82、その少年と太陽と夕陽

その少年はアメリカのカフェでお腹を空かせていた。

英語が喋れないその少年は、食べたい物をなかなか注文できないでいた。

なにを頼んでも、想像とは少し違うものが運ばれてきた。

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