蒸しえびを

かれこれ1ヶ月以上前かもしれない。
題名だけ備忘録的に記録してあり、内容を忘れていなければ後に書こうと思っていた。その程度。
だがやはり1ヶ月ほど経ったであろう今でもくだらないが強烈な印象を残したこの夢を忘れられず、結局こうして文章を書いているのだ。そう、これは夢の話。

ある二度寝した日、起きた後もさっきまでの夢の中での不思議な絵が脳裏に焼き付いていた。蒸しえび。そう、お寿司の蒸しえび。シャリの上に蒸したえびが乗っている、あの蒸しえび。ただ、今回の蒸しえびは違った。えびが乗っていない、巻きついているのだ。その見た目はもはや“えび巻き寿司”。海苔の代わりに蒸しえびが巻いてある。しかもそれが一枚ではなく、五枚、六枚も。米の太さ<えびの厚み。この説明で“えび巻き寿司”の絵が想像できただろうか。もしできていれば、私と同じ感情を抱いているかもしれない。

米の白と蒸しえびの白の絶妙な色の違いのマッチ。
そこに蒸しえびのオレンジ色がいい差し色だ。
米のぎゅっとした感じと蒸しえびの柔らかさ、口に入れたらいい食感だろうな。

いや、味じゃないんかい。

今日もそんなくだらないことばかり考えている。

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