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怒涛の2023年を振り返って

最後の更新からかなり時間が経ってしまった。
2023年、人生が慌ただしく、そして大きく変化した。

現在妊娠8ヶ月。
2023年4月まで特定の彼氏のいなかった私が・・・!である。
その年の3月にアプリで出会った現在の夫氏と、5月に付き合い始め、9月に同棲を開始、12月に妊娠が発覚し、2024年1月に入籍。この8月に出産を控えている。
まさに怒涛の1年だ。

2023年・34歳の春、私は一度結婚出産を諦めた。 3月に出会った夫氏に一度振られるという経験をして、考えが変わったのだ。 恋愛をして結婚をして出産をするをセットに考えてきた私にとって、夫となる人は自他ともに認める素敵な人物であり、優秀な遺伝子を持つ人物であってほしいという思いがどこかにあった。 これまで好きになったり執着した人はわかりやすくモテる人、誰かに自慢したくなるような何かしらのスペックがある人だった。

ところが夫氏は正直違った。

見た目にしても、性格にしてもこうだから好き!とはっきり言える明確な何かを持った人ではなかった。 ただ、その存在が無性に愛おしく、そばでずっと見ていたい、また会いたいと思わせてくれるそんな人だった。

自分だけがはっきりとわかる彼の魅力に気づけたことが嬉しかったし、これが人を好きになるということか!!と34にして初めて理解をさせてくれた相手だった。

その人にふられてしまったことは大変なショックだったものの、気持ちはかつてないほど晴れやかだった。 この先、同じように私は私にあった人を見つけられる、選ぶことができるという確かな自信を得た気がしていたからだ。

そして、本当に私が求めているのは結婚や出産というイベントではなく、愛しあえる存在だということに気づいた私は、焦ることをやめた。
この先生きていくであろう数十年の間にたった一人、私を愛してくれて、私が愛せる、そんな唯一無二の存在に出会えればそれで十分だとはっきり思うようになったのだ。

そうやって前を向くと、纏っている風も自然と追い風になるもので・・・
振られてから1ヶ月後、夫氏から連絡がありまた会うことになった。
そしてトントン拍子に付き合うことに。
そこからは本当にあっという間だった。時にはもちろん些細なことで喧嘩もしたけれど、これと言って大きな問題を感じることもなく当たり前のように家族になった。

私が恋愛を知ったのは20代になってから。
そこから十数年。何度も何度も転んで、傷ついて、立ち上がり・・・
血のつながらない誰かを自分の一部のように大切に思うこと、思われることの大切さについて、少しずつ理解してきて、上手にそれをできるように成長してきた。
そういうことなんだと思う。

まだまだ道半ばではあるけれど。

ということで、かんがえるひと久しぶりのレビュー兼ご報告おわり。
これからまた気が向いたらnoteを更新していきたい。


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