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蹴鞠のトリコ

フリーランスのサッカージャーナリストとして活動する舩木渉が、横浜F・マリノスの練習取材レポートを中心にJリーグや女子サッカー、海外組日本人選手など幅広いテーマでサッカーの魅力をお…
こちらのマガジンでは横浜F・マリノスを中心とした日々の取材記事を発信いたします。月に2本以上お読み…
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#マリノス

殻を突き破った井上健太に本格開花の兆し。愛するマリノスで不可欠な選手となるために「ブラジル人たちに甘んじていたらチームとしても良くならない」

井上健太のアシストは成長の証 いよいよ完全に殻を突き破ったと言えるのではなかろうか。最近の井上健太を見ていると、猛烈な勢いで進化していることがわかる。  横浜F・マリノスが4-0で快勝した10月2日のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ初戦・蔚山HD FC戦で、井上は水沼宏太のゴールをアシストした。

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新“飯倉チャレンジ“? 蔚山HD戦でマリノスを勝利に導いた守護神の働き「ベテランが試合に出ている意味って…」

ACLエリート初先発。飯倉大樹が果たした役割「俺がまとめるより、チャレンジしないと勝てないゲームって、自分たちにポジティブさ、積極性がないよね」  AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第2節・蔚山HD FC戦の前日、飯倉大樹は今の横浜F・マリノスに必要な姿勢について軽妙な語り口で説いていた。練習の様子から次の日の試合で先発出場が濃厚になったと見て、話を聞いた時のことだ。  チーム最年長の守護神はさらに続ける。

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飯倉大樹が説いた「チャレンジ」の重要性。最後尾からマリノスを勝たせる守護神に「まとめるというより、行かせる、やる。それ以外にない」

蔚山HD FCは「〇〇をつなぐ感じにしたイメージ」 横浜F・マリノスは10月2日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ第2節で蔚山HD FCと対戦する。  相手は韓国Kリーグ1を2連覇中の強豪だ。マリノスは23-24シーズンのACL準決勝でも対戦しており、アウェイでの第1戦は0-1の敗戦。それでも第2戦で巻き返し、2戦合計スコアで3-3となった末にPK戦までもつれる激闘となった。あれから約5ヶ月が経過してお互いにチーム状況は変化している。

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天野純、今年3度目の古巣・蔚山HD FC戦へ意気込み「フィジカルでも球際でも技術でも圧倒して勝ちたい」。マリノスは守備崩壊を食い止められるか【無料記事】

ACLエリート初勝利へ! マリノスは2日に蔚山HD FCと対戦 横浜F・マリノスは10月2日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ第2節で韓国Kリーグ王者の蔚山HD FCと対戦する。  試合に先立って10月1日には公式記者会見が行われ、マリノスからはジョン・ハッチンソン監督と天野純が出席した。  2022年にマリノスからの期限付き移籍で蔚山に在籍した経験を持つ天野は「蔚山で戦った仲間とは本当にいい思い出があります。一緒に優勝した時のメンバーが大

「自分たちは強くないと受け入れるしかない」からこそ…。喜田拓也がマリノスの仲間たちに問いかけたこと「この状況をどう捉えて進んでいくか?」

タッチライン際で仲間を鼓舞し続けたが… 喜田拓也がいなければ横浜F・マリノスは勝てない……。そう言われても仕方ないのが現状だろう。

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両軍随一の運動量で奮闘も実らず…。天野純が説く今のマリノスに足りないもの「球際や勝つための意志をもっと強く」

左膝を負傷も1週間で復帰も「素直に悔しい」 天野純の表情は暗かった。 「ここ最近ずっとカウンターから点を取られている中で、みんな練習からこそこを修正する意識で取り組んでいましたし、そういった練習内容だったんですけど、やっぱり今日もまたそういう形でやられてしまった。また映像を見て反省しないといけないと思います」

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永戸勝也が指摘した「全体でやらなきゃいけない問題」。FC東京のキーマンが「そういうのを絶対に狙ってくる」からこそ…

28日にFC東京戦。守備の課題を改善できるか 横浜F・マリノスは9月28日に明治安田J1リーグ第32節でFC東京と対戦する。  直近の公式戦5試合で19失点。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ初戦の光州FC戦では7失点を喫し、続くJ1リーグ第31節のサンフレッチェ広島戦では6失点。今のマリノスが守備に問題を抱えているのは明らかだ。

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天野純が早くも全体練習に復帰「僕は『いける』と言った」。マリノスは28日にFC東京と対戦、ハッチンソン監督の判断は?

