見出し画像

note047「企業研修トレーナーのためのインストラクショナルデザイン」/私の本棚(2)から

 みなさんこんにちは。「言葉のちから」という名のnoteを書いているmina@ことばの垣根をこえるひと です。このnoteにお越しくださったご縁に感謝いたします。

 今日は、「企業研修トレーナーのためのインストラクショナルデザイン」を取り上げます。著者はダン・チョンシー。2008年6月30日に初版第1刷りが大学教育出版から発行されています。副題には

トレーニングの科学ハンドブック

と書かれています。目次は次の通り。まえがき、序および謝辞のページはここでは省略します。企業研修に限らず、ある程度の人数を集めてセミナーを開く予定のある方々に役立つ情報が満載です。では、どうぞ。

はじめに
第1部 成人学習理論
第1章 成人教育論
第2章 なぜ成人は別なのか

ここでは、成人用の本のうち、いわゆるノウハウを示す本がよく売れる理由を説明しているように受け取れます。

たとえば、

・大人は学習しなければならない根拠を知る必要がある
・大人は経験的に学習する必要がある
・大人は問題を解くかたちで学習に取り組む
・大人はすぐさま生かせるものを題材にするといちばんよく学習が進む
・指導というものは、覚えこますのではなく、作業中心に進めるべきものである
・指導というものは、道筋をつくってまちがいをしたときに手を貸しながら、学習者が自分で答えを見つけるようにするべきものである

というように、項目を分けて理解し、進めていくものであると説いています。

第II部 学習心理学
第3章 行動主義
第4章 認知心理学
第5章 動機づけ
第III部 学習の土台
第6章 ブルームの認知段階
第7章 クラスウオールの感情面の段階設定
第8章 段階的学習目的を具体的に使う
第IV部 教授法
第9章  講義
第10章 間接教授法 
第11章 読書
第12章 自己管理型学習法
第13章 質問法
第14章 非指向型討論
第15章 誘導型討論
第16章 個別自由研究
第17章 体験学習
第18章 シミュレーション
第19章 事例研究
第V部 編成パターン
第20章 時間
第21章 空間
第22章 原因と結果
第23章 問題と解決 
第24章 賛成反対パターン 
第25章 テーマ区分 
第26章 編成パターンの組み合わせ
第VI部 教授者指針
第27章 授業編成
第28章 進行計画


あとがき



ここまでお読みいただきありがとうございます。

はじめましての方は、【自己紹介させてください】へどうぞ。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?