一緒に生きていけるだろうか
君と一緒に生きたくて。君と一緒に過ごせはしないけど、生きたくて。一緒に生きたい。
こっちを見つめ歩いてくる。私のことは見ていないが、こっちを見ている。そのまま君の手を取り、離したくない。
君は誰とも生きていかないが、君が送ってきてくれた花の写真、それがとてもきれいで、私は、世の中をこんなにきれいに切り取れる君の感性のそばにいたいのだ。
自由にどこへでも行ってしまう君のそばに、辛抱強くいることができたら、一緒に生きていけるだろうか。いつの間にか、隣にいることが当たり前になるだろうか。
こんな朝早くに君のことを見つめ、駆け寄っていけるのは、きっと私しかいないだろう。君が転んだ時、私はすぐに駆け寄っていける。君のことをずっと見ているから。君のそばにいるから。私は君から離れていかない安心感を君に感じ取ってほしい。たいてい、人は離れていくし、裏切る。でも、私は離れていかないし、裏切らない。
それが私の覚悟といえるものかもしれない。何一つ、報われなくとも、私は君と一緒に生きていきたい。君のそばで。ずっと。
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