左ひざを痛めていた天野純が全体練習に合流! 横浜F・マリノスは9月27日、練習の一部を報道陣公開した。  2日前に行われた天皇杯準々決勝・レノファ山口戦で長い時間プレーした選手たちはリカバリー中心のメニューに。それ以外の選手たちは翌日に予定されている明治安田J1リーグ第32節のFC東京戦に向けて精力的に汗を流した。

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「マリノスのユニフォームを着たから強くなるわけじゃない」。天皇杯準々決勝でチームリーダーたちが体現した誇りと責任【無料記事】

喜田拓也が感じ取った「ファン・サポーターの思い」 横浜F・マリノスは9月25日、天皇杯準々決勝でレノファ山口と対戦し5-1で勝利を収めた。  計13失点を喫した直近2試合の悪い流れを払拭し、前に進むためのきっかけとしたい一戦。喜田拓也は試合前のウォーミングアップでいつもと違うスタンドの様子から、「ファン・サポーターの考えていることや思いをすごく感じ取れた」という。 「彼らはたぶん、ウォーミングアップの半分くらいチャントを歌わないで無言でいたと思うんですけど、それが彼らか

小池龍太が示すマリノスで戦うことの意味「1人ひとりの責任感、エンブレムの重さはもっと大事にしなきゃいけない」。天皇杯で古巣・レノファ山口と対戦

小池龍太が古巣・レノファ山口戦に臨む 横浜F・マリノスは9月25日に天皇杯準々決勝でレノファ山口と対戦する。小池龍太にとってはプロ生活をスタートさせたクラブとの古巣対決となる。  JFAアカデミー福島出身の小池は、2014年に当時JFLを戦っていた山口に入団。1年目から多くの試合に出場し、J3昇格、そしてJ2昇格にも大きく貢献した。そんなクラブを「共に大きくしていった存在」だと感じている。

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喜田拓也「転ぶことより、転んでから立ちあがろうとしないことの方が恥ずかしい」。大敗続くマリノスで、今1人ひとりが考えるべきこととは

喜田拓也「選手たちも苦しみもがいていますけど…」「今ここで話さないといけないことはたくさんあると思うんですけど……」  9月24日の練習後、喜田拓也はそう言って胸の内を語り始めた。 「ここ2試合の結果というのはあってはいけないですし、恥ずかしいと思わないといけない」

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ジャン・クルード、天皇杯・レノファ山口戦へ「明日は僕にとって重要な試合に」。6失点惨敗をスタンドから見届け「チームを助けたい」

天皇杯・山口戦でチャンスをつかむのは? 横浜F・マリノスは9月25日に天皇杯準々決勝でレノファ山口と対戦する。直近のリーグ戦から中2日で迎えることもあり、大幅なメンバー変更が想定される試合だ。  そして、2試合で13失点を喫して重苦しくなった空気を一気に変えられる可能性を秘めた試合でもあるだろう。チャンスに飢えるフレッシュな選手たちには、チームに刺激を与えるようなプレーを期待したい。

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直近2試合で13失点…思い出されるキャプテンの言葉。「何もない」マリノスが強さを取り戻すために必要なもの

大敗で思い出したキャプテンの言葉 立て続けの記録的な大敗を現場で目の当たりにし、思い出したのはチームキャプテンである喜田拓也の言葉だ。 「みんなが悔しいと思う。でも、誰が変えようとした? (ピッチの)中で。形とかやり方じゃなくて、誰が責任を負おうとした? もちろん俺も含めて」

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2試合連続の大量失点で屈辱的連敗。井上健太が鋭く指摘したマリノスの現状「やられていないからいいんじゃないかというのは正直あった」

リーグ戦初ゴールも個人チャントも生まれたが… ようやく決まったリーグ戦の今季初ゴールも初披露された個人チャントも、素直に喜べない結果になってしまった。  明治安田J1リーグ第31節が9月22日に行われ、横浜F・マリノスはサンフレッチェ広島に2-6という衝撃的な大敗を喫した。  この試合では、井上健太のチャントが初めて歌われた。「僕の知っている選手(の曲)が受け継がれていたので嬉しかったです。今日はやらなきゃいけないなと思っていました」と急成長中の背番号17は語る。

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