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71日間地球ひとまわり(9)ビルバオ、海外でカプセルホテル初体験

アイルランドで1週間近く滞在した。
次に向かったのはスペイン北部の都市ビルバオ。
バスク地方の州都であり、美食と芸術の町として知られる。
ダブリン空港からビルバオ空港まではの飛行時間は1時間程度。
旅行した6月下旬はスペインへの入国が緩和されたころ。
といっても、コロナワクチン接種証明などスペイン政府が指定するアプリに登録しておく必要があった。
空港についてドキドキしながら、レーンを探したけれど見当たらない。
シェンゲン加盟国か否かで審査レーンがわかれるのみ。
パスポートを確認された後は、気づいたら入国していた。

入国後、空港の観光案内所で地図や資料をもらう。
私がビルバオを訪れた目的は、スペインの聖地巡礼。
ビルバオは、聖地巡礼のルートのうち、「北の道」にあたる。
観光案内所で、これから聖地巡礼に行くことを告げると、「北の道」の資料をくれた。
あわせて何年か前に作成した日本語で書かれたビルバオの紹介冊子も渡された。うれしいけれど、荷物が重くなったぞ。

空港からビルバオの町の中心まではバスで移動予定。
空港内にあるチケットブースでバスのチケットを購入。
バスの便は30分に1本ぐらいの頻度だった。

空港前からバスに乗ってビルバオのバスターミナルを目指す。



バスに乗ること20分、バスターミナルに到着。
バスターミナルに入らずに、建物の周辺で降ろされる。写真のおしゃれな建物がバスターミナル。バス乗り場はこの建物の地下にある。

先ほど観光案内所でもらった地図を片手に、この日の宿を探す。
予約時の説明によるとバスターミナルから徒歩10分ぐらいらしい。

バスターミナルに入り、フリーWi-Fiに接続し、バスターミナルとホテルの位置関係を確認する。

位置関係の確認を終えてから道路を歩き、宿に向かった。
少し苦戦したものの、さほど難易度は高くなかった。
Google先生の従うルート通り歩いたが、後からもっとわかりやすいルートがあることを知る。
Googleあるあるだ。この後、他の国や地域でもGoogle先生に何度か翻弄されることになった。

この日泊まる予定だったのは、カプセルホテル。
というのも、値段が手ごろでバスターミナルから近いからだ。
ひとまず1泊分だけBooking.comで予約する。

ホテルにたどり着いてチェックイン。
ホテルはビルの1階にある。チャイムを鳴らすと玄関のドアが開錠された。
中に入ると、すぐにフロント。
チェックインを済ませて、部屋に案内される。

この日の宿はカプセルホテル。
まさかスペインのしかもビルバオにカプセルホテルがあることに驚いた。

部屋に入る前に、キッチンとリビングの使い方、トイレとシャワールームの場所、そして荷物を入れておくロッカールームの場所を案内された。

写真はパブリックスペース、写真右側にキッチン、左側にリビングがある


キッチン、電子レンジと冷蔵庫は備え付け。冷蔵庫使用時には名前と日付を記載する必要あり。

リビング

全体的におしゃれな造り。バスルームとトイレも清潔。
フロントのルパン三世風のスタッフのお兄さん曰く、オーナーが中国でカプセルホテルを見てインスパイアされたらしい。
「日本にもカプセルホテルあるよ」と話すと、
「知っているよ、日本のカプセルホテルはおしゃれで素敵だよね」
と切り返してきた。
日本が好きらしい。

リビングルームを通過して、ロッカールームに入ると、扉が左右に分かれる。ベッドの番号で左右に割り振られるらしい。
決して性別で入り口が分かれているわけではないようだ。

扉を開けて、私のベッドがあるフロアに入る。
通路は証明が消えているので、なんか宇宙船の中みたいだ。

自分のベッドの番号を見つけて中に入る。
中も青白くて宇宙船みたいに見えるが、室内の照明をつけるともう少し落ち着いた感じになる。

スライディングの三枚戸は中からカギがかけられる。
部屋の中には、電源、ハンガーと、小さな荷物が置けるスペースあり。
音楽を聴くときはヘッドホン必要。
飲食は禁止。


実際に泊まってみると中は静かで、思った以上に居心地がよかった。
結局ビルバオには2日ほど滞在。
滞在中は、ここに連泊した。






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