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2021年度を振り返る16

自分を救った言葉

生徒軸という主軸が生まれたおかげで、最後はその軸に沿っているかどうかで物事を判断することができるようになった。

自分の行動もだいぶ洗練されてきた。

ここで私の中で、少し予想外のことが起こる。

1つ目は熱量。この数か月でそれぞれが通常業務に戻ったことで、3月の熱量は全くと言っていいほどなくなっていた。このまま来年度に向かって本当にいいのかという心配だけ日に日に募った。

2つ目は価値観のずれ。これは今考えると当たり前かもしれない。今まで学校という枠組みの方と多く接してきた。しかし今年は学校の枠組みを取り払った方々との交流により、学校内の人とは話が合わなくなってきたのだ。このことにより、孤独感は更に増した。

そんな孤独の私は、今まで嫌いだったものと友達となった。本である。本との対峙によって、自分がやっていることをもう一度再確認する良い機会となった。

その中に、自分を救った言葉があった。

それは、「孤独は自由である。」という言葉だ。

人は自由を求めたがる。しかし、自由を追い求めた先には孤独が待っている。

私はその文章を逆にとらえた。

人は孤独である。自分の気持なんか誰もわかってくれない。しかし孤独こそが究極の自由である。

その言葉に行きついたとき、私の重荷を下ろすことができた。

今やっていることを継続しつつ、来年度どのようなことをやるのか。7月のオープンスクールが間近に迫っていた。


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