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力の見せどころ

休校中、双方向型のオンライン指導実施は5%にとどまる。自治体間で取り組みに大きな差』という記事を読みました。

文科省の調査によると、全ての自治体で教科書や紙の教材を活用している一方、デジタル教材や独自に作成した授業動画などを活用する自治体は全て3割以下だった。

割合の部分は、まあそんなもんだろうな、という感想です。むしろやっているところがあるというだけでもすごいなと思いました。

気になったのは、以下の部分。

新型コロナウイルスの流行により全国で学校の臨時休校が相次ぐ中、学習指導の方法に自治体間で大きな差が出ていることが文部科学省の調査で分かった。オンラインで同時双方向型での指導を取り入れているのは5%に過ぎず、文科省は合わせて出した通知で「ICTを最大限活用して遠隔で対応することが極めて効果的」と自治体に工夫を求めた。

"ICTを最大限活用して"って言ってますね。言っていることは正しいと思います。でも、ICTってそもそもインフラが整っていないと使えないです。文科省の管轄だと学校のインフラ整備はやれていると思いますが、今の状況下では、各家庭のインフラまで整っていないとだめなのです。そこは文科省の管轄ではないと思いますが、それでICTを活用と言われてもなかなか難しいように思います。逆に、やれているところはどうやってやっているのかが気になります。そのノウハウを他の自治体に共有してほしい。

あと、"自治体に工夫を求めた"とあります。まぁ、そのやり方が正しいやり方なのだと思います。でも、今、この状況下で文科省に期待しているのは、何かしらの指針とかを出すとか、民間とのつながりを支援するとか、そういう普段はやらないようなことです。子どもたちを、先生たちを、そしてその家族を守るために何ができるのか、、、。力の見せどころですよ!

それでは、今日はこの辺で。
Image by Julia M Cameron from Pexels

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