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片付けを通して気づいた大切なこと。


昨日は仕事が休みだったので、キッチンのお片付け。



使いづらいと思っていた、コンロ横の縦長のひきだし。
内寸7cmという、使いづらい空間だった。

何とかならないかな…と思っていた。


片付けの合間に、駅前の100均へ。

すると、この内寸7cmに入りそうな、調味料の容器を発見。
頻繁に使わないのに作業スペースに置いたままになっている調味料を思い出し、これだ!と思った。


あと、このひきだしのポケットがワイヤーで出来ていて、網目が大きくて小さい瓶の調味料が上手く立たなかったりして少しストレスだった。

それを解決してくれるような収納容器も見つけたので、一緒に購入。


帰宅してから、調味料を入れ替えたり収納容器を使用してみたところ…

3段あるポケット全て空間を余すことなく有効利用できた。
なんだかとても感動した。

ここに引っ越してきて、8年弱。
ずっと使いづらいと思っていたひきだしが、こんなふうに生まれ変わるなんて…。


でも、これってひきだしが使いやすくなったわけではない。

私が今まで、この場所をうまく活用しきれていなかった。
自分のこだわりに当てはめようとするのではなくて、その場所にあった収納の仕方を考えてこそ、空間が活きてくる。



人間も同じで、自分をきちんと活かせる場所や人に出会えたら、きっとみんな生きやすくなって輝けるんだろうな…と思う。

自分が上手く出せなかったり、否定されたり。
それは自分が悪いのではなくて、環境が良くない。
自分を活かせる、大切にしてもらえる人や場所にまだ出会えていないだけ。
ある場所では上手くいかなくても、別の場所では輝ける、ということもある。
だからきっと、ダメな人なんてひとりもいない。


うろ覚えだけど、どこかで見かけた言葉。

「あなたにはあなたの、あの人にはあの人の役割がある」

この言葉に、私は励まされた。


あの人みたいにできない自分は、ダメだと思っていた。
でもそうじゃなくて、それぞれ役割がちがうのだから、あの人みたいになる必要はない。
私に出来ない役割はその人に担ってもらって、私は私の役割に集中すれば良い。

そう気づけて、元気をもらった。


私が昨日片付けたひきだしは、大きな調味料を入れるのには適さない。

でも、だからといって必要ないわけではなかった。
細々したものを、あんなにぴったりきれいに収納してくれたから。


これから、まだまだ片付けは続く。
多分、課題がたくさん出てくると思う。

そんな時、「どうしたらこの場所が活きるのか」というポジティブな目線で考えられたらいいな。


そして、人に対しても良いところに目を向けられる人でありたいなと思った。

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