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日本の入院患者数はシンガポールの10倍

今日も新型コロナウイルス関連です。昨日の日本とシンガポールの発表を見て気づいたことがあります。以下、各々の発表のスクリーンショットです。

<日本の発表(LINE)>

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<シンガポールの発表 (WhatsApp)>

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まず気になったのは日本の発表にある"回復者数"と"Total discharged"についてです。いずれも退院した人の数だと思ったのですが、日本の方がかなり多いので基準が違うのかも?と思い調べました。

結論: 退院した人の数。

でした。ソースは厚生労働省の報道発表資料『新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年5月8日版)』です。

シンガポールの感染者数は2万人を超えており、日本よりもかなり多いです。(その理由は『感染者数が日本を追い越したシンガポールで何が起こっているのか?』を参照)にも関わらず、現在入院している患者数はシンガポールが1,124人に対して日本は11,434人と約10倍です。

<新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年5月8日番からの抜粋>

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いいか悪いかを言いたいわけではないです。
でも、これ、ヤバいですよね。日本の医療の現状を浮き彫りにしている数字だと思います。上記の表の"軽〜中等症の者(無症状を含む)"の人たちを別に隔離することを急がなければならないと思います。

それでは、今日はこの辺で。
Image by mohamed Hassan from Pixabay

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