六本木 蔦屋書店 映画

六本木 蔦屋書店の映画セクション“WATCH PLAN”です。 劇場公開作品を中心とし…

六本木 蔦屋書店 映画

六本木 蔦屋書店の映画セクション“WATCH PLAN”です。 劇場公開作品を中心とした、映画などの鑑賞ライフのご提案を行っております。 主な活動は、六本木 蔦屋書店の2階にあるオルタナティブギャラリーを拠点に店頭でのフェアを企画・運営・発信です。

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  • 六本木ホラーショーケース -ARTICLE-

    六本木 蔦屋書店映像フロアがお贈りするホラー映画紹介プログラム。 ホラー映画を広義でとらえ、劇場公開作品を中心にご紹介し、そこから広がる映画人のコネクションや文脈を紐解いていきます。

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【ダイレクターズ】2024年日本映画紹介企画【HOME】

突然ですが…… 映画は一体、誰のモノなのでしょうか? 総合芸術と呼ばれるほど多くの手がかけられるので、個人に所有を委ねるのはナンセンスと見る向きもあります。 観客が鑑賞することによって作品が完成するとも言えるでしょう。 勿論、誰にとっても正しい一つの正解がある問いではありません。 それが、映画です。 2024年の日本公開作品の展望 2024年が始まり、2020年代も中盤へと差し掛かりました。 コロナ禍という未曾有の事態からスタートした2020年代でしたが、完全に収まった

    • 【六本木ホラーショーケース -ARTICLE-】#021 新世代に恐怖を植え付ける『エイリアン:ロムルス』

      【六本木ホラーショーケース】 六本木 蔦屋書店映像フロアがお贈りするホラー映画紹介プログラム。 ホラー映画を広義でとらえ、劇場公開作品を中心にご紹介し、そこから広がる映画人のコネクションや文脈を紐解いていきます。 今回ご紹介するのは、『エイリアン:ロムルス』です。 『エイリアン:ロムルス』 2024 | 監督:フェデ・アルバレス オフィシャルサイト 皆さん、『エイリアン』という作品はご存じでしょうか? 1979年に製作されたSFホラーの金字塔的作品です。 そして、

      • 【ダイレクターズ】『大いなる不在』【HOME】

        【ダイレクターズ】 六本木 蔦屋書店 WATCH PLANがお送りする日本映画紹介プログラム。 2024年に公開される日本映画の中から、映画監督という切り口で厳選したオススメ作品を紹介していきます。 ダイレクターズ第十一弾は、7/12㈮公開の近浦啓監督『大いなる不在』です。 『大いなる不在』2023 | 監督:近浦啓 2024/7/12(金)より テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテ他 全国順次公開 オフィシャルサイト “不在”を語るストーリー 本作は近浦啓監

        • 【ダイレクターズ】『お母さんが一緒』【HOME】

          【ダイレクターズ】 六本木 蔦屋書店 WATCH PLANがお送りする日本映画紹介プログラム。 2024年に公開される日本映画の中から、映画監督という切り口で厳選したオススメ作品を紹介していきます。 ダイレクターズ第十弾は、7/12㈮公開の橋口亮輔監督『お母さんが一緒』です。 『お母さんが一緒』2024 | 監督:橋口亮輔 2024/7/12(金)より 新宿ピカデリーほか 全国公開 オフィシャルサイト 寡作の映画作家 映画界には寡作の映画作家と呼ばれる人たちがいま

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        【ダイレクターズ】2024年日本映画紹介企画【HOME】

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        • 六本木ホラーショーケース -ARTICLE-
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          【六本木ホラーショーケース -ARTICLE-】#020  『ザ・ウォッチャーズ』はシャマラン家に流れる血の濃さを表すのか?

          【六本木ホラーショーケース】 六本木 蔦屋書店映像フロアがお贈りするホラー映画紹介プログラム。 ホラー映画を広義でとらえ、劇場公開作品を中心にご紹介し、そこから広がる映画人のコネクションや文脈を紐解いていきます。 今回ご紹介するのは、『ザ・ウォッチャーズ』です。 『ザ・ウォッチャーズ』 2024 | 監督:イシャナ・ナイト・シャマラン オフィシャルサイト 今作は『シックス・センス』『ヴィジット』などで知られるM・ナイト・シャマラン監督の娘イシャナ・ナイト・シャマラ

          【六本木ホラーショーケース -ARTICLE-】#020  『ザ・ウォッチャーズ』はシャマラン家に流れる血の濃さを表すのか?

