夏を知って捨てる

私が恋した2年間
戦争は無くならないし、
あの子とあの子は付き合って別れて、別の人と付き合ったし、
友達の髪が凄く伸びた とか、平凡な日常でした。

恋したあの夏から、2年が経とうとしてる私。
髪が伸びて、前髪なんて巻いて学校行くようになって、字も少しづつ大人になった。
自分の情けなさと不甲斐なさは、増した。

あの日の思い出を忘れないようにと作ったミサンガは、気づいたら消えてて
あぁ、こんなもんか私  ってなった。


私が大嫌いな学校を全力で頑張った所で、
君は私を好きになる事は無いし、
学校ですれ違っても、知らない人の振りをするし
あー、なんで好きなんだろって思ったりした。

だから私は夏が嫌い。
夏が似合う君はもっと嫌い。

良い人じゃない私だから、言えるけど
貴方に恋した2年間、最悪だったよ。

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