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自分を認めてくれる世界はきっとどこかにある。

こんにちは!
日本では、シーズン最終決戦の全日本選手権が開催中ですね!
時差の関係で個人の前半グループしか生で見れていませんが、やっぱり全日本は面白い。
来年こそは有観客で開催できることを願っています。

さて、本日のテーマは「認めてくれる世界」について。
なんだか重々しいテーマですが、「金髪」を通して今僕が感じていることを書いていきたいと思います。

日本では…

さて、僕は今、人生2度目の金髪です。
2ヶ月くらい前ですかね…🤔
なんとなーくの気分転換で色を変えてみたのですが、意外と自分の中ではお気に入りです。

しかし、1回目の時は自分の金髪があまり好きではありませんでした。
なぜなら、周囲の人からの評価があまりよろしくなかったからです。

「似合ってなくはないけど、黒の方がいいね。」
「黒の方が落ち着いていて、ワタルによくあっているよ。」
こんな感じのことを、割と多くの人に言われました…笑

昨年の僕は、「一度きりの人生、今は仕事もないし思いきって金髪にしてみるか!」と、勇気を出して初めて金髪にしたわけですが…
思い切ってやったことに対して周りからの評価が微妙だと、すごく不安になるものです。
結果、「やっぱ暗めの方がいいかー」と思った僕は、1ヶ月もしないくらいで暗い色に染め直しました。

染め直してからは、バイト先で浮いている感じがしなかったし、お客さんともすごく接しやすかった。
やっぱり初見でイメージが決まってしまうので、「金髪ってあんまりいいことないなー」なんて思っていたのです。

アメリカでは…

2回目(今回)の金髪は、アメリカでしました。
仕事では被り物をするので、特に髪の毛に対してのルールはありません。

先日のブログでも書きましたが、今回、本当はグレーっぽくしたかったのです。
しかし、市販の(しかもアメリカの)染め粉ではなかなかうまくいかず、結局色が抜けただけで金髪になってしまいました。

1回目のイメージがあるので、染めた直後は少し後悔していました。
しかし…

「いい色だね!」
「髪型と良くあってるよ!」
「ナイスイメチェン!」
仕事場に行くと、みんな褒めてくれたのです。

アメリカでは、人が着ているものや持っているものに対して「それいいね!」「どこで買ったの?」と、知らない人であっても気軽に話しかける習慣があります。
それは、髪を切った人に対しても同じで、「Did you get hair cut??(髪切った?)」や「Nice hair cut!!(いい髪型だね!)」といった言葉をかけます。
もちろん日本でもそういった言葉をかける習慣はありますが、アメリカの方が多くの人が言ってくれます。

みんな本心から言ってくれているので、言われた方はやはり嬉しいです。
もし仮にそれがお世辞だとしても嬉しいものです。

そういうことがあったので…
先ほども書きましたが、今は自分の金髪を気に入っています。
金髪である自分に自信を持てています。

いろんな人・世界が存在する

ここまでの書き方だと、「日本は人を否定する/アメリカは人を肯定する」という話をしているように捉えられてしまうかもしれません。
しかし、僕が言いたいのは、どちらかが良い/悪いの話ではありません。

今日のテーマは「自分を認めてくれる世界はきっとどこかにある」です。
これこそが、僕が言いたいことなのです。

日本で金髪があまり受け入れられないのは、日本人が「違い」を好まないからではありません。
ただ単純に、周囲に黒髪の人しかいないからです。
生まれながらにみんなが黒髪だからです。
その点、たくさんの人種が集まっているアメリカは、生まれた時の髪色がバラバラです。
いろんな髪色を見ているからこそ、髪の毛に対する「普通の色」がないのです。
ただそれだけのこと。

だから、日本では受け入れられなかった金髪が、アメリカに行ったらみんなに好まれたのです。
これって、すごく面白いことだと思いませんか?

やっぱり世界は広い。
いろんな国があり、いろんな文化があり、そういった一つ一つの文化の中に独自の世界観が存在する。
だからこそ、海外を見ることには大きな価値があります。

今回は「髪色」という小さな題材でした。
しかし、これは「性格」にも共通することだと僕は思います。

・周りの人に認めてもらえない
・周囲の人と全然話が合わない
・友達ができない
・何をいってもバカにされる

もし、こういったことが悩みなのであれば、環境を大きく変えてみると良いかもしれません。
実はあなたの性格は、海外ではめちゃめちゃ評価されるかもしれない。
行ったことのない都道府県で性格のあう友達が見つかるかもしれない。

自分を認めてくれる世界はきっとどこかにあります。
思い切って今の人間関係の輪から飛び出てみましょう。

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井藤 亘(いとう わたる)

🇺🇸フロリダ ディズニーワールド常設ショー
Cirque du Soleil 「Drawn to Life」
男子新体操アーティスト🤸‍♀️

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名古屋市立原中学校ー埼玉栄高校ー青森大学ーシルクドゥソレイユ

3歳から男子新体操を始め、中学校3年生時の全日本ジュニア出場をきっかけに、埼玉栄高校へ進学する。
骨折などの大きな怪我を克服しながら3年時にインターハイで団体優勝し、名門・青森大学へ進学。
大学では、全日本選手権・全日本学生選手権ともに4連覇を果たし、4年時には主将も務めた。
卒業後は、幼児・小学生を対象にスポーツ指導をしていたが、パフォーマーとしてイベント出演したことをきっかけにシルクドゥソレイユのオーディションを受け合格し、渡米。
現在はパフォーマー業を行いつつ、男子新体操の普及を目標に様々な活動に取り組んでいる。 

【実績】
 ・インターハイ団体優勝 
 ・全日本学生新体操選手権大会団体4連覇 
・全日本新体操選手権大会団体4連覇
【出演】
・東京テレビ「年忘れにっぽんの歌」鳥羽一郎コラボ 
・TBS「音楽の日」三浦大知コラボ 
・BS11 ドキュメンタリー「ザ・チーム 勝利への方程式」
・Avex主催「STAR ISLAND」サウジアラビア公演 
【資格】 
・中学、高等学校第一種教員免許状 
・日本スポーツ協会公認スポーツリーダー


20年以上続けてきた「男子新体操」というスポーツをより多くの人に知ってもらうため、日々活動をしています!! 頂いたサポートは、今後の活動費、またはその勉強のために使わせていただきます!🙇‍♂️✨ また、サポートとともに記事のリクエストも募集しております。