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移住。体験旅行編

先日、長野県茅野市に一泊で移住体験に行った。

茅野市を選んだ理由は、

・山登りをするので、長野県によく行く
・たまたま移住体験ができるプランをみつけた

から。


体験させてもらったお宅は、とーっても素敵なお家で、暖炉があり、広い庭があり、夕陽が見える。

霧ヶ峰などの美しい山々に囲まれた場所で、
お散歩に出かけると、山に登らなくても大自然を感じることができ、とっても幸せな気持ちになった。



そのお宅のおかあさんは、元々移住者で山でペンションを経営したのち、茅野に移り住んだそう。

そのため、移住に必要な話をたくさん伺うことができた。
せっかくなので、ためになりそうなことを書いておこうと思う。


・同じ市でも、集落が違うと移住者を歓迎していないところもあるそうで、きちんと訪れて歓迎されるかを確認した方がよい。位置的にはほぼ同じでも、1本道路を挟んで集落が違うと、雲泥の差があるそう。

・歓迎される場所だと、畑仕事や家の補修、食材の調達に至るまで、いろんなことを皆で助け合っているそうで、交流が豊富にある。

・冬はとても寒い。これは夫と私の体感だけど、寝ている時に布団から出ている顔が寒くて、風邪をひいた。

・別荘地はなんでも揃っていて楽に暮らせる。いろんなものをその時々でレンタルなどもでき、快適だそう。

・暖炉を持っているのは移住者だけで、コストがかかるため、地元の人は使わない。

・茅野市は乗合タクシーがあり、好きな時間に予約ができて、3km以上は700円とかなりお得で便利。車がなくても生活できそう。

・移住前におかあさんのような顔の広い知り合いを作っておくとかなり助かる。町のキーマンと繋がれるので、家をリフォームしたり、畑やお店を開く時などにもたくさんの協力を得られる。

・移住者が増えているが、大半は定年退職後の方。若者は少ない。

・一発で移住場所を決めるのではなく、何度も通って、よく知ってから決めた方がよい。
(私たち夫婦も、夏に訪れていたら違う決断をしていたかも・・)


他にもたくさん伺ったのだが、一旦これくらいにしておこう。




わざわざ出かけなくても、大自然が目の前にある生活は、とっても魅力的だった。
訪れた時期は、紅葉がめちゃくちゃ綺麗で、感動した。

のらざあがあって、車がなくても生活できるのも、地元の方々や移住者とたくさんの交流があるのも、大きなメリットだと感じた。



デメリットは、冬が寒すぎるということと、同年代の移住者が少なく、高齢の方が多いということ。


体験してみて、わかることばっかり。


夫と私には、寒い冬を越えるイメージと、数十年後に地域の高齢者の方々を支えるイメージができなかった。



ということで、今回も安住の地は見つからず🥲




でも、寒くなくて、若者と交流できるところが良いという、自分たちにとって必要なことを知ることができた。



移住はしないけど、茅野市は、夏はとっても気持ちが良さそうな場所なので、旅行気分でまた遊びに行きたいな。

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