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カザフスタン、思いがけずにプライベートツアーを企画

2年前の夏の話。
何となく、カザフスタンのアルマティ(アルマトイ)に行きたくなった。
カザフスタンは中国の西側、北側がロシア、西側にカスピ海がある。
国土の面積は広い。

そんな広いカザフスタンの南の端にあるアルマティ。かつては首都だったこともある(今の首都はヌルスルタン)。

ソウルから直行便があり、所要時間は約5時間半と、比較的時間半かからない。

とはいうものの、お盆休みを利用しての5日間の弾丸旅行(実質滞在は3日弱)。
滞在はアルマティのみ。

そんな限られた時間の中でアルマティ市内ブラブラの他にどこか行けるかな。
手ごろな現地発着のツアーを探していたが、見つからない。

ネットで見つけた日帰り旅行で3万円からとプライベートツアー状態。
さすがに予算オーバー。

ひとまず現地についてから探そうと、日本を出発した。

カザフスタンに到着後、宿泊先のホテルでエクスカーションの案内チラシを見つけた。

・チャリン渓谷ツアー日帰りツアー1万円。
・アルマティ市内観光5千円。
このぐらいなら予算の範囲。

翌朝、チラシに掲載された旅行代理店に向かった。

途中、目的とは別の旅行代理店を発見。
情報収集のため、立ち寄る。
国内ツアーの取り扱いはない。
他に数件、代理店に立ち寄ったが、いずれも取扱なし。
さすがに疲れてきた。
また、別の代理店を見つけたので懲りずに飛び込んだ。
そして渓谷行きのツアーの扱いの有無を尋ねた。

女性スタッフが対応してくれた。
彼女いわく、
「うちもそうだが、この辺りの旅行代理店は航空券の手配(主にロシア行き)が中心。
国内旅行のツアーを扱っているところは限られている」

それでもこの女性、気を利かせて知り合いの代理店に連絡をしてくれた。
そこの代理店だと話を聞いてくれるようだ。

歩くこと30分、さっき彼女が電話した旅行代理店に到着。
若い男性が出てきた。

◆先ほどの別の代理店で紹介を受けたこと、
◆渓谷に行きたいこと、
を伝えた。

私の話を聞いてから、彼は色々調べて、上司と相談を始めた。

待つこと数分。
提示されたのは、

◆週末以外のツアーは行っていない。
◆ただし、プライベートツアーとして手配は可能。割高になる。
◆ドライバー兼ガイドになる。
◆食事は含まれていない。

値段を尋ねると約14000円。
ギリギリ予算内。
 
予算内とはいうものの、ホテルにおいていたツアーチラシのよりも高い。

一度話を保留にしてもらい、当初目指したチラシの旅行代理店に向かった。

歩くこと15分。
チラシに示すビルに着いた。

中に入るもそれらしい、オフィスはない。
受付の守衛さんにチラシを見せて尋ねると、該当なしとのこと。

おいおい。

急ぎ先ほど話を保留にした旅行代理店に戻り、申し込みと支払いを済ませた。

支払いを終えてから、
プライベートツアーの集合場所と時間、ドバイバーの名前など説明を受けた。
 
ツアー当日(翌朝)お迎え来るのかしん。
(続く)

※冒頭の地図は、GoogleMapsから引用。

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