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私と、アクセサリーとインターネット

私は普通の主婦です。
あらゆるモノを作り続け、ものづくりの欠かせない毎日を送っています。


10代の頃から布を使って小物や服を作り、
編み物やハワイアンキルトも少々。
油絵を描いたこともあり、
美術や工作、書道も好きです。
アロマオイルの講座に通ってスキンケア用品作りを学び、
陶芸やガーデンdiyにも手を出しています。

こう並べてみると、一つの何かを極めていないと気付きます。

興味があって次から次へと習ったり作ったりを繰り返し、飽きたからやめるということは無かったものの、何か一つのことを根気強く続けていないことに気付き、少しだけ残念な気持ちになりました。

せっかく50年も生きてきたのだから、続けていれば職人さん並みのスキルがついて、人生が変わっていたかも知れない…。
人生を後悔している訳では無いです。
好きだと思うことを色々と続けてきた、
このスタイルはこれからも同じです。


私は、hibou+(イブー)というアクセサリーのネットショップを運営しています。
今後も、何かしら作っていくであろう”モノ”の中で、アクセサリーは、根気強く永く作り続けたいと思うモノの一つです。
唯一販売に至った制作物なので、少し想いが違うような気がします。

ですが、一度挫折しています。
物づくりがつまらないと思ったことは無かったのに、販売が関わるとそうもいっていられない。
売れるものを頭の片隅に考えながら作り続けるのは私には向かない。
作るのが嫌になりました。
作るのが楽しい、そんな自己満足だけでは販売は成立しない。

無計画に始まったアクセサリー販売。
行き当たりばったりで、ブランドを育てるといった意識も無く、どう進んで行ったら良いのか、自信もなくて行き詰まり、4年近く休みました。
ショップを運営するなら、ちゃんとしたブランディングが必要でした。
無計画に始まっても、器用な人なら上手く乗りきれたのだと思います。
私は不器用で精神的にも弱く、できなかった。

休んでいる間にもアクセサリー作家さんは増え続け、既にライバルがいっぱいです。
インターネットの普及で、殆どの作家さんが上手に情報発信をしていて圧倒されます。

しかも私は、表に出たくないんです。
今の時代、まずそこが問題なんだろうと思います。
宣伝して作品を知ってもらえなかったら埋もれる。
作品は見て欲しいし、買って貰えたら嬉しいけど、世の中の完成度の高い作家さんのように感覚よく俊敏に運営することは、今の私には出来そうにありません。


販売を再開したのはちょうど一年前です。
今はもっと、自分のブランドの中身を充実させたい。
好きなものを、拘りを持って丁寧に作って行きたい。
ショップ作りも作品の雰囲気と統一して丁寧にやっていきたい。

私の作品は、シンプルです。
シンプルすぎて目立たない。
でもシンプルは、コーディネートを選ばず使いやすいし、年齢を問わず長く使うことができると思うのです。
シンプルだからこそ技術力を上げないといけないし、シンプルなりにデザインも磨きたい。
それらの理想に近付けたい。
作品を強みにしたい…です。
頑張らないと!


今回の再開では、前回の時になかったアクセサリーに対する想いがあるなと気付きます。

販売に関わると、制作以外にも色々な分野でやることが増えますが、
それらをまとめて楽しめているのではないかと思うのです。
今の自分に出来ない事が多くても、出来ることから少しずつ始めてみようと思うのです。
何かを始めれば、出来る事が増えるかもしれない。

私のやり方では、なかなか売り上げには繋がりませんが、自分のスタイルでゆっくりと。
モノを作り売るという事は苦しいこともあり、その苦しさも自分が納得のいく、気持ちのよい結果に繋げることが出来れば、それでよいのではないかと解釈しています。

根本にある、

好きという気持ちを忘れないようにしなくちゃ


それが原動力のはずです。

今、自分ができることからマイペースに。
一歩一歩、好きな事を大事にしていきたい。

noteのガイドで、『noteが大切にしていること』の中に、

「これからの人生で、長く付き合うことになるインターネット。うまく使いこなして楽しんだ方が、きっと楽しい人生につながるはず。」

と書かれているのを読んで、

沢山のsnsがあり、自分発信が容易な時代。
私のように自分発信に余り前向きではない者でも、
自分に合うかもしれないサイトで、
自分にあったやり方を選び、
インターネットを利用して行こうと思いました。

note作り、ちょっと楽しくなってきたな。


わたしのお店
base 店
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わたしのお店
minne店
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フクロウ


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