詩◆BIRTH DAY
誕生日
増えるのは
シミとシワと白髪とウソの数
誕生日
増えるのは……
ウンザリだ
数えたくネェ
でも 真実だ
ああ ウンザリ
2004年5月3日UP
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若かり日の誕生日に書いた短い詩ですが、当然これを書いた時にはシミもシワも白髪もありませんでしたよ。
いつか出来るんだろうなと想像して書きました。
17年過ぎた現在……はい、ありますよ、白髪はごっそり(ーー;)
シミはポチポチ(; ̄ー ̄A
シワだけはまだ大丈夫!( =^ω^)
『数えたくネェ』なんてきたない言葉使いですが、私は田舎の漁師町育ちなので凄く言葉がきたないんです( ̄▽ ̄;)
意識してきたなくならない様に日々努力はしてますが興奮したりするとダメなんですよね。
詩は感情を吐き出してるだけなので、自分の言葉そのもので書いてます。
ウソというのは当時作詞家目指して作詞していて「私が書きたいのはこんなんじゃないのに……」と日々葛藤していたのでそれで出てきた言葉なんです。
BIRTHDAYを書いたノート、同じページの横にもう一つ詩を書いてました。
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ウソツキ
ぼくはまたウソを吐く
誰かの心に たどり着きたくて
ただ そんだけで
ぼくはまたウソを吐く
知らない恋の詞(ウタ) 歌ってる
ぼくはウソ吐きだ
大ウソ吐きだ
最悪だ
大ウソ吐きヤロウ
…でも 真実なんて
なんて ブサイクなんだろう
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やさぐれてる感満載(笑)
私の葛藤の様がなんとなく判るかとf(^_^;
書きたくもないラブソングばかり書いてて違和感と自己嫌悪を抱くも、ありのままの自分の事を書くのも当然違う…そんな詩です。
まあ、冷静に考えて私は作詞家目指すべきじゃなかったんですよ。
だって、ヒットチャート上位に入ってるような曲には全く興味持てない私が、ヒットチャート上位目指す詞を書くなんて矛盾してるじゃないですか。
音楽大好きだし、音楽にいつも心を救われているから……でも、それとこれとじゃちょっと違う。
アーティストと作詞家は全然違うんでね。
自分の書きたいものではなく歌手に合わせ時代のニーズに合わせ書くのがプロの作詞家。
作詞家を目指す世界に飛び込むまでそれに気付かなかった愚かなワタクシでございます。
まあ、でも、苦しくもとても楽しい経験ではありましたので後悔はしてません✨
そして写真は家のすぐ近くに咲いてる桜です。
毎年、自分の誕生日頃には満開なんですが、今年は寒すぎてまだまだな感じです。
開花は早いとか言われてましたし、テレビに映ってる桜はキレイに咲いてましたけどね、家の近所は全然です。
外出時、コートは手放せないし手袋欲しいくらいだし……。
早くあたたかくなって欲しいなーf(^_^;