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【WATCHA独占配信】「日本初公開の韓国映画」がWATCHAに続々とやってくる!!

これまで日本で劇場公開されなかった韓国映画の隠れた名作傑作の数々が、ついにWATCHAで独占配信!
人気俳優の共演によるドラマやコメディ、見応え満点のサスペンスやホラーなど、合計11タイトルの豪華ラインナップをご用意し、配信第1弾は7⽉14⽇(⽔)から6作品を、第2弾は7⽉28⽇(⽔)から 5 作品をお届けします。
そこで今回は、
「ラインナップ予告編」と7⽉14⽇(⽔)配信開始の6作品の「見どころ」をご紹介!
(一部、DVD発売作や劇場公開作などが含まれます。)

『BLEAK NIGHT 番人』 

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男子高校生3人の日常を通して明らかになっていく〝青春の光と影〟を、リアルなタッチで綴った衝撃作!
好き放題してきた思春期に終わりが近づき、何となく大人びていく周囲の仲間たち。ほんの少しのボタンの掛け違いで関係性がズレてしまうところが友情の難しさ。グループのリーダーだったギテは気づけばひとり孤立し、苛立ちや不安から〝死〟を選択してしまうのです。
被害者は死んだギテで、加害者は彼に背を向けた親友たちだろう、という単純な判断ができないところが本作の醍醐味。「現在」と「過去」を行き来しながら、ギテの知られざる一面や親友たちの隠された本心が一枚一枚はがされていき、死の真相に近づいていく展開は異様なほどスリルがありました。
青春はキラキラした瞬間ばかりではないし、イタい思い出のほうが忘れられなかったりします。永遠の絆を信じていたギテの一言「何をどこから間違えてしまったのだろう...」という、後戻りも前進もできなくなってしまった焦燥感が深く心に刺さります。
脚本も手がけた監督ユン・ソンヒョンは、韓国映画アカデミー主催のコンペで応募総数2千通から選ばれて本作を製作した偉才。無名だったイ・ジェフンを主役に抜擢し、ともに「第32回青龍映画賞 新人監督賞・新人男優賞」「第48回大鐘賞 新人監督賞・新人男優賞」ほか多くの賞を獲得しました。また、今や若手実力派と呼ばれるパク・ジョンミンの長編映画デビュー作としても要注目です。
派手さはないのに全編にわたって激しいパンチを食らったような深い余韻に包まれ、味わったことのない熱量が感じられる秀作です。
【作品情報】
★『BLEAK NIGHT 番人』視聴はこちらから! 
男子高校生の突然の死。父は息子の親友たちを訪ね、死の真相を探り始める。無邪気に育んだ友情。未熟さから生じた誤解。少年たちの絆はささいな出来事でバランスを失っていく──
監督 ユン・ソンヒョン
出演 イ・ジェフン、 ソ・ジュニョン、 パク・ジョンミン
1時間57分 | ドラマ · ティーンエイジャー | 韓国 | 2010年
※DVD商品あり

『2階の悪党

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最高のスターの顔合わせによる、練りに練られたエキサイティングなシチュエーション・コメディ!
『監獄の首領』『ベルリンファイル』など近年では渋い男のイメージが強いハン・ソッキュが窃盗犯に扮し、コテコテのコント演技をしてくれるだけでも嬉しみが深いのに、エンディングテーマも自ら歌うという大サービスぶり。目的を果たすために家主を誘惑し、ダマすはずの母娘を本気で心配し、そうかと思えば地下室に閉じ込められアタフタしてしまうドジすぎる悪党をクソまじめに演じるハン・ソッキュは大爆笑ものです。
美人女優キム・ヘスは窃盗犯と知らずに部屋を貸した美貌の未亡人役。ヒステリックなマシンガントークを繰り出しつつ、生活に疲れ果てた女性像を好演し「第32回青龍映画賞 人気スター賞」に輝きました。
二人は『ドクター・ポン』以来2度目の共演なので、演技指導をする必要がなかったと監督が明かすほどバツグンの呼吸。演技をビシッとキメすぎず〝抜け感〟が効いているところが映画的にはとても面白く、狙ってもなかなかできない独特のセンスが感じられます。
また、軽快なタッチで犯罪を描きつつも、日々の重圧からくる心の病との葛藤、容姿に対するネットの誹謗中傷、財閥二世が起こす不祥事、老いや孤独の問題など、今も色濃く残る世相を盛り込んだ点に共感が持てました。
K-POPファンの方々は、U-KISS時代のフレッシュなドンホ君の映画初出演シーンをお見逃しなく!
【作品情報】
★『2階の悪党』視聴はこちらから!

