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フェイスブック設営の「最高裁判所」の「判事」が決定


Facebookはザッカーバーグ氏を超越する権限をもつ独立委員会を設置し、委員二十人を選定した

Facebookが新たに設置した独立委員会はFacebookのポリシーや掲載されるコンテンツを監査し、FB社の既存の決定に対する不服申し立てを聞くことができる独立した機関であるOversight Boardの最初の20人のメンバーを公開した。理論的には、Facebookから独立した組織であり、権限の範囲であればCEOのマーク・ザッカーバーグの決定ですら覆すことができるという。

どの範囲まで監査できるのか?

ザッカーバーグが最初にこの計画に言及したのは昨年。このグループの背後にある問題意識は、ポリシーの決定やコンテンツの修正においてFacebookの上層部を覆すことができるようになるというものだ。メンバーは全部で40人で、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーで構成されており、誰一人としてFacebookの従業員ではない。1億3,000万ドルの独立した信託によって資金が提供され、Facebookとは独立に運営される。ボードは、5人のパネルでケースを聞き、最終的な裁定を行うという。SNS上での最高裁判所のような役割を果たす。 法律に違反する可能性がない限り、Facebookはこの委員会の決定を実装する必要があるという。 

委員会のメンバーは?

これまでに選ばれた人たちは、Facebookによるとデリケートな社会状況を判断するのに適した学位や資格を持っているという。国籍も様々でデンマークの元首相、ノーベル平和賞やピューリッツァー受賞者、国際擁護団体のメンバー、複数の法学部教授などで構成されている。リストは以下からみれるが、日本人ユーザーを想定しておらず英語だ(本当やる気あるのかな?)。



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