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マイクロブランドに惹かれて~導入編~

こんにちは。ラッコです。

私は昨年4本のマイクロブランド(czapek, moritiz grossmann, formex, ophion)(モーリスラクロアは2年前に購入) を購入し、ずぶずぶと沼にはまっておりますが、そもそもなんでこんなにハマってしまったのかというのをつらつら書いていきたいと思います。

マリーンとの出会い(2021春)

時を戻すこと2021年の春、ロレックスやチューダーといった、いわゆる定番な時計に惹かれてましたが、段々と高額なモデルも気になり、色々見ているうちに行きついたのがブレゲでした。5大ブランドにも数えられるブレゲ、その中でもWGのスポーティなモデル、マリーンに劇惹かれておりました。価格はなんと340万円。た、高い。。。

ブレゲマリーン 5517BBってやつですね。参考リンク(アンダーバーの文字クリックすると飛びます)張っておきます。(画像の引用の仕方がわからない。。(笑))

そもそも高級時計の高級たるゆえんってのは、当時はあまりわかってなかったです(今もあんまりわかっていませんw)が、マリーンに関しては、文字盤のキラキラ感、そして波をイメージさせるギョシェ、そして名前通りの美しい青色がすごくカッコよく、金額にも納得の魅力をなぜか感じていました。特筆すべきは、ブレゲというブランドの歴史的な背景。かのマリーアントワネットやナポレオンも顧客リストに名を連ねていた、時計の歴史を200年早めたとかなんとか。

ブレゲ銀座ブティックへの来訪

ネットで調べても我慢ができなくて額に緊張で汗を浮かべながら、訪れたのは銀座のブティック(ニコラスGハイエックセンター)。まるで宝石を飾っているかのような美しいショーケースが並んでいる店内は、5大ブランドという敷居の高さを感じました。ただ、店員さんは非常に優しくこんな若造にも、とても丁寧に、モデルや機械の説明をしてくれました。今でもすごく印象に残っています。そして、実物マリーンは本当にため息がでるほど美しかったです。文字盤や針の繊細なつくり、ギョシェはキラキラと当たる光の角度で表情を変える。金無垢時計独特のずっしりとした重さ。操舵をイメージしたローターがクルクルと周り、その奥には美しく仕上げられたムーブメントが覗いていたのを、今でもしっかりと覚えています。興奮冷めやらぬといった感じでその日は家に帰りました。

さてさて、とはいえ、300万オーバーです。間違ってもヒラのリーマンには買えるわけありません。60回無金利払い、並行店での購入。そんなことも考えていましたが、そもそもWGの金無垢モデルです。WGとなれば、目立たないとはいえ、おいそれと、普段から使えるというわけでないかな、、、、という懸念もありました。

マイクロブランドとの出会い(OPHION)

そんなこんなで、手ごろな時計で惹かれるものはないかなとネットを調べていたところ、目に留まったのはOPHIONというブランド。

OPHION velos(べロス)786

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どうやら40万程で買えるのだろうか。ロレックスやチューダーのようなスポーツモデルは巷には溢れているようだし、こういったブレゲ味のあるクラシカルな時計も良いかな、とはじめは思っていました。

特に、ティアドロップラグといわれる特徴的なラグをはじめとし、インデックス含め全体的な丸みのあるフォルムの中に鋭く光る針。モデル名のvelos(べロス)とは槍のことらしいですが、この特徴的な針含め古典的?丸くてかわいい?美しい?とにかく、どことなくクラシカルで、上品な雰囲気をしていて一気に好きになりました。その中でも気になるのは、このブレゲ数字のインデックスです。上述のブレゲに見られる特徴的な丸みのあるアラビア数字。それが購入した方のSNSとか見てると、このモデルではエッジキレキレで表現されてるじゃないですか。むむ、この緩急のつけ方好き、っつか、実物みたい!!

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またこの時計は、裏面もシースルーバックで美しい。当時ロレックスやチューダー買ってた身としては、正直歯車みて何が楽しいねん、時計はやっぱ表(文字盤側)のカッコ良さが全てやろ、って思ってました(笑)。ただブレゲで実物マリーンを見たときに、何か引っかかっており、裏スケが綺麗なモデルってのもいいな~って思ってました。かなりアリ寄りのアリかなと。

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気になったら実物を見なければ、と動き始めた私。しかしすぐ調べて分かったが、この時計直販でしかほぼ買えないやん。。流石にいきなり英語でやり取りして、何か月も来るかわかんない()時計待つのもなっと。そんなこんなで、色々ブレゲだったりOPHIONだったりが頭から離れず、毎日検索品が新しい情報を探していると、どうやらワールドウォッチフェアとなる催しが銀座三越であるではないか。

つづく。



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