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紅茶党がコーヒー党になった話

こんにちは!

本日のテーマは「環境を変える」です。
海外への挑戦はもちろん、これまで何度も身を置く環境を変えてきた僕ですが、やはり身の回りの環境は自分自身に多大な影響を与える力を持っています。

今日は、海外に生活を移してから変わった3つのことを例にし、僕が思う「環境を変えることの大切さ」、そして「適応」についてお話ししていきたいと思います。

1、コーヒーを飲むようになった

さて、早速題名についてお話ししていきましょう。

僕、海外に来るまでは完全なる紅茶党だったのです。
いつから飲み始めたかは覚えていませんが、紅茶が好きで良く飲んでいました。
仕送りをしてもらっていた母親も僕が紅茶好きなのは知っていたので、冬になるとよくリプトンのティーパックが送られて来ました。(ありがたや。)

余談ですが、僕が大学生の時にお気に入りだったのは、スターバックスコーヒーの「スターバックスティーラテ(アールグレイ)」という商品。
これがなんとも言えぬうまさで、冬にはもってこいの紅茶商品です。
オススメなので冬の寒いうちにぜひ飲んでみてください😊

そんな話は置いておいて。
なぜ僕が海外に来てからコーヒ党になったかと言いますと…。

周りの人がコーヒー大好きすぎたからです。

日本を発ってからはじめに向かったのはカナダのモントリオールという土地。
新作公演のリハーサルのため「Cirque du Soleil IHQ」(シルクドソレイユの本社)に1ヶ月半ほど滞在していました。

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広大な敷地面積を持つ本社の中には広いカフェスペースがいくつか設けられており、従業員はそこでランチやお茶をすることができます。

しかも…。

巨大なコーヒーサーバーがあり、コーヒー飲み放題なのです。

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マグカップで朝の一杯を飲むもよし、自分のタンブラーに入れて持ち歩くもよし。
ミルクも砂糖も入れ放題。
紅茶のサーバーも隣にあったのですが、断然コーヒーが人気でした。

みんなコーヒーを片手に楽しそうに談笑している姿を見ると、なんだか自分も飲みたくなり、徐々にコーヒーを飲むようになりました。

さらに、ブログを始めた頃の記事でご紹介したことがありましたが、カナダで有名なドーナツチェーン「Tim Hortons」(ティムホートンズ)では、砂糖ミルクたっぷりのコーヒーが地元の人には大人気ということで、コーヒーに周りを囲まれることによって僕は徐々にコーヒー党へと変わっていきました。

現在住んでいるアメリカには「Panera Bread」(パネラブレッド)というカフェチェーンがあり、月額1000円かからないくらいでコーヒが飲み放題。
テイクアウトも可能なのですごく便利!

ちなみに僕は紅茶もコーヒーも完全なる無糖派です。
ミルクも砂糖も一切入れません d( ̄  ̄)

「Tim Hortons」の記事はこちら↓

2、食生活も変化

海外に来てからもう一つ変わったことといえば、食生活です。

カナダやアメリカでは日本食を購入することが可能ですが、やはり一つ一つが高価です。
こちらも以前記事にしていますので、合わせてどうぞ↓

納豆のパックや豆腐が200円以上、レトルト系はだいたい500円くらい…。
食べたいものを買っているととんでもなくお金が飛んでいってしまうわけです💸

かといってアメリカの冷凍食品は美味しそうだけれど、何が入っているかわからなくていまいち信用できないし、そもそも日本よりも物価が高いので普通のスーパーであっても何も意識せずに買い物をしていると結構飛んでいってしまうのです💸

そうなると…。
「じゃあ自分でいろいろ調べて作るかぁー。」
となるわけです。

アメリカの食事って結構ジャンキーなイメージが強いと思うのですが、僕は現役のサーカスアーティストに囲まれているので全くそんなことはないんです。
むしろ彼らは、日本のアスリートよりもはるかに食事に気を使ってる。
高タンパクな食材を中心にサラダやフルーツをよく食べ、無駄な脂質や糖質の摂取はほぼない。
プロテインやBCAAを積極的に取り入れるし、ベジタリアンも少なくなかったりして、食事指導セミナーなんてものが社内で開かれたりすればみんな喜んで参加しに行く。
食べるものに対する意識の違いを目の当たりにし、やはりプロってこういうことなんだなぁと感じました。