          【ダイレクターズ】『蛇の道』【HOME】

          【ダイレクターズ】 六本木 蔦屋書店 WATCH PLANがお送りする日本映画紹介プログラム。 2024年に公開される日本映画の中から、映画監督という切り口で厳選したオススメ作品を紹介していきます。 ダイレクターズ第九弾は、6/14㈮公開の黒沢清監督『蛇の道』です。 『蛇の道』2024 | 監督:黒沢清 2024/6/14(金)より 全国劇場公開 オフィシャルサイト 黒沢清監督イヤー 2024年は黒沢清監督の年です。 あえてこう言い切ってしまいたいと思います。 一

          【ダイレクターズ】『蛇の道』【HOME】

          【ダイレクターズ】『若武者』【HOME】

          【ダイレクターズ】 六本木 蔦屋書店 WATCH PLANがお送りする日本映画紹介プログラム。 2024年に公開される日本映画の中から、映画監督という切り口で厳選したオススメ作品を紹介していきます。 ダイレクターズ第八弾は、5/25㈯公開の二ノ宮隆太郎監督『若武者』です。 『若武者』2024 | 監督:二ノ宮隆太郎 2024/5/25(土)より 世界同時期公開 オフィシャルサイト New Counter Films第一弾作品 今作『若武者』はNew Counter

          【ダイレクターズ】『若武者』【HOME】

          【六本木ホラーショーケース-ARTICLE-】 #019 善意と悪意が交錯する気まずさが引き起こす『胸騒ぎ』

          【六本木ホラーショーケース】 六本木 蔦屋書店映像フロアがお贈りするホラー映画紹介プログラム。 ホラー映画を広義でとらえ、劇場公開作品を中心にご紹介し、そこから広がる映画人のコネクションや文脈を紐解いていきます。 今回ご紹介するのは、『胸騒ぎ』です。 『胸騒ぎ』 2022 | 監督:クリスチャン・タフドルップ オフィシャルサイト クリスチャン・タフドルップ監督の長編映画3作目となります。 監督はスサンネ・ビア監督作品などに出演したこともある俳優としてのキャリアもあ

          【六本木ホラーショーケース-ARTICLE-】 #019 善意と悪意が交錯する気まずさが引き起こす『胸騒ぎ』

          【ダイレクターズ】『悪は存在しない』【HOME】

          【ダイレクターズ】 六本木 蔦屋書店 WATCH PLANがお送りする日本映画紹介プログラム。 2024年に公開される日本映画の中から、映画監督という切り口で厳選したオススメ作品を紹介していきます。 ダイレクターズ第七弾は、4/26㈮公開の濱口竜介監督『悪は存在しない』です。 『悪は存在しない』 2024 | 監督:濱口竜介 2024/4/26(金)より Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、 シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』ほか 全国順次公開 オフィシャ

          【ダイレクターズ】『悪は存在しない』【HOME】

          【六本木ホラーショーケース-ARTICLE-】 #018 作品世界の歴史を辿り、恐怖が浮かび上がる『オーメン:ザ・ファースト』

          【六本木ホラーショーケース】 六本木 蔦屋書店映像フロアがお贈りするホラー映画紹介プログラム。 ホラー映画を広義でとらえ、劇場公開作品を中心にご紹介し、そこから広がる映画人のコネクションや文脈を紐解いていきます。 今回ご紹介するのは、『オーメン:ザ・ファースト』です。 『オーメン:ザ・ファースト』 2024 | 監督:アルカシャ・スティーブンソン オフィシャルサイト かつて1970年代に『エクソシスト』と共にオカルトブームを巻き起こした『オーメン』の前日譚となる作

          【六本木ホラーショーケース-ARTICLE-】 #018 作品世界の歴史を辿り、恐怖が浮かび上がる『オーメン:ザ・ファースト』

          【ダイレクターズ】『辰巳』【HOME】

          【ダイレクターズ】 六本木 蔦屋書店 WATCH PLANがお送りする日本映画紹介プログラム。 2024年に公開される日本映画の中から、映画監督という切り口で厳選したオススメ作品を紹介していきます。 ダイレクターズ第六弾は、4/20㈮公開の小路紘史監督『辰巳』です。 『辰巳』2023 | 監督:小路紘史 2024/4/20(土)より ユーロスペース他 全国ロードショー オフィシャルサイト 『ケンとカズ』の衝撃 小路紘史監督待望の新作『辰巳』が公開されます。 本作が

