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「アフリカのアマゾン」Jumiaで内部不正が発覚

アフリカのアマゾンと呼ばれる企業Jumia Technologies AGの内部で不正があったという。同社はすでにニューヨーク証券取引所に上場しており、大きな赤字を出しながらもアフリカというEC未開の地のポテンシャルを背景に評価されてきた。アフリカのアマゾンと書いたがJumiaの本社は実はアフリカ大陸にない。本社はベルリンに置き、ドイツのスタートアップインキュベーターであるロケットインターネット(Rocket Internet)など欧州大陸のVC、事業会社などからおもに資金提供を受けて成長してきた。資本もHQもアフリカでないのでアフリカのスタートアップではないとよく皮肉られている。しかし欧米の投資家からすると現地のアフリカ企業に適切に投資し管理するリスクを犯すよりも、ドイツにあるアフリカEC企業に投資するほうが理にかなっているともいえる。しかし今回そんな「安全な」はずのアフリカスタートアップに不正がみつかったという。今回不正がみつかったのはベルリン本社ではなく同社のナイジェリア部門Jumia Nigeriaだが、アフリカでのビジネスの難しさを物語っている。同社によるとナイジェリアの第一四半期の売り上げの4%程度が不適切な取引であったという。




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