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はじめてのお茶会

今日は淡交会茶会に参加してきました。

開催場所の明治記念館は緑がとても美しく、雲ひとつない空から降り注ぐ日差しがキラキラしており、そこに居るだけでテンションがあがります。

まずは点心席で懐石をいただきました。

社中が「点心って中華かと思った」と話していて、みんな最初はわからないものかと安心しました。

懐石はどれも美味しかったのですが、その中でもお米が甘くて美味しくて美味しくて😋
今まで食べたお米の中でダントツトップでした。


そのあとは待合で時間を過ごして、濃茶席へ。


濃茶席では、先生にも会えました。
やっぱり先生の顔を見れると嬉しくなります。


その日は約600人方がいらっしゃっており、水屋(スタッフのようなもの)をつとめている方も含めると700人以上だったそうです。

700杯ものお茶を点てるなんて、すごすぎます😳
お菓子を器に盛るだけでも大変なのに、一杯一杯温かくて美味しくて大感激でした。

事前に一杯一杯の抹茶の量を測って小さなカップに分けたり、お湯の温度に気を配ったりしてくださったというお話を伺いました。


茶道をはじめてから、「おもてなしとはこういうことなのか!」と驚かされることばかりです。

お稽古のゴールの1つは、自分で茶事を開催できるようになることだそうですが、1つ1つの体験がそのゴールに繋がっていると感じます。

私もいつか茶事を開催して、来てくださる人にとっておきの時間を過ごしていただけるようになりたいです。


私は、1度は体験しておきたいぐらいの気持ちで茶道のお稽古体験に参加したのですが、まさかこんなに学びがあって、目標までできるとは思いませんでした。

茶道をはじめて、本当に良かったです😊


そのあとの薄茶席も立礼席もとっても素敵でした。


3つのお茶席を経験して、前に「茶道は懐が深い」と先生がおっしゃっていたことを思い出しました。

茶道にはお点前の流れや一定の決まり事はあるものの、見立てをして自由に場を作る余白があります。
それが楽しさでもあり、茶道が長く続いてきた理由の1つでもあるのかもしれません。

時代や価値観の変化を受け入れてきた茶道だからこそ、伝統として受け継がれて続けているのではないかと思います。

変化することが伝統を守ることに繋がるというのは、進化しているようで、とても素敵ですね。


初めてのお茶会は、とっても貴重な経験になりました。
また来年、より茶道を楽しむ視点を増やせている自分でお茶会に参加できたらいいなぁと思いながら、今回のnoteはおしまいにします。







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