気候変動とフォトンベルトとエルニーニョ ~ 地球の気候パターンに大きな影響を与えるエルニーニョが、今夏ペルー沖に発生するという予測 (世界気象機関WMO)

特に今年の秋から冬の地球の気象パターンに大きな影響を与えるという予想が発表になっているから要注意だ。
 
過去3年間連続してペルー沖にラニーニャが発生したことで、世界中に異常気象をもたらしたことは記憶に新しい。3年連続というのは極めて珍しい現象らしい。
(写真1)エルニーニョとラニーニャが交互に発生するペルー沖海域エリアの図。


(写真2) WMOに掲載された、エルニーニョとラニーニャ現象の図。

 



そのラニーニャ現象が終わりに近づいているというのである。今度は今夏あたりからエルニーニョが発生するそうである。この現象の変化が、地球の気象パターンに大きく影響をもたらしそうである。
 

 
エルニーニョとは、スペイン語で、男の子を意味し、ラニーニャは女の子を意味する言葉だが、
 
エルニーニョとラニーニャ現象とは、ペルー沖の添付の地図で示されたENSOと呼ばれるパプアニューギニアからペルー沖に赤道に沿って広がる海域エリアで、海面の表面温度が上昇したり下がったりする気象現象のことで、1年から3年の周期で交互に発生しているという。

次に海水表面温度と上空の大気マスの圧力の関係を説明します。
 
ペルー沖の海面の表面温度が上昇すると、上空の大気マスの圧力は低くなるというのである。つまりエルニーニョの上空の大気のマスには、「低気圧」が発生するのである。
 
エルニーニョ現象とは、海面温度が高くなり、低気圧(L)が発生するパターンのことである。エルニーニョが発生すると、東南アジアには、高気圧(H)が発生することが分かる。
 
反対にラニーニャ現象は、ペルー沖のENSO海域エリアで、海面温度が低くなり、上空の大気のマスが、「高気圧」を発生させることをいうが、過去3年間は、このラニーニャ現象が連続して発生していて世界中に天候異変をもたらしたのである。
 
ラニーニャは、まだ完全には終わっていないので、ベニス運河の干ばつも、カルフォルニアの大雪の被害をもたらす異常気象が続いている。
 

 
ラニーニャからエルニーニョに変化する、ペルー沖の太平洋の海水の温度が、なぜ上がったり下がったりするのだろうか?
この答えが見つからない。
ChatGPTに聞いてみる。
 

 
気候変動の原因を、CO2の排出だと決めつけて、世界はグリーンエネルギーへ突っ走っているが、私の独断と偏見では、フォトンベルトが影響しているのではと考えている。フォトンベルトは、偽科学であるが、私には、地球の未知の事象を説明する時に、納得できる見方である。
 
科学で証明済みの事実は、地球の地軸は、23.4度傾いて、地軸の歳差運動の周期は、2万5800年であるということである。
 
歳差運動と占星術の12宮の関係は、古代から人類が天空を眺めて生み出した考え方である。
 

 
私は、フォトンベルトも気候変動の一つの要因ではないだろうかと考えている。CO2の影響を否定しているのではない。それだけが原因だとするプロパガンダを疑っているだけである。
 
地球もマグネティックフィールドを持つ生き物であり、宇宙空間に存在する磁場や磁気が地球内部のマグマの活動を活発化させているということは、火山活動の活発化や地震発生件数の上昇を見れば明確である。トンガ沖海底火山爆発とトルコシリア大地震はその例である。
 
間違いなく、地球内部の活動活発化が、エルニーニョとラニーニャ現象を発生させることと関係があるのではと推論している。
地球内部のマグネティックフィールドが活発化しているのではないか?
その結果が海水温度や海流などの海洋内部の変化につながっているのではないだろうか?
日本の近海で起こっている漁獲の変化もそういう地球内部から発生している変化と無関係ではないだろう。
 

 
いずれにしても、今年の夏ころからエルニーニョが発生すると、ペルー沖の太平洋の海面温度は、高くなっていき、水蒸気が上昇し、上空の大気のマスは、「低気圧」を発生させるのである。
 
エルニーニョが発生させる低気圧が原因で、今年の冬の世界気象パターンに大きな「変化」をもたらすとWMO世界気象機関が発表しているのである。
 
気象、天気に関するデータ分析は、スーパーコンピュータによりデータ解析の世界である。
 
地球にはまだまだ我々が知らないことが沢山ある。

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