ものすごくうるさくてありえないほど近い

昨日とても疲れる事があったから今日は一日中映画を観ていた。
その中でも「ものすごくうるさくてありえないほど近い」という映画が面白かった。主人公の少年は発達障害で、コミュニケーションがうまく取れなかったり、言わなくていい事を言ってしまったり、強いこだわり、聴覚過敏だったりと、発達障害の特性が多々出ている。そして発達障害は遺伝するということもこの映画ではわかる。 
主人公の少年の気持ちがとてもよく分かった。
発達障害は突然起きる病気ではなく、生まれ持った脳の障害。
発達障害は遺伝であり、治る事は絶対にない。
私も聴覚過敏と嗅覚過敏にはとても悩まされてきた。
衝動性や多動性は服薬で抑えることが出来る。でもそれ以外のことはほとんど抑えることが出来ない。
だからうまく付き合っていくしかない。
普通の人よりも苦手なことが多いからストレスを溜めやすく、二次障害を併発する場合が多い。
実際私もパニック障害を併発している。
だから正直「発達障害だから仕方ない」と言いたくなる時がある。
でもそれは通用しない。だから生きづらいと感じる。
大人になれない大人。子供のままの大人。
普通のことが、普通だと理解できるようになりたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?