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理科 まとめ

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2021年7月の記事一覧

【化学】2-9 色々燃やしてみた

銅板を熱すると表面が黒ずむ。これは空気中の酸素と化合したからで、その物資を酸化銅という。もちろん重さは重くなる。
式: 2Cu+O₂ → 2CuO

上と同じようにマグネシウムを熱すると、酸化する時に、多くの光や熱をともなう。これを燃焼と呼ぶ。
式: 2Mg+O₂ → 2MgO

木炭を燃やすと二酸化炭素が発生する。これは木炭の炭素という成分が酸素と化合したから。だから二酸化炭素を集気瓶に集めて石

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【化学】2-8 スチールウールを燃やす

スチールウールは鉄を細かくしたもの。
「ある物質を燃やす」のは酸素と化合しているってこと。だから、
鉄+酸素→酸化鉄
そして酸素と化合することを酸化といい、そうやってできた物質を酸化物という。特に物質が熱や光をだしながら酸化することを燃焼っていう。

スチールウールを燃やすと質量は増える。その理由は空気中の酸素と化合したから。  

燃やす前と後の違い
電流→ 前:流れる 後:流れない
磁石→ 前

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【化学】2-7 化学反応式の作り方

①鉄+硫黄→硫化鉄
Fe + S → FeS

②水素+酸素→水
2H₂+O₂→2H₂O
左と右の数を合わせなくてはいけない。水素はH₂、酸素はO₂、水はH₂O。水素と酸素を合わせたらH₂O₂になってしまう。なので水を2H₂OにすることでOの数を合わせる。ただそうするとH₄になってしまうため、水素をH₂×2にして数を合わせる。

③炭素+酸素→二酸化炭素
C+O₂→CO₂

④酸素+銀→酸化銀
O

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【化学】2-6 鉄と硫黄を混ぜて熱する

鉄+硫黄=硫化鉄
このように2種類以上の物質が結びついて新しい物質ができる化学変化を化合といって、そうやってできた化合物という。

水素+酸素→水
炭素+酸素→二酸化炭素
銅+硫黄→硫化銅

鉄と硫黄の混合物を乳鉢にいれる。よく混ぜ合わせたら、ふたつの試験官にその混合物をいれる。一方の試験官のはしっこを加熱し、赤くなったら加熱をやめる。加熱をやめても赤い反応は続く。なぜなら発生した熱が伝わって反応

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【化学】2-5 物質を記号で表す

1種類の原子だけでできている物質を単体といい、2種類以上の原子でできている物質を化合物という。そして物質を原子記号で表したものを化学式と呼ぶ。

有名な化学式
水素:H₂
酸素:O₂
塩素:Cl₂
銀:Ag
銅:Cu
水:H₂O
二酸化炭素:CO₂
アンモニア:NH₂

物質を分類
     物質
 ↓                          ↓
混合物      純粋な物質
     

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【化学】問題集 原子の記号

水素          •••H

酸素          •••O

炭素          •••C

窒素          •••N

硫黄          •••S

鉄           •••Fe

銅           •••Cu

亜鉛          •••Zn

マグネシウム      •••Mg

カルシウム       •••Ca

ナトリウム       •••

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【化学】2-4 原子と分子

物質はそれ以上分割することのできない原子という粒子でできている。こう考えた男の名はドルトンです。原子はその種類によって質量や大きさが決まっています。ちなみに原子は+の電気を帯びた原子核と−の電気を帯びた電子から成り立っている。
記号
水素:H
酸素:O
炭素:C
窒素:N
塩素:Cl(小文字のL)
硫黄:S
鉄:Fe
銀:Ag
ナトリウム:Na
マグネシウム:Mg
カルシウム:Ca
銅:Cu
原子

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【化学】問題集 分解

1(1) 炭酸水素ナトリウム=①+②+③

(2)アルカリ性が強いと赤になる溶液は何?

<<(1)①炭酸ナトリウム ②二酸化炭素 ③水
<<(2)フェノールフタレイン溶液

(3) (2)の溶液と何を混ぜたら濃い赤になる?

<<(3)炭酸ナトリウム

(4)酸化銀=①+②

<<(4)①酸素 ②銀

(5)炭酸水素ナトリウムを熱する実験をする時に気をつけることを理由と共に3つ答えよ。

<<(

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【化学】3-1 塩化銅水溶液の分解

塩化銅=塩素+銅
陽極=塩素 陰極=銅
※インド洋へ

塩酸=塩素+水素
陽極=塩素 陰極=水素
※インスイヨウエン

水溶液にした時に電流が流れる物質を電解質、流れない物質を非電解質と呼ぶ。

右はプラスに繋がっているから陽極、左はマイナスに繋がっているから陰極になる。
陰極には赤色の銅が付着する。これを擦ると金属光沢がある。そして陽極側からはブクブクと気体である塩素が発生する。だから左の電極の

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【化学】2-3 水に電流を流す

水=水素+酸素
陰極側→水素
陽極側→酸素
集まった気体の体積比は水素:酸素=2:1
もし水素に20cm^3集まったら、酸素には10cm^3集まっていることになる。

この実験のように電流を流して分解することを電気分解と呼ぶ。そして実験で使う水にはうすい水酸化ナトリウム水溶液を混ぜている。その理由は電流が流れるようにするためだ。

実験には図の装置を使う。電源装置のマイナスに繋がれている方が陰極で

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【化学】2-2 酸化銀を熱する

酸化銀=酸素+銀
※酸化という名前がついているものは必ず酸素になる

分解みたいにもとの物質と違う物質ができる変化を化学変化(化学反応)と呼ぶ。

酸化銀は黒っぽい色だが、残った個体(銀)は白っぽい色をしている。

銀の特徴(酸化銀の特徴ではなく銀の特徴)
①磨くと光る
②叩くとのびる
③電流が流れる

集めた気体の試験管に、火のついた線香を入れると激しく燃える。

【化学】2-1 炭酸水素ナトリウムを熱する

炭酸水素ナトリウムを熱すると
①炭酸ナトリウム
②二酸化炭素
③水
に分解する。ちなみに分解というのは1種類の物質が2種類以上の別の物質になること。

炭酸水素ナトリウムを熱する実験をする時に気をつけることが3つある。
①出てきた水が加熱されて試験管が割れるのを防ぐために試験管の口を底より少し下げておく。
②水が逆流して試験管が割れるのを防ぐために火を消す前にガラス管を水から出す。
③最初は試験管

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