今週の水処理関連ニュース20200126
水処理とは関係ないけど、「イノベーションのジレンマ」(本来はイノベーターのジレンマ)の著者であるクレイトン・クレステンセン先生がお亡くなりになったそうです。まだ67歳との事。まだまだこれからの部分があったでしょうに。。。合掌
人間いつ死ぬかわからない。その日一日を悔いのないように生きているか?とスティーブ・ジョブズも言ってましたが、悩むくらいであれば、少しでも前進できるような日常を過ごしたいですね。
では今週のニュースです。
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しょっぱなからユルイ話題。この機械自体がどうこうではなく、この発想が大事かと。。。水って色んな所に使われるので、その用途に合わせて最適な水をユースポイントで調整できれば。。。たかがラーメンを作る工程でも何かイノベーションを起こせるかも知れません。
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あくまで活性炭処理なので、ランニングコストの問題が表面化してきたら止めちゃうでしょうね。。。大本である河川の浄化が進まないと、設備で何とかするのは限界かと思われます。
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クリプト対策はUVを採用したそうです。膜もUVもそれぞれメリット、デメリットがあると思うので、どちらが自分たちの環境にあっているか?をキチンと見極める技術力が必要になります。
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単純に水処理企業のBWT社がスポンサーに入っている。それだけで載せちゃった記事です。他意はありません。(笑)
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有機物由来の処理よりもアンモニア処理に必要になる酸素量は約4倍です。水処理関係者なら知っていると思いますが、ケルダール窒素の流入濃度変化は結構面倒なんですよね~。通常は流量調整槽での均一化を図ったりしますが、流入変動が予測できれば、水槽容量、ブロワ等、色々と省力化できそうです。
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素晴らしい技術!!
熱伝導率を効率化することを考えたら、水の化学特性だけでなく、物理特性まで考える。多面的に物事を捉えなければならないという良い事例ですね。
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こりゃ下水道に違法に放流した可能性が高そうですね。下水処理場では六価クロムが流入しないことが前提になっているので、その上流のメッキ工場でのトラブルが原因なような気がします。
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放熱部品にも純水が使われている!!
半導体の集積度が上がり、放熱が重要なファクターになりましたが、こんなところにも純水が使われるんですね。
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病原菌対策の抗生物質をつくるたびに耐性菌がでてくる。。。いたちごっこが続いていくという難しい現実。。。金はかかるが対策が必要とされるところです。
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水処理とは直接関係ないけど、中国企業の台頭が見られます。さて、非常に合理的な中国企業が半導体製造だけでなく、ユーティリティもイノベーションが出てきそうな気がします。
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半導体製造もイノベーションが起きてます。そもそも製造方法が異なると、水やガスのユーティリティのあるべき姿も変わるかも。。。
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今週はココまで。また来週~
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