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【WATCHA独占配信中の映画】新型コロナウイルスが世界に広がった2020年、トランプ政権下のアメリカで何が起きていたのか!? 非常事態下の驚くべき政治腐敗とアメリカの闇を暴露する日本初上陸のドキュメンタリー映画『無責任大統領と17人の告発』がWATCHAで独占配信!

アカデミー賞受賞歴もあるアレックス・ギブニー監督が、新型コロナウイルス感染が広がる中、決死の覚悟で17人の告発者たちの証言を集めて製作した驚愕のドキュメンタリー。WATCHAで独占配信中!!

まずは気になる「予告編」から──

①トランプ政権下で何が起きていたのか?17人の告発者が暴露するスキャンダラスなドキュメンタリー

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2020年、新型コロナウイルスが世界に蔓延し、人類の英知を結集してもその勢いを止める術はありませんでした。日本でも緊急事態宣言が発出される中、多くの人が命を脅かされ、職を失い、出口の見えない生活を余儀なくされ、いまだに完全終息とは言えない状態が続いています。
そんな中、世界一の経済大国アメリカは、新型コロナ感染拡大によって世界一の死亡者数を出す事態になりました。「なぜこんなことになったのか?」本作はその問いを正面から追及しています。
この作品は、アメリカのずさんな新型コロナウイルス感染対策とその裏側にあった政治の腐敗を告発するドキュメンタリーです。

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オバマ政権で感染症対策に携わっていた専門家、治療の最前線に立つ医師、トランプ政権の発言や各国の感染対策を取材していた報道機関の記者、医療用防護具の供給に携わっていた人たちなど、17人の人々の告発によって、トランプ政権が行った驚くほどずさんな対応が明らかになっていきます。
特に、全編にわたって登場しているBARDA(米国生物医学先端研究開発局)の当時の局長で、感染対策の最前線で働いていたリック・ブライト博士が、早くから政府に対策を提言していたにもかかわらずことごとく無視され、必死でマスコミに内情を告発した後に、職務を解任されたと語る姿は、政治的腐敗と現実社会の非情さを如実に表していました。
マスクの供給を政府に働きかけていた医療用防護具製造メーカー副社長の「政治家による人災」という発言のとおり、ウイルス感染によるアメリカの死亡者数は、もっと抑えられていたかもしれません。

②アカデミー賞受賞歴を誇るドキュメンタリー作家、アレックス・ギブニー監督の真のメッセージとは?

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このドキュメンタリーでプロデューサー、監督、脚本を務めるのは、米兵によるアフガニスタン人拷問死事件を描いた『「闇」へ』で、2008年の第80回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したアレックス・ギブニー監督です。
本作について、ギブニー監督はこう語っています。「コロナ禍でのトランプ政権の無能さと政治腐敗を目の当たりにし、この映画の製作を行わなければならないと思った。当時トランプ大統領は2020年2月7日の時点で新型コロナウイルスの脅威を認識し、彼自身も “死に至るウイルス“と表現していた。しかしそれを封じ込めることをせず、感染拡大を意図的に無視していたのだ。さらに彼は“まるで奇跡のように消え去るだろう”とも発言した。これはほぼ過失的犯罪である。」
このギブニー監督のコメントと同様に、実は本作の原題にも痛烈な批判が込められています。原題『Totally Under Control』は、本作にも登場するトランプ元大統領の無責任な一言「(新型コロナウイルスを)完全に制御できている」を引用した皮肉たっぷりのタイトルです。

③ダイヤモンド・プリンセス号の映像も!当時を振り返る記録映像としても貴重な一篇!

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WATCHAでも配信中のマイケル・ムーア監督作『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』『キャピタリズム ~マネーは踊る~』など、これまでも数多くの印象深いドキュメンタリー映画が製作され、そのストレートな切り口と、歯に衣着せぬメッセージ性は、日本でも人気を集めています。
ドキュメンタリーの面白さは、興味を引くテーマ、綿密な調査、そしてそれを裏付けるための地道な取材、さらに視聴者を飽きさせない構成にあると思います。

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本作も、2020年から始まったパンデミックを時系列で追いながら、多方面の関係者からのインタビューと実際の記録映像で巧みに構成され、全く退屈せず約2時間があっという間に終わりました。
中盤で、横浜港に寄港したダイヤモンド・プリンセス号の様子も登場しますが、当時、自分も含めて多くの日本人が、対岸の火事のように思っていたころが思い出され、感慨深く見入ってしまいました。
また、告発者たちの証言によって明らかになった数々の事実に驚き、あきれ、さらには恐怖すら覚えましたが、この事実を風化させず、過去の教訓として未来に生かしたいという製作者や告発者たちの命懸けのメッセージを、私たちは真摯に受け止めなくてはならないと感じました。
この困難な時代に生きる私たちが、絶対観るべきドキュメンタリー映画の誕生と言えるでしょう。

【作品情報】
『無責任大統領と17人の告発』視聴はこちらから

TotallyUnderControl_tate_thumb_W独占バッジあり

STORY
中国武漢から発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、徐々に世界に蔓延し、映画の中の出来事だったパンデミックが現実となった。2020年、世界各国が水際対策や検査の拡充でウイルスを封じ込めようとしている中、アメリカでは死亡者数が突出した。本作は、世界一の経済大国が、未曾有のパンデミックから分断と混乱に至った影に、実はあきれるほどずさんなトランプ政権の対応があったことを容赦なく告発している。
『「闇」へ』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したアレックス・ギブニー監督は、感染症の専門家や医療関係者など17人の証言をもとに、当時の腐敗した政治の裏側で不正が横行し、失策によって多くの人が命を失った事実をスキャンダラスに暴いている。科学的根拠を無視し「完全に制御できる」と言い張る無責任な大統領。そして彼に追従する汚職まみれの政治家たち。トランプ政権下に起きたパンデミックの裏側とアメリカの闇を暴露する渾身のドキュメンタリー。

★『無責任大統領と17人の告発』配信中!
ドキュメンタリー | アメリカ | 2020年 | 2時間3分

◎定額見放題のWATCHAでは「初回1ヶ月間無料体験」で楽しめます。


【お知らせ】
これまでnoteにて「WATCHAで観られる新着映画」「WATCHA独占配信作」など多くの作品をご紹介してまいりましたが、2022年7月4日をもちまして「休刊」させて頂くことになりました。大変ありがとうございました。

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