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あったかいsoup

ようやく…     ようやく…   寒さから脱出できるのでしょうか。
気温が上昇し、本格的な春の季節がやってくるのかも。

ここのところのお天気は落ち着きが見られず、雨が降るとひんやりした寒さを感じていました。雪さえもまだ春がやってくるのを拒んでいるかのように姿を見え隠れさせながら、私たちの着る服を悩ませていたのが、ついついこの前のことです。

体調管理に油断のできない季節の変わり時
先日、ふとあったかいスープが飲みたくなって寄り道したところ
Soup Stock Tokyo

そこには、soupに込められた思いやストーリーがあるのです。

「Soup for all!」の想い

その中で、気持ちが留まったのは…

・「たった一人」を大切に、「たった一人」に寄り添える存在でいたい。
・「誰かと比べられることがあっても、その素敵な個性をすり減らすことなく、生き生きと暮らしてほしい。」

「Soup for all!」の想い の中より引用

今までも何度か足を運んで食したことはありますが、気軽に飲めるsoupにこんな思いがあったとは、失礼ながら詳しく知ることもなく、美味しい!と思って、お腹を満たすだけの時間でした。

今回、私が選んだsoupはこちら

宮城県女川町の名産・さんまのつみれを、あご(飛魚)だしとさんま魚醤を使い和風スープに仕上げました。香ばしい焼き葱と柚子が香るとろろがアクセントのスープです。

・販売期間:2024年3月4日(月)~
※数量限定のため売り切れ次第、販売終了する場合がございます。
※商品一杯につき10円を令和6年能登半島地震で被災された方への寄付金と、もう10円を適正な価格でさんまを買い続けるために使わせていただきます。

「女川産さんまのつみれスープ」の<商品概要>より引用

「つみれが美味しそう」と思って、注文したのですが、こちらがただのsoupではなかったのです。
soupと一緒にトレーに乗ってきたのが、一枚のミニ説明書のようなもの。
「女川産さんまのつみれスープ」をご注文いただいた皆様へ
と書いてあります。
震災地である、女川町と能登半島に対する復興支援に向けた、Soup Stock Tokyoの取り組みについて、簡単に説明されていました。
その中で印象に残った言葉を並べてみます。
・発売から13年
・「あの時に何を想ったか」を見つめ直す大切な日
・大変な時こそ力は小さくとも気持ちに寄り添える存在が大切だということ
・今私たちにできることは何か

「女川産さんまのつみれスープ」は震災直後にもかかわらず、自慢のさんまを届けてくださった女川町の力強さのおかげで実現しました。それから十三年、前に進み続ける女川町と共にあったスープです。

注文とともに添えてあったミニ説明書より引用

なんと …
私がいただいのは、ただのsoupではなく、心まで温まるストーリーをもつ特別なsoupだったのです。soupに込められたさまざまな思いと繋がりがあって、私たちに届けられていることに感動しました。
もちろん、soupはとても美味しかったです ♪ (^^)

被災地以外のところでは、今私たちは普通に生活できています。
でも何気ない生活の中にも小さな想いや支えが、今回いただいたスープのように存在するのだと思うと、何だか大切なことに気付かされた気がします。

それは、お互い支え合いながら生きているのだということ。
今あることがとてもありがたいことであり、大切な時間なのだと。

災害は、いつどこでどうなるのか、予測はつかないもの。昨日まで、いえ、つい先ほどまで何事もなかったのに、突然変化してしまった状況の中で、私たちは何ができるのか。私が言葉で語れるほど簡単なことではないことも承知です。
ただ、私たち日本人には、「相手を思いやる心」「困難から立ち上がる強さ」を持ち合わせた性質があるように思います。

どんな小さなことでもいい、できることから少しずつ。
一人一人が、一人一人を大切に寄り添う気持ちで支え合えたら…

今回は、あったかいsoupを飲んで、心も温まる時間となりました。(^^)

被災地の復興が1日でも早く、訪れますように。
被災された方々の心身が、少しずつ安寧へと導かれますように。


♯スープ ♯あたたかい ♯思いやり ♯寄り添う ♯地震 ♯一人一人 ♯心温まる 
♯支え合う


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