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3つ目のSonos One

(しばらくお休みしてましたが復活しました)

前回、「iPadの両脇に置いてミニシアターに」で、ステレオ ペアにして聴くことをオススメした際に「Oneを3台以上」を本当にオススメ!と宣言しました。今回はその理由を説明します!

ステレオ ペアの良さ

まずはこれを体験していないと意味がないです、はい。たしかにOneでもIKEA Symfoniskでも心地よい中低音を鳴らせてBGMとして聴くにはいいです。ですが、前回も説明したとおり2台目から本気だすんです、彼らは。

再生する音楽は そもそも「ほぼすべて」がステレオで作られています(それ以上のチャネル数のサラウンドのもあるし、逆に古い音源ではモノラルもありますが)。だったらそのまま楽しむのがいいですよね。スピーカーひとつで音楽を聴くのは、カラー映画を白黒テレビで見るようなものです。

リスニング ポジション

リスニング ポジションをスピーカー ペアの正面にすれば最適なのは当然(↓)。

スライド4

でも、ずっとそこに立ってたり座ってたりいかないもの。ちょっと本を取りに動いたり、お茶を入れたり。そんなときは片方の耳からしか音楽を聴けません。あれ、当たり前ですか?

スライド5

でも、たとえば、もう1台スピーカーをプラスしてみたら?

スライド6

ほら、どちらを向いても両方の耳から直接スピーカーの音が聞こえますよね。正確にはプラスしたスピーカーとでステレオ ペアになったり、サラウンドになったりはしません。でも私はコレを体験して、割といい感じで「音に包まれる」感覚を味わえることを知っています。だからオススメするのです。

やり方

かんたんです。ステレオ ペアのルームに、追加したスピーカーのルームをSonosアプリでグループ化すればいいだけです。S2コントローラー、つまり、2020年7月現在ダウンロードして使える新しいアプリを使えば、このグループを記憶させることもできます(=毎回グループ化する必要なし)。

何を追加すればいいか

では、どのスピーカーを追加すればいいのか。もちろんSonos製品でないとグループ化できないので他社製品は論外として、今回のタイトル通りベストは同じOne(もしくはOne SL)です。でないと横を向いたときにバランス崩れてしまうというのがセオリーです。

ですが、音量はSonosアプリから調整できるし、実際にIKEAのSymfoniskを追加したりMoveを追加して試してみたりもしましたが、結構いけます。気に入った、あるいは入手しやすい(コスト面も含めて)モデルを使えばいいと思います。Symfoniskのブックシェルフ型ならオークションで1万円程度で買えたりしますしね。

さらにステップアップ

OneとかSymfoniskが2台あれば、もうひとつ追加してほんとうにサラウンドにすることはできます。それは、また今度!ではなくて書いてしまいますが、サウンドバーのBeamを追加して、One 2台をリアサラウンドのスピーカーにすることです。これが本当のオススメなのですが、なぜかちょっとずるい感じがするので詳しくはまたの機会に書きます。今回ご紹介した「2+1」でもまずはOKなので(2+2でもいいですよ)。

3台目のスピーカーを入手したら

念願叶って3台目のスピーカーを入手したらセットアップしましょう。Sonosアプリでの設定の