃないけれど地肩の強さで手汗さんがよじ登った、という風に見えた。
シリーズ2答(実際には「海だァー!」「なんだこの巨大な女は」も含めての4答らしい)。まず岩。手汗さんが岩をいじる最初の回答者だったのが大きい気がする。そこから少し岩の回答が続いたけれど、遅れるとどうしても後追いに見えたり「巨大な女性は処理しづらいから岩へみんなが走った」ような印象になったりしたんじゃないかな。印象審査でも速さは大事なのだなー。
脱線。岩。「後期のマグリットの作品における大地や建造物と接している岩は動かないものとして信頼関係を象徴している」みたいな解釈をなにかで見たことがあるけれど、この画像に限らず抽象的な画像お題は「こう解釈しました!!」をドーンと見せて欲しい気持ちがある。「そう捉えたんだ!!!」でめちゃくちゃ笑うと思う、少なくとも私は。でもこれは私の好みだし、実際は画像に人物がいれば「言ってそうなことを言わせる」がウケやすいと聞く…… この画像お題でもほとんどのひとがセリフ調だった。
自分だったらこの画像はまずこの女性の心の中として見て、現実でこんなことが起こっているときに、心の中がこうなってる、を考える気がする。「恋する自分の心の中を覗き込んだら、幸せな恋愛(小さな人①)と失恋(小さな人②)がいて、横にずっと父親の不倫の記憶(岩)がある」みたいな。でもちょっとこれそのまま言ってもだし、伝わる回答にするのめちゃくちゃ難しそう。巨大な女性込みで心の中って見方も出来るなー!もしくは「この世界では」から始めて画像内に私たちの世界には無い特殊な条件が揃っていると捉えるかも。不思議な画像を無理に現実で考えずに不思議なものとして回答する方針。
やっぱこれ私がそうするのを好きなだけかも。伝わりづらかったらウケないから、大会向きの考え方ではなさそう。安易におすすめは出来ないけれど、みんなの自由な解釈を聞く機会があったらいいなあ。
本筋。手汗さんのシリーズ2答(4答)。両方ウケていたけど、打ち上げにて、2答目はもっとウケると思っていたとのこと。「流し方」が先に来て、何かなと思ったら前髪が来る、でちょっと掴むのにラグが発生したのかな、「なんだこの前髪の流し方はァ!」だったらまず前髪に目が行ってわかりやすいかな、という話をした。私はすぐ国語みたいな観点で見てしまう。
四つ葉の黒婆さんの回答、一旦驚いてもすぐに次に切り替わるの面白い!人間の感情は意外と身勝手。
おだンゴさん、フニャダさん。この女性の「ひょっこり出て来た」感を活かした回答。「何も無い街」、来た側の勝手さと女性の「自分は『何か』である」という自己認識が面白いなー。フニャダさんの回答も、何かを教えてくれる上位存在だから大きいんだ!というしっくり感。「章」のイメージだけたぶん私が鈍くて掴めなかった、書籍……?ゲームのチュートリアルみたいなイメージで聞いてしまった。おだンゴさんの「雑学」、このセリフだけで小さな人間の片方が得意気に何か披露していたんだとわかるし、そこに生真面目に入っていっちゃう女性のかわいらしさみたいなものもある。
予選B
お神輿を初めて見たカス外人「○○○」
・私の国には「トラック」というものがありまして(ハルマレ)
・また同じ目に遭わせてやろうか(タックスマン)
・いけ!そのまま駅に、ツコーメ!(キミテル)
・手見して 絶対キモくなってる(骨密度)
・Left! Right! Left! Right!
Hahaha…白人の言うことなら何にでも従うね
(タックスマン)
ハルマレさんが「初めて見た」のところをめちゃくちゃ気持ち良く拾ってくれている!このひとは何かの輸送手段だと思ったんだ。「初めて見た」お題は、既知の物を新鮮に捉え直すだけでもとても面白いと思っていて、その面白さが存分に発揮されている回答だと思う。これが「カス」にも沿っていると感じられるのは、日本に車が当たり前にあるし、それくらい知られていて当然だと自分が思っているからだろうなあとも思う。
このお題はちょっとタックスマンさんがとんでもなく強かった。「カス」の解釈を「強国(白人)としての驕りや日本への蔑み」に置いて、セリフの言い方や言葉選びで笑えるところに落とし込んでいてすごい👏🏻2答目に関しては回答の前半では「まあ優しいひとだったらそうなるよなー」と思ったから、そこからの落差が凄まじかった。
キミテルさんの回答、「外人」の時点できっとカタコトで笑わせる方向は見えていたと思うのだけれど、そのチョイスがやっぱりめちゃくちゃ上手い…… 言い方で可笑しさを、「そのまま駅につっこめ」でしっかりとカスな発想を確保しているところも上手いなあ。
骨密度さんの回答。「見せて」でなく「見して」なのも、気楽に話しかけている雰囲気をいっそう強めていて良いなあと思う。お神輿を目の前にして手のキモさに関心がいくの、かなり神事を蔑ろにしている。
「えいっ!」ってやると指からロケット花火を発射できる女の子と付き合ってたころの思い出
・(指をピストルみたいにしてこちらに向けて)付き合ってください(骨密度)
・バリン!って家の窓が割れて、今日は強いんだなと思ったら普通に石を投げられてた(キミテル)
・ディズニーランドではぐれたので上に発射してもらった(クマ牧場)
・種子島に行ってて、何するのかなと思ったら「うぇー!!!」って(ポーズを決めながら挑発)やって、逮捕されてた(タックスマン)
・結婚したら俺も出せるようになってて、名字依存だった(フスマ)
・自分のロケットパンチとどっちが飛ぶか競走した(クマ牧場)
骨密度さんの1答目、絵は単純なのだけれど出す本人がカッと目を見開いて、いわゆる「キマった目」だったのがいっそう面白かった!