娘と暮らす未亡人ヨンジュは生活苦のため2階の空き部屋を貸すことに。入居してきた作家チャンインは、母娘が外出するや1階に侵入。彼はこの家に眠る「お宝」を必死に探す悪党だった!!
監督 ソン・ジェゴン
出演 ハン・ソッキュ、 キム・ヘス、 ジウ
1時間55分 | コメディ · サスペンス | 韓国 | 2010年

『サンセット・イン・マイ・ホームタウン』

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『BLEAK NIGHT 番人』で多感なティーンエイジャーを熱演したパク・ジョンミン主演作!
『空と風と星の詩人~尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯〜』で新人男優賞を総ナメにした彼が、1年間ラップの練習を重ねて挑んだ本作でも、見事「第19回釜山映画評論家協会賞 主演男優賞」を獲得しました。
アルバイトで食い繋いでラップに青春をかけてきたのに、オーディション番組では6年連続予選落ち。疎遠だった父親の入院先に駆けつけるも親子関係は悪化し、警察官に詐欺師に間違えられてブチギレ寸前の主人公ハクス。
夢に向かって情熱を燃やすハクスの成長する姿を見守りつつも、故郷で巻き起こるドタバタ群像劇や、高校時代の黒歴史の数々がテンポよく展開し、話が進めば進むほど面白さがどんどん増幅されていきます。ラップに取り組むハクスの真摯な姿は文句なくカッコよく、過去の自分を乗り越えようとする奮闘ぶりに感動しました。
エンドクレジットでは、主役も悪役もチョイ役も出演者たちが一堂に会し、遊び心満載のフィナーレで最後の最後まで楽しませてくれるという粋な計らい。映画の楽しさをこれでもかと詰め込んでくれるサービス精神は嬉しいですね
主演パク・ジョンミンと、TVドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」の女優キム・ゴウンの相性もバツグンで、二人の親しみやすい笑顔に癒されます。ハクスが書いたポエム「僕の故郷は貧しくて、見せられるものは夕焼けしかない」という言葉の通り、美しい夕焼けシーンもぜひ堪能してくださいね。
【作品情報】
★『サンセット・イン・マイ・ホームタウン』視聴はこちらから! 

人気ラッパーになるため青春を捧げるハクスは、父の入院を知って帰省。失恋や喧嘩の思い出が蘇り、会いたくない友人ばかりと再会。そこには彼に片想いしていた幼馴染ソンミもいた。
監督 イ・ジュンイク
出演 パク・ジョンミン、 キム・ゴウン、 チャン・ハンソン
2時間3分 | ドラマ | 人生 | 韓国 | 2017年

『ドクグ 〜スタンド・バイ・ミー〜』 

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おじいちゃんと孫二人、そして優しい隣人たちが織りなす笑いと涙と感動のヒューマンドラマ!
韓国映画や韓流ドラマ好きなら何度もお目にかかっている国民的おじいちゃん俳優イ・スンジェが、60年を超える俳優人生において作品への惜しみない敬意を表し、ノーギャラで主演したという話に鑑賞前から感銘を受けてしまった私です。
キムおじいちゃんには大切な宝物がありました。両親のいない孫のドクグとドクヒです。死を意識し始めたおじいちゃんと、何も知らない無邪気な孫の兄妹、という設定だけで涙腺がゆるゆるします。
自分の死後、世に残される孫たちのために〝特別な贈り物〟を用意しようと奮闘するのですが、何をするにもお金がない!仕方なく「必ず死ぬと約束するから、死亡保険の前借りをさせてくれ」とムチャ振りするおじいちゃんが微笑ましくもあり、「何があってもお前たちのおじいちゃんだ」と孫たちに最大限の愛情を注ぐ姿に何度も胸が熱くなりました。
1,000人以上のオーディションで選ばれた子役チョン・ジフンも、あどけない妹役のチャン・グァンも素の演技が上手すぎて、号泣シーンはガチで泣いているとしか思えません。つられて私たちも思わずもらい泣きしてしまいます。
誰にでもいつか訪れる老いを真正面から見つめつつ、素直な気持ちで〝家族のありがたみ〟を再認識できる感動作。大切な人の存在を心に思い描きながら、心から笑って心から泣ける純度の高い名作です。
【作品情報】
★『ドクグ 〜スタンド・バイ・ミー〜』

幼い二人の孫を独りで世話する70歳の祖父は、病に冒され死期が近いことを悟る。自分の死後、孫が幸せに生きていくには何をしたら良いのか?その答えを探す人生最期の挑戦が始まる!!
監督 パン・スイン
出演 イ・スンジェ、 チョン・ジフン、 チャン・グァン
1時間31分 | ファミリー · ドラマ | 高齢者 | 韓国 | 2017年 