幸い、料理は割と好きな方だったので、毎日少しずつ勉強しながら料理を楽しむことができました。
アメリカに来なければ、アスリートに必要な1日のタンパク質量なんて絶対調べなかったし、1日に食べる量・時間の調整・計算なんてことも絶対しなかった。
ブロッコリーやアボカド、ネギ、トマトなどの野菜を自ら積極的に買うなんてことはまずありえなかっただろうし、パスタをレトルトなしで作れるようにもならなかったと思います。

アメリカに来てからもう1年が立ちましたが、1日に120グラムのタンパク質を摂取することに必死な僕の姿を1年前の僕は想像もしなかったでしょう。

3、発信するようになった

さて、最後の例になりますが、僕がこうしてブログやSNSを活用しだしたのは日本を発ってからのことです。

「どうせ海外に行くなら自分のことを知ってほしい。日本に帰った時に何も知られないまま埋れていくのは嫌だ。」
ということを思ったのがきっかけでした。

どうせいつかは尽きるパフォーマーの命。
引退をする時に、得た経歴を生かして自分の大好きな新体操とともに仕事をしていけるようにしたい。細々とでもいいから自分のことを発信し続けて、徐々に力を蓄えていきたい。
そう思い、まずはブログを始めることにしました。

ブログはTwitterとの連携が一番よかったので、自然とTwitterも頑張るようになり、やがてInstagram、YouTube、ここ最近ではやっとTik Tokも始めました。(各種SNSフォローをお願いします🙇‍♂️)

きっと、海外という慣れない土地で一人で暮らすという寂しさも少なからずあったと思います。
しかし、どんな理由であれ動きだしてよかったなと今はすごく思うし、これからもっともっと面白いことに繋がっていくのではないかと楽しみにしています。

ミーハーでいい

僕、完全に「ミーハー」です。
手当たり次第に流行っているものに手を出すので、中途半端で終わっているものも多いです。(昨年購入したスケボーなんてここ数ヶ月乗ってない笑)

でも、「ミーハー」でいいと思うんです。
だって、いろんなことに取り組んでみないと何も変わらないから。

環境を変えないと見えない景色があるし、知れない知識がある。
環境を変えないと触れられない文化だってある。

ここでいう「環境」とは単に土地を意味するだけではなく、人間関係や仕事、さらに小さくいえば立ち寄る飲食店やカフェ、食べるもの、乗るもの、着るもの…。
いろんなことにいえると思います。

ミーハーになっていろんなものを試してみればいい。
いろんなものにハマってみればいい。
僕はそう思います。

そして、環境を変えることと同時に僕がもう一つ大切だと思うことがあります。
それは、環境に適応すること。

環境を変えたって、周りの人に染まれない固い頭では変わることができません。
環境を変えていろんなことにチャレンジすることはとても大切だけれど、それだけでは不十分で、「適応」をしないといけないません。

みんながコーヒーを飲んでいるなら自分も飲んでみればいい。
みんなが食事前にお祈りするなら、一緒にお祈りしてみればいい。
みんなが挨拶と一緒に握手をするなら自分もそうすればいい。
ハグだってすればいい。

環境を変えることよりも適応することの方が、大切で難しいことだと僕は思います。
適応することって、すんごく芯がいることだから。

人は変化することを嫌がる生き物。
だから、例え環境を変えたとしても、よほど意識しない限りは自分のやりやすいように動いてしまうものです。
まずは、やってみる。
やってみた上で、自分の好き嫌いだけで主観的に判断するのではなく、客観的にそのものを考える。

自分の真ん中に太くしなやかな芯を持ち、何事にも染まれる自分でいたいと僕は思います。
どれだけ変わっても真ん中の芯さえ変わらなければ、好きでいてくれる人は好きでいてくれるから。

まとめ

1月ももうすでに半分が経過してしまいました…。
なんだか最近時の流れが本当に早く感じます…。

楽しんだり、頑張ったり、ゆったりしたり、1日1日を充実したものにしていきたいと思います😊

新体操に関しての質問や、こんなことを書いて欲しい!ということがあったらいつでもお気軽にリクエストしてください!
お待ちしています!

ではまた次回!

井藤 亘(いとう わたる)

・シルクドゥソレイユアーティスト(Cirque du Soleil)

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個人HP:男子新体操/井藤 亘Wataru Ito

20年以上続けてきた「男子新体操」というスポーツをより多くの人に知ってもらうため、日々活動をしています!! 頂いたサポートは、今後の活動費、またはその勉強のために使わせていただきます!🙇‍♂️✨ また、サポートとともに記事のリクエストも募集しております。