キミテルさんの回答、花火云々から彼女の人間性へと焦点を一気にずらしていて面白いなあ。
ロケット花火をどう活かすか、ということでいうとクマ牧場さんの回答が気持ち良かった。ロケット花火は他の花火よりも「合図」の感じがイメージしやすいみたい。
タックスマンさんもキミテルさんの回答同様に彼女の人間性も個性的、というところに持っていっているのだけど、ポーズや表情のインパクトで一気に引きつけらてからの「逮捕」で物凄い強度になっていた。この彼女は逮捕されたあと一体どうなるんだろ…….
フスマさんの回答、こういう不思議な設定のお題ではどうしても「なぜ?」「どう成立する?」が頭の片隅にはあるので、その部分の意外な事実を教えてくれて面白かった。どうやったら名字依存で成立するのか、名字依存だとどんなことが起こるのか、ここを起点にしてまた色々と考えたくなる回答。
環境やその世界にまつわる意外性で言うとクマ牧場さんのパンチの回答も好きだった!別にお題では一言も「彼女だけが特殊」とは言っていないもんな。みんながそれぞれ何か出せる中で、彼女はロケット花火だった、という見方が急に立ち上がってくる。楽しい!
研究の結果、あなたを視ることで眼精疲労が和らぎ
視力が回復することが発表されたそうですね。
最近どんな感じですか?
・タカトシのトシと骨密度見ると生理が落ち着くな(骨密度)
・Twitterで定期的に自分の画像が流れてくる(ハルマレ)
・良いことのはずなのに、ニュースで報じられるとき目線入ってて意味わかんなかった(タックスマン)
・北海道に行ったんですけど、そこにあった顔はめパネルが行政の罠で、抜けなくなってしまった(フスマ)
このお題であの生理痛の都市伝説とすぐつながるんだ!?ととにかくびっくりした。お題としては「あり得ないことが起こっている」はずなのに、現実の近い例と組み合わされることで一気に「あり得るもの」の感触がしてきて凄い(実例も眉唾物ではあるけど)。横並びでこれ聞こえてきたら、自分の回答の方針にも影響しそう。
ハルマレさんの回答、このお題での1ウケだった。もしこんな効果があるなら、たしかに一般人でももう「公共のもの」みたいに見なされてしまいそうな気がする。みんなにとってプラスなんだからいいじゃん、という圧!良くないなー。卒アルの写真とか勝手に出されそう。怖い怖い。
逆に、広める側がプライバシーに配慮しようとしているのがタックスマンさんの回答。正しいのだろうけど、それなら目線じゃなくてモザイクとかが良いもんな。いやそうことじゃないか?これきっと報道される前に写真の使用許可は出しているだろうなーとか、その時点では目線が入るとは思っていないだろうなーとか勝手に膨らませてまた面白くなっちゃう。
フスマさんの回答、こういう公共の利益になりそうな人物は国の実験材料にされそう、というのを凄く上手にまとめてくれている。旅行という楽しい時間、その中でも特に浮かれていたり照れ臭かったりする顔はめパネル、その瞬間に捕らえられてしまうという、落差に共感したらより笑えてくる回答。かわいそうすぎる。
予選C
お坊さんたちがお経の腕を競い合う大会のワンシーン
・ファイヤーサンダー崎山(鉛のような銀)
・ダイジェストで10画面の坊主が出て来てめちゃくちゃ面白かった(せんだい)
※10分割された画面の絵回答
・アイツ耳がない!?まさか……
・「ここからは、本気で行かせてもらう」
ドサッ……ドサッ……(なにか重い物を外す)
「アイツ、あれだけの物欲を持ちながら……!!」
(椙田政高)
・あの!これ!誰への弔いでやってるんですか!(犬ドッグ)
・「それでは、審査委員長の池田先生よりご挨拶をお願いします」じゃあ日蓮宗ガン有利だろ(OGAKUZUZ)
・あれ?なんか全員俺の方見てる……いや俺死んでるんかい!(犬ドッグ)
鉛銀さん。こういう回答で外さずウケているのが本当にすごい。音とか響きへのアンテナが日頃からめちゃくちゃ鋭いのだろうか。せんだいさんの回答も爽快だった。大会のワンシーンって言われるとどうしても人同士の会話やお経を読む戦いの場面を切り取りたくなりそうだけれど、せんだいさんがお題の中に入り混み過ぎず、なり切り過ぎずに外から見ているから出せる回答だと思う。お題の中の登場人物からしたら当たり前の光景だろうし。OGAKUZUZさんはとにかく要素の調理が上手くて凄いなあ。坊主や宗教から連想されるもので、芳一を芳一って言っちゃうとちょっとわざとらしくなりそうだけど、名前を出さずに示唆したり。宗教の色が濃い回答で「ガン有利」ってくだけた言葉を使っていたり。意図してか自然にかはわからないけれどとても上手だなーと思う。犬ドッグさんは、途中からずっと「死者への弔い」と捉えていて面白かった。色々な意味合いがあるだろうけど、「死者に向けたもの」みたいに絞って考えるのも、回答を積み上げる上では有効なのかもしれない。
