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リモートワークでの雑談、3つのポイントを押さえればOK!

リモートワークしているみなさん、この一週間で何分間雑談しましたか?
以前と比較して減っていませんか?

私が2年前に自社へリモートワークを導入したときの経験を踏まえて、雑談が難しい3つの理由とその対策をお伝えします。少しでもみなさんのお役に立てましたら幸いです。

※この記事で言う雑談とは、主に業務に関係ない会話を指しています。業務に必要なコミュニケーションに関してはまた別の記事で書く予定です。

そもそも雑談は必要なのか

「べつに雑談なんていらない」
「話しかけられないほうが自分の仕事がはかどって良い」

そう思っているあなた、注意が必要ですよ。いずれも自分都合だからです。
もしかしたら、相手は雑談したがっているかもしれません。雑談を通して、あなたのことを理解したいと思っているかもしれません。

半年や一年単位で仕事をしてきて、すでに信頼関係が築けているチームであれば、雑談がなくても問題ないかもしれません。ただ、入社して間もない人がいる場合は雑談したほうが良いです。

想像してみてください。

あなたは転職して中途入社したばかり。知らない人に囲まれて仕事をしています。みんなリモートワークしていて、顔が見えないけど何となく忙しそう。仕事だから、最低限のコミュニケーションは取る。

ある日、仕事でミスして上司から怒られた。チームメンバーへの確認不足が原因だったが、初歩的なことで確認しづらかった。この会社に愛着あるわけでもないし、また転職しようかな。

これはあくまで例ですが、事実に基づいたフィクションです。

大切なのは、自分都合だけでなく、相手都合やチーム全体、もしくは会社全体で見たときに、雑談が必要かどうか考えることです。

ここから、本題であるリモートワーク環境下で雑談する3つのポイントについてお伝えします。

ポイント(1) きっかけの作り方

思い返してみてください。
オフィスへ出社しているとき、どのようなタイミングで雑談していましたか?

喫煙室、トイレへ向かう途中、ウォーターサーバでお水をいれている時、給湯室でお弁当箱を洗っている時、会議室から自席へ戻る時、、、
人によって様々かと思いますが、これらには共通点があります。それは、なにかのついでだということです。

リモートワークの場合、この"ついで"を作ることが難しく、意識して雑談のきっかけを作る必要があります。

では、プライベートで雑談が始まるのはどんなときでしょうか。

いきなり電話して、「今ひま?雑談したいと思ってさー」って電話かける人もいるかもしれませんが、どちらかというとLINEグループ等で誰かの投稿を皮切に雑談が始まったりしませんか?

これを仕事でも取り入れれば良いのです。SlackでもTeamsでも構いません。ビジネスチャットツールでグループを作って、雑談を始めるのです。誰も雑談を始めようとしないなら、あなたが始めれば良いのです。

雑談を始めても、誰も乗っかってくれない。
あるあるです。私の場合、雑談のネタ選びが悪かったのかなぁと自分のせいにして、翌日別のネタでトライしてみたりしています。
誰だって、興味のない話題には乗っかりづらいものですし、業務中ならなおさらです。雑談できる機会は無限にあるのですから、何度でもトライすることが大切です。そのうち誰かが助けてくれます。

ポイント(2) ツールに頼り過ぎない

リモートワークで雑談というと、ツールから探そうとする人が多いです。remoスペチャ等、様々なコミュニケーションツールが次々と登場してきていますよね。

私自身、新しいもの好きですし、どんどん試してみたくなります。でも、ツールはあくまで手段。ツールを変えたら雑談が盛り上がるというのは、一時的にはあっても、定常的に雑談が盛り上がるというのは稀ではないでしょうか。

例えるなら、盛り上がらない合コンは、お店を変えても盛り上がらないのです。

私の経験上、雑談専用のツールを用意するよりも、業務で利用しているツールを利用するほうが良いです。それは前章でも記載した"ついで"が生まれるからです。
雑談だけのために別のツールを起動しようというのは、必ず廃れます。めんどくさいからです。SlackでもTeamsでもZoomでも、普段業務で利用しているツールを利用するのがオススメです。

※コミュニケーションツールを変えることによって、業務がスムーズになったという事例は多々あります。あくまで、雑談に特化した話です。
※remoやスペチャは、オンライン飲み会等の意図的に作られた雑談の場には有効的ですよ。あくまで、日常の雑談における優位性の話です。

ポイント(3) パブリックなグループ → プライベートなグループ

あなたは職場内で嫌いな人はいますか?
誰しも、一人や二人は嫌いな人だったり苦手な人がいるのではないでしょうか。その人から声をかけられたらどうでしょうか。
雑談 = 休憩 のつもりが、かえって疲れる仕事の時間になるのではないでしょうか。

意図して作られた雑談グループには、あなたが苦手な人が含まれる可能性があります。もしくは、remoのように複数の雑談部屋や雑談テーブルのようなものをオンライン上に作っても、苦手な人に限っていつもいたりとか、話したい相手に限ってなかなかいなかったりしませんか?

業務で必要なコミュニケーションはオープンのほうが良いですが、雑談に限ってはクローズドなほうがオススメです。それは、心理的安全性が保たれるからです。

入社したばかりで雑談する相手がいない人向けにパブリックな雑談グループを用意しておくのは有効ですが、すぐに雑談相手を見つけて、プライベートなグループへシフトさせていくのを進めると良いです。
友達探しのような感じですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも雑談が活性化しましたら、スキしていただけると嬉しいです。

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