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在宅勤務を始めて気づいたこと

組織の全員が在宅勤務をはじめて2週間が終わろうとしているので気づいたことを残しておこうと思います。

オフィスにいないという環境のやりにくさ

当初はシンガポール政府のガイドラインに従って、組織を2つのチームに分けてその半分が在宅勤務、残りの半分がオフィスという形態でした。わたしはオフィス組だったので、軸足がオフィスにあって、リモートにいる人たちといっしょに仕事をしているという感覚でした。

それが先週から「全員が」在宅勤務となったので、軸足としておくところがなくなってはじめのうちはなんとなくふわふわした感じがしました。今はもう慣れたので違和感はないけど、どこで・だれが・何を決めているのか?を把握しにくくなったのが自分にとっては最もやりにくさを感じるところでした。ちょっとわかりにくいかもしれないですが、オフィスにいればいわゆる意思決定者の周りにはいろんな人が集まっていろんな話をする。集まっているメンツを見るとだいたい何を話しているのか想像がつく。それができなくなったということです。特に意識的にそうしていたわけではなかったのだけど、そこから得た情報を元に自分の仕事の内容や優先順位などを変更していたらしい。

対応策としては・・・アンテナを張るしかないのかな。たとえばSlackなら盛り上がってそうなパブリックチャネルを覗いてみるとか。自分でチャネルを作ってそこにインフルエンサー的な人を呼び込んで情報を拡散してもらうとか。組織の性向や個々人のおかれている立場によって解決策は変わりますね。また、重要なことは必ずここで話す的な場を作っておいて、そこをウォッチしておけば必要最低限の情報は得られる、というようなしくみづくりも効果がありそう。

アイスブレークの重要性を再認識

会議の冒頭でアイスブレークをするのはもはや常識ですが、そういう話ではなく、個々人の会話のこと。わたしはオフィスのなかを徘徊して他愛のない話をして回るのが結構好きで、意図的にやっていたのだが在宅勤務ではそれは無理。チャットツールを使ってやろうと思えばできないことはないのだが、わざわざチャットで他愛のない話をするのはなかなか難しい。

コミュニケーションは対面ではなくてチャットが中心になっているので、このチャットのはじめに必ずアイスブレーク的なことをするようにしてみました。相手の方はよくわからないけど、少なくとも自分側は話しやすくなったように感じている。誰かに文句を言われない限りはこれを続けてみようと思う。

見えていないという罠

これはまさに今日感じたことなのですが、ちょっとイラつくことが重なってしまい、思わず悪態が口をついて出てしまいました。これはよくない。面と向かってだったらまずありえないのだけど、誰からも見えていないという感覚が無意識によくない行動を引き起こしているのではないかと思う。悪態じゃないにしても、独り言が増えているのは間違いないと感じる。これ、、気をつけないとオフィスに戻ったときにやばいことになりそう。。

あとは家族といっしょにいると、子どもとかにそれが聞こえちゃったり見られちゃったりするかもという点には気をつけたい。それを見て育ったら・・・と思うと怖い。それはイヤ。あしたからは気をつけよう。口に出すんじゃなくてなんかに書き出して発散するのがよいかも。あとはなんだろう?鏡を置くとか?DAISOで買ってこようかな。イライラを消化する方法は在宅勤務以外でも使えそうだから、この機会に自分に合うやり方をいくつか見つけられるといいと思う。

おわりに

思いつきでひとまず3つ書いてみましたが、これは結構よいかも。自分のことを振り返るよい機会になるし、改善策まで出せればより快適にできるかもしれない。ただでさえストレスの強い状況なのだから、快適にできるところは快適にしていきたいですね。

それでは、今日はこの辺で。
Image by Joshua Miranda from Pixabay


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