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お母さんは魔法使い

おかあさんはまほうつかい。

おいしごはんをだせる。

おいしいおやつをだせる。

かえってきたらおうちがきれいになってる。


おかあさんはまほうつかい。

ねむくないときはねむくなる。

かなしいときはかなしくなくなる。

さみしいときはさみしくなくなる。


おかあさんはまほうつかい。

ねつがでたらいつのまにかねつがさがってる。

おなかいたいときはなでなでしてくれるとなおる。

ちがでたら「ちちんぷいぷい」でちがとまる。


おかあさんはまほうつかい。

すごいな。

すごいな。

おかあさんはまほうつかい。

なんでもできるまほうつかい。



大人になって私はお母さんになった。

朝、昼、夜。ご飯を作る。

誕生日にはケーキを焼く。

誰もいない内に買い物に行き、掃除をして、洗濯をする。

熱が出たら眠るのもそこそこに看病をする。

ケガをしたら消毒をして絆創膏を貼る。

泣いたら泣き止むまで抱きしめる。

眠れないときは絵本を読む。

疲れても天使のような寝顔で癒される。

次の日も頑張れる。


お母さんは魔法使いじゃなかった。

お母さんは頑張るお母さんだった。

私がお母さんになって初めてわかった。


いつも私のために頑張ってくれてありがとう。


お母さんは私の教科書。

たくさん教えてくれてありがとう。


たくさん愛してくれてありがとう。


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