『アリス:ワンダーランドから来た少年』

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1979年に韓国で実際に発生した乳児の身に起こった事件にインスピレーションを受けて監督が書き下ろした、夢と現実が共存するような不思議な世界を舞台にした純愛ファンタジーホラー!
森の奥に建つコテージ「ワンダーランド」に住み、ただ一人の女性ヘジュンを待ち続ける神秘的な少年ファン。そこへ〝なくした記憶〟を探すヘジュンが訪れます。待ち焦がれていた彼女との〝再会〟を喜ぶファンは彼女に「抱きしめて」とおねだりし、「名前を呼ばれると嬉しい」と言っては一筋の涙を流すほど、この世で最もピュアな心を持つ子供のようなキャラクターです。
演じているモデル出身のイケメン俳優ホン・ジョンヒョンは、そんなイメージにピッタリな繊細さをナチュラルに表現。花で編んだ冠を彼女に被せてあげたり、指を絡ませた添い寝やお姫様抱っこ、ギターの弾き語りまでしてくれる数々の萌えシーンは必見です!澄んだ空や暖かな日差し、美しい花畑と舞い踊る花吹雪。映し出される大自然の風景も幻想的で、BGMのピアノの旋律とも良くマッチしていました。
二人の会話に登場する物語「ピーター・パン」と「不思議の国アリス」が謎を解き明かすヒントの一つになっています。ファンは子供の心を持つピーターパン、ヘジュンは白ウサギを追って森に迷い込んでしまったアリス。果たして二人はどのような関係で、彼はなぜ彼女を慕っているのでしょうか...?
この世とあの世の狭間に存在しているワンダーランドで起きた過去の真実が明らかになった時、あまりにも哀しい運命に誰もが衝撃を受けることでしょう。
【作品情報】
★『アリス:ワンダーランドから来た少年』

悪夢に悩まされるヘジュンは幼少期の記憶を辿るため、家族と暮らした別荘「ワンダーランド」を訪れた。彼女を知っているという少年ファンに出迎えられ、神秘的な現象が起こり始める。
監督 ホ・ウンヒ
出演 ホン・ジョンヒョン、 チョン・ソミン、 チョン・ヨンジュ
1時間55分 | ファンタジー · ラブロマンス | 記憶喪失 | 韓国 | 2015年

『大人図鑑』

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2歳で母が家出し、14歳で父を病気で亡くした少女キョンオンは、前向きに生きようとする頑張り屋さん。一方、借金まみれの叔父ジェミンはキョンオンが赤ん坊の時に会ったきりなのに、今頃になってやたらと「血のつながり」を強調。亡き兄の保険金を狙い、姪の保護者に立候補する悪知恵だけは人一倍働く詐欺師なのでした。
あまりにも早く大人にならざるを得なかったしっかり者の姪っ子と、いまだに大人になりきれていないクズな叔父。実年齢と精神年齢とが逆転したデコボコな二人を対比させ、離れたくても離れられない血のつながりがバディムービーの面白さを際立たせます。
IQ143の頭脳を持つキョンオンは、信用できない叔父が寝ている間に、身分証明書や携帯電話のデータをバックアップするナイスプレイ。キョンオンを相棒にして詐欺で儲けたい叔父は「未成年者なら犯罪で捕まっても100時間の社会奉仕で済む」と独自の理論をまくし立てるなど、テンポの良いバトルが程よい味付けになっていて、全く飽きさせません。
強烈なインパクトを残した『密偵』で「第53回 大鐘賞映画祭 助演男優賞」に輝いたオム・テグは、『コインロッカーの女』『隠された時間』でも複雑な役柄を演じることが多かったのに、本作では急に自分の殻を破ってコミカルでハジケた役に初挑戦。話術と料理の腕前はピカイチで、足りないのは人の心だけという型破りな詐欺師を嬉々として演じ、本当に酔っ払っていたという宴会シーンを筆頭に、陽キャラが良く似合っていました。6歳で演技デビューした名子役イ・ジェインは、撮影時は12歳の小学生にして14歳の中学生を好演。〝演技の天才〟と呼ばれるストレートで力強い演技力は大人顔負けです。
「第19回全州国際映画祭 最優秀アジア映画賞」に輝く本作は、これまでにない爽快感を運んでくれる誰もが気軽に楽しめる傑作クライムコメディです。
【作品情報】
★『大人図鑑』視聴はこちらから! 

母は家出、父は病死。孤独な14歳少女の後見人になったのは、遺産目当ての詐欺師の叔父。「父娘を装って詐欺で稼ごう」と誘う叔父を軽蔑する少女だったが、なぜか離れられない存在に...。
監督 キム・インソン
出演 オム・テグ、 イ・ジェイン、 ソ・ジョンヨン
1時間32分 | コメディ · ドラマ | 淡々とした | 韓国 | 2017年 

【次回7⽉28⽇(⽔) WATCHA新配信ラインラップはこちら!】(五十音順)
『ウィ・アー・ブラザー︕』 (2014年/102分/コメディドラマ)
監督:チャン・ジン 
出演:チョ・ジヌン、キム・ソンギュン

『奇跡のジョッキー』 (2011年/133分/ドラマ)
監督:イ・ファンギョン 
出演:チャ・テヒョン、キム・スジョン、ユ・オソン、パク・ハソン
※DVD商品あり

『最後の約束』
(2007年/104分/ドラマ)
監督:キム・ジンソン 
出演:キム・ヘス、リュ・スンリョン

『動画をクリックしただけなのに』 (2012年/93分/ホラー)
監督:キム・テギュン 
出演:パク・ボヨン、チュウォン
※DVD商品あり

『私の⼩さなピアニスト』(2006年/108分/ドラマ)
監督:クォン・ヒョンジン 
出演:オム・ジョンファ
※日本劇場公開作・DVD商品あり・配信実績あり(現在終了)

◎定額見放題のWATCHAでは「初回1ヶ月間無料体験」で楽しめます。


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