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          【ダイレクターズ】『毒娘』【HOME】

          【ダイレクターズ】 六本木 蔦屋書店 WATCH PLANがお送りする日本映画紹介プログラム。 2024年に公開される日本映画の中から、映画監督という切り口で厳選したオススメ作品を紹介していきます。 ダイレクターズ第五弾は、4/5㈮公開の内藤瑛亮監督『毒娘』です。 『毒娘』2024 | 監督:内藤瑛亮 2024/4/5(金)より 全国公開 オフィシャルサイト オリジナル脚本作品 『毒娘』は内藤瑛亮監督によるオリジナル脚本作品です。 オリジナルというモノが、どれほど

          【ダイレクターズ】『毒娘』【HOME】

          【六本木ホラーショーケース-ARTICLE-】 #017 様々なトレンドを取り込み新たな拡張の形を示した『変な家』

          【六本木ホラーショーケース】 六本木 蔦屋書店映像フロアがお贈りするホラー映画紹介プログラム。 ホラー映画を広義でとらえ、劇場公開作品を中心にご紹介し、そこから広がる映画人のコネクションや文脈を紐解いていきます。 今回ご紹介するのは、『変な家』です。 『変な家』 2024 | 監督:石川淳一 オフィシャルサイト この作品は、中々変わった成り立ちで映画へと辿り着いた作品です。 元々はオモコロというWebメディアで覆面ライターである雨穴さんが投稿した記事でした。 オモ

          【六本木ホラーショーケース-ARTICLE-】 #017 様々なトレンドを取り込み新たな拡張の形を示した『変な家』

          【六本木ホラーショーケース-ARTICLE-】 #016 『ボーはおそれている』を生み出したアリ・アスターとA24のホラージャンルにおけるポジション

          【六本木ホラーショーケース】 六本木 蔦屋書店映像フロアがお贈りするホラー映画紹介プログラム。 ホラー映画を広義でとらえ、劇場公開作品を中心にご紹介し、そこから広がる映画人のコネクションや文脈を紐解いていきます。 今回ご紹介するのは、『ボーはおそれている』です。 『ボーはおそれている』 2023 | 監督:アリ・アスター オフィシャルサイト 『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』で一躍新世代のホラーを代表する存在となったアリ・アスター監督。 その新作が待望の日本

          【六本木ホラーショーケース-ARTICLE-】 #016 『ボーはおそれている』を生み出したアリ・アスターとA24のホラージャンルにおけるポジション

          【コラム】前哨戦から読み解く第96回アカデミー賞

          アメリカ・ハリウッドで第96回アカデミー賞授賞式が日本時間の3/11㈪に行われます。 そもそもアカデミー賞ってどういうものなの? 国際映画祭とゴッチャになりがちですが、大きな違いは作品が既に公開されているか否かです。 映画祭はプレミアと呼ばれる初公開をステータスとしています。 ワールドプレミア、インターナショナルプレミア、アジアプレミアなどなど。 カンヌ、ベルリン、ヴェネチアなど権威ある国際映画祭では殆どが世界初お披露目の作品が並びます。 一方、アカデミー賞はその一年、ア

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          【六本木ホラーショーケース -ARTICLE-】#015 世界に打って出る『みなに幸あれ』

          【六本木ホラーショーケース】 六本木 蔦屋書店映像フロアがお贈りするホラー映画紹介プログラム。 ホラー映画を広義でとらえ、劇場公開作品を中心にご紹介し、そこから広がる映画人のコネクションや文脈を紐解いていきます。 今回ご紹介するのは、『みなに幸あれ』です。 『みなに幸あれ』 2024 | 監督:下津優太 オフィシャルサイト こちらの作品は、KADOKAWAが主催したホラー映画のコンペティション“日本ホラー映画大賞”から生まれました。 第一回に応募された同名の短編映

          【六本木ホラーショーケース -ARTICLE-】#015 世界に打って出る『みなに幸あれ』