Deep State という言葉を知っているでしょうか?別な言い方をすると、ダボス会議になります。

この言葉DSが、頻繁に出てきたのは、ドナルドトランプが、共和党の大統領候補に選ばれたころからです。ダボス会議を英語では、World Economic Forumと言います。

WEF、ダボス会議は、1971年に若干33歳のクラウスシュワブという若者が作った組織でした。その組織がDSの母体です。現在、その勢力が、世界を新たな方向に動かそうと我々の生活の隅々まで影響を与えています。

WEFの創設を、33歳の若者が作った裏には、間違いなく後押しし擁護した大きな勢力があったに違いありません。ロスチャイルドやビルダーズバーグやヨーロッパの王族貴族たちではと思います。

・2023年の今、DS WEF運動の広告塔として動いている有名な人物が、ビルゲーツとジョージソロスです。

さらに付け加えると、ダボス会議は、 Global Young Leaders Forumを2004年に設立しています。現在までに3800人が卒業して世界各国で政治経済の要職についています。仏マクロンも加トルドーも引退したNZアーデンもグローバル・ヤング・リーダーズ・フォーラムの卒業生です。他にも聞いたらびっくりするような人物がたくさんいて、ダボス会議の洗脳教育は、明らかに世界を支配する勢力を形成するという効果を発揮しています。



2016年トランプ大統領の誕生で、私は、DSの存在というのは、現実であると認識するに至りました。

ダボス会議が1970年代から進めてきた、世界を変えるという戦略の下で、アメリカ社会は、繁栄してきました。アメリカの世紀が、世界経済を発展させました。特にWW2後のブレトンウッズ体制の下で構築された国際経済金融体制は、現在の世界体制の基本になりました。

しかし世界覇権の歴史を見ると、覇権は大体1世紀で交代するという理論が覇権循環論ですが、もれなくアメリカ社会の弱体が議論されるようになったのが、ベトナム戦争終結の頃からと言えますが、衰退が顕著になったのは、リーマンショックが起こった2008年以降だというのが正しいのではと思います。その後の8年間2009年から2017年までオバマがアメリカ大統領の時代でした。

2016年に予想を裏切って当選したトランプ大統領は、DSの浸透工作によってアメリカが極端に左傾化しているという事実をDrain the Swampという言葉で示しました。想定外のトランプ勝利に慌てたDSは、トランプ勝利はロシアの政治介入があったからだとデッチ上げのロシアゲートでトランプを弾劾しようとしましたが失敗しました。2回目の弾劾も失敗しました。絶対にトランプを再選させたくないDSは、2020年、不正選挙で、必死の巻き返しを果たしDS民主党バイデン政権を誕生させました。不正選挙の真実の追及はDS擁護のメディアが封印しました。

DSがアメリカ社会を左傾化したという一連の事実は、トランプ大統領の誕生の2016年以降、SNSを含むいろいろなメディアの情報配信で暴露されてきています。政治、官僚組織、メディア、グローバル企業、大学、連邦政府と州政府の内部にまで左傾化した思想浸透の影が明確にされてきています。もし2016年にトランプではなく、ヒラリー・クリントンが大統領になっていたなら、現在、私でさえDSの存在を認識することも出来なかったのではと危惧します。

DSは、自由民主主義という政治制度自体がすでに「限界」迎えたという認識を持っています。地球という惑星は、80億人全員のまもとな生活維持は、不可能だとの認識も持っているようです。

だからDSが考える新しい世界のあるべき方向に世界を変化させるには、アメリカを「全体主義的」社会に変えなければならないとかたくなに考えているようです。

つまりそのようなDSの考え方とは、一般市民が、「支配者」の命令に「服従」するという体制に変えるという考え方です。だから世界は、近年「左傾化全体主義化」に動いていると言うのです。

コロナパンデミックは、DSの浸透工作を見事に示した事件です。DSは、我々の医療選択の自由を封印し、ワクチン接種をマンデートと決めて、強制接種を強行しました(日本はアメリカと違うと言う人がいますが、私には同じです)。ウイルスは人工的に武漢研究所で作られた、それが外部に漏れて世界中に拡散した、というのは事実です。しかし人工的に作らせたのは誰?漏らしたのは事故?意図?といった核心に触れるポイントは、追及しても永久に真実は、一つの意見にまとまることはあり得ないのでやめましょう。

・世界中に数年後に間違いなく「パンデミック」が来るとプレゼンをやったのがビルゲイツです。この会議は、Johns Hopkins Universityとダボス会議とビルゲイツ財団がパートナーシップを組んで2019年10月18日にNYで開催されました。その後ビルゲイツは、Netflixのドキュメンタリーで、感染爆発が起こると予言を解説しています。ここに添付するスクショが、イギリスのMail Onlineが2020年1月31日に報道した記事です。

Netflixのドキュメンタリーで、感染爆発が起こると予言を解説しているビルゲイツを報道したイギリスのMail Onlineが2020年1月31日の記事です

ビルゲイツは、これから地球を襲うであろうパンデミックを予言し、我々は準備不足だと指摘し、mRNAワクチンの開発と強制接種を、まるで計画の全貌をすべて詳細に知っているような言い方で語っています。

2008年のリーマンショックまで、ダボス会議の動きは、比較的ローキーでしたが、ビルゲイツとDSのパラサイト勢力であるグローバルエリート達に影響を与えた決定的な書籍が2011年に出版されてから、大きく変わりました。
それまで社会の裏で深く静かに浸透工作をやってきたダボス会議が、社会の表に臆面もなく登場しその新戦略を語り始めたのです。そのきっかけを作ったのが、これから紹介する書籍で、世界がデジタル文明に移行しし20年ほど経ったころのことであり、リーマンショック後ということでした。

最も影響を与えた書籍を2冊出版した思想家は、イスラエルの歴史学者であるユバル・ノア・ハラリ (DOB: 24/2/76 - )です。


DSの唱える「グレイトリセット」の思想の基本に影響を与えた本が、これらの2冊の本で、2011年と2015年に出版されました。2016年と2018年には、日本語版も出版され2冊ともベストセラーになりました。

1)『ホモピエンス全史文明の構造と人類の幸福』 2011年ヘブライ語 / 2014年 英語版 / 2016年 日本語版
2)『ホモ・デウステクノロジーとサピエンスの未来』 2015年 ヘブライ語 / 2016年 英語版 / 2018年 日本語版

この2冊の書籍の中で特に、『ホモ・デウス』が、現在DSがIT革命を背景に進める、第4次産業革命に基づくグレイトリセットの思想の骨格を形成しています。ビルゲーツが、発言する世界の方向を示す言葉の根底には、ホモ・デウスの考え方が沢山あると言われています。

『ホモ・デウス』 の“デウス”とは、神のことであり、いわば神に進化した人間のことで、著者のハラリは、人間は明らかに神を目指し、神になりつつある存在だと言うのです。それは私たちが、人類の壁になっていた3つの厄災をクリアしつつあるから, というコメントもあります。

世の中は変わる、我々も変わらなければ生き残れない。

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