DIARY20200703

夕刻までは普通に仕事。やや遅くなったものの、帰宅時には息子がまだ起きていて、セーフ。晩飯は、マイバスケットで買った安物白ワインを、ややイきかけたブルーチーズと合わせて。イオン系列の安ワイン、意外と飲めるやつが多い。そして、ナスと玉ねぎと豚肉の甜麺醤炒め(すっげー適当に作ったのに旨い。87点)、豆腐入り胡麻油サラダ、出来合いの帆立の炒め物。至って庶民的な晩飯の光景だ。一本数万するワインを傾ける生活なぞ一生縁がないし、それで良いと思うのだが、一本数万するワインを傾ける生活を揶揄するつもりは毛頭ない。ブルジョワ(ないしプチブル)な生活にも価値があり、愉しみがあり、真実があるだろう。とか考えているうちに思い出したのが、ブニュエルの映画『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』で、妙に好きなのだ、この映画。だいぶ昔に観たから記憶はあやふやなのだが、そもそも夢見たいな破茶滅茶な筋だから今観ても変わらないだろう。来世はシネフィルになり、夢みたいな映画を延々と観続けるのだ。

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