なんといってもここは椙田政高さんの回答が素晴らしかった。「実は本気を出していなかった」という戦闘マンガのあるあるを、「物欲」という要素と組み合わせて何段階も面白くしている感じがした。EOTタッグのキャベツさんの「画面が五分割されて……」の回答もそうだけど、比較的ストレートな要素をあまりにも上手く使われるとしばらく「あの要素はあの回答のもの」みたいに感じられるところがあり、私の中で「重りを外して本気を出す」はしばらく椙田さんのイメージになりそう。
「貴様を蝋人形にしてやろうか!」と言っても
若者は「蝋人形…?」とピンとこないようなので
最近のデーモン閣下は若者が多いときには
こんな決め台詞を言っているらしい
・ごめんね、わかんないよね、俺おじさんだからさ。
貴様を蝋人形にしてやろうか(犬ドッグ)
・貴様をエビちゃんにしてやろうか(水猫ラテ)
・吉長さん、吉長さんを……蝋人形にしてやろうか(犬ドッグ)
・「蝋人形の絵です」アボガド6の路線で行った(OGAKUZUZ)
・「貴様をTwitter ANNIVERSARY 8 にしてやろうか」
→立体の「8」の絵を出す
→「どうじでだよぉ〜!」
(鉛のような銀)
・お↑前を蝋人形にするのだ(OGAKUZUZ)
犬ドッグさんの「ごめんね」の回答、おじさんとしての諦めと開き直りがめちゃくちゃ面白かった。なぜか頭の中ですっぴんの閣下で再生された。水猫ラテさんのエビちゃんの回答、蝋人形の言い換えで思いついたとしたらかなり面白い。「かわいいけど表情が一種類しかない」とずっと言われていたモデルさん、というイメージ。「吉長さん」、個人を名指しにすることでそのセリフの重要度を上げようというの、かなり閣下が苦しんでやる工夫という感じがして、切羽詰まっている感があって面白い。もしくはひとりしか会場にいないと捉えても面白いし。
「蝋人形の絵です」「蝋人形にするのだ」OGAKUZUZさんは他にも大ウケがたくさんあった印象だけれど、原型というか「悪の存在からの脅し」という体が残っているこの2つが私は好きだった。若者を一括で見ずにさまざまな層に向けて対応策を練っている感じも面白かった……
鉛銀さんの「Twitter ANNIVERSARY」の回答もめちゃくちゃ面白かった!こんなのどうやって思いつくんだろう。なんで蝋人形の次がそれなんだろう。蝋人形→ろうそく→ANNIVERSARYのマーク??だとしてもヘンテコだしなー。ヘンテコなのに、なぜかスッと入って来る不思議。。
「健康ランド」という言葉を聞いてアホ山くんがイメージした光景
・大学いも(犬ドッグ)
・うんちを、褒めてくれる(せんだい)
・ポヨン♪ポヨン♪
トランポリンが、いっぱぁ〜い!(水猫ラテ)
・健康ランド……?
ごめんなさい今神奈月のこと考えてて!
(鉛のような銀)
・カラダぐぅ〜 ラクにな る(鉛のような銀)
・は、あ、健康ランドのこと考えながら健康ランドって言います!し、し、四文屋!(鉛のような銀)
・お風呂に入ったり、サウナに入ったりする自分(犬ドッグ)
・家より大きい(せんだい)
大学いもめっちゃ面白い 健康的で美味しいオヤツ
せんだいさんのうんちの回答も、いわゆる「アホ」のど真ん中で、かつなんとなくハッピーな感じもして面白かった。ハッピーな感じ、でいうと水猫さんのトランポリンの回答もそう。アホ山くんがアホだけど良い子なんだろうなあと思う。鉛銀さんの神奈月の回答はたしか見た瞬間に「なんで!」って言っちゃった。別に考えてもいいはずなのに、なぜか反射的に…… それでいうと「四文屋」もそう。なんで!となる。あとこの日から四文屋見る度に頭の中で鉛銀さんの「し、し、四文屋!」が再生されるようになった。
犬ドッグさんの正解しているアホ山くん、せんだいさんの「家より大きい」は出されたタイミングが素晴らしかったなー。
信じられないくらい予選ひとつひとつについて書くのに時間かかってしまったため、とりあえずここまでです。すみません。全部書いているみなさんは本当に凄い!!!
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