【夢を持つ力】

初投稿させていただきます。

僕が何者かを軽く自己紹介させていただきます。

僕は早稲田大学を卒業後、銀行員、そして保険外交員を経て、今はコンサルティング会社にて働いています。

働く上でのモットーは、楽しく仕事をすること。 と言っても楽しむということはなあなあでやる訳ではなく、本気でやった上で辛いことも含めて楽しむ、ということです。

趣味は小学生の頃からずっと続けているラグビー(たまにプレイヤー、東京のラグビーチームで小学生のコーチをしています)、読書、美味しいものを食べること、とまあこんな感じです。

今日は初投稿ということで、表題の通り夢を持つこと、について自分なりの考えを投稿したいとおもいます。

僕が社会人になった時から、ずっと行き続けているお店があります。草加市にある、めちゃくちゃ美味しいラーメン屋さんでした。

初めて行って以来、味に虜になってしまい、ラーメン屋さんといえばここしか行かないくらい通っていました。何回か通ううち、見た目はかなりワイルドないかつい兄貴、タイプのオーナーさんが、「お兄さん、最近よく来てくれるけどここら辺で働いてんのか?」みたいな感じで話しかけてくれました。「どうだ、うちのラーメン、めっちゃうめえだろ?」とオーナーさんが満面の笑みで話してくれたのがとっても嬉しくて、ラーメンもそうですがなによりもオーナーさんにも会いたくて、それからもひたすら通いました。

何度も通ってたので、オーナーさんの息子さんとかもお店にいたりして、気がつけば一人暮らしだった僕の第二のお家、みたいなラーメン屋さんになっていました。笑

6年前のその日も、普段と変わらなくご飯を食べに行くと、「あ、俺今度バングラディシュでラーメン屋開くからしばらくこのお店俺じゃなくなるからよろしくな。」と突然オーナーさん。

めちゃくちゃ驚きましたが、まだラーメンという食べ物そのものが広まっていないバングラディシュという国に、ラーメンのうまさを広めたい、そんな夢を聞いて、この人なら絶対やっちゃうんだろうな…、と思いました。

僕が知るラーメン屋さんで、「うちのラーメン、めっちゃうまいだろ?」って聞いてくれるお店はここだけです。もちろん他の飲食されてる方も同じ思いだとは思いますが、それを口に出せること、しかもこの人は自分もお客さん目線での「うまいよな!?」って聞いてくれるんです。なんだかそれがすごいなと思うんです。作る側からの目線だけじゃなく、お客さん目線も持ってる、超視野が幅広い人なんです。

とは言いつつもバングラディシュへの展開は、法律や文化の違い、などから色々大変だったみたいで、その時は展開になりませんでした。

ただ、そんな間も名古屋でも出店しているお店は超人気店になっていたり、バングラディシュの事は僕も忘れていました。

今日、お店に行くと、「あ、そういえばバングラディシュ、出店ほぼ決まったぞ。」とサラリと言われました。

6年前からの話でしたが、この人の夢を追いかけて叶える力、とてつもない、と感じました。

もし僕がこの人の立場だったら、バングラディシュのことは流してたかもしれません。けどこの人は違った。この人にとっては、夢を設定すること=叶えるべきこと、ということなんだと思いました。

今日も相変わらず、「このラーメン、くっそうまいだろ?」と超満面の笑みで聞いてくれて、僕も幸せな気持ちになりました。

当時小学生だった息子さんも、「サッカーでプロになるのを相変わらず目標にやってるぜ〜」とのことで、親父のカッコイイ背中を見て、お子さんも育ってるんだな…と思いました。

きっと、この人はこれからも挑戦し続けるし、決めたことは絶対やり遂げるに違いない、そんな風に思います。バングラディシュでも、この人の想いや味は国を超える。

僕もこの人のようにカッコイイ兄貴になる、と改めて思ったそんな今日でした。

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