私オム
ひとりの男の子の半生を描いた物語
こんにちは。 僕の名前は栗山純平。 友達からは栗坊って呼ばれてます。なかなか気に入ってる。 歳は27歳。 仕事は、えーっと、なんていうか……自由業っていうか、僕の時間を無理なく色んなお店に使ってあげてるってか、そのぉ……んー、まぁ、いいじゃん。別に。ね。
その少年は下北沢にいた。
その少年は会に参加した。 (会とは:前回の記事【95,その少年の東京生活】参照) https://note.com/watashiomu/n/ndc4610bb0f49
日本に帰ったその少年は東京で住む家を探していた。
その少年は送別会を開いてもらった。
日本に帰国する飛行機のチケットの日付けは1週間後となっていた。
その少年はいつものコーヒーショップにいた。
その少年は部屋でパソコンで開き、とある事を調べていた。
その少年はアメリカで皿洗いの仕事を始めた。
その少年は土井さんとパソコンを買いに行った。
共用のキッチンからの怒鳴り声は同居人のマサさんからだった。
その少年は自分の部屋で正座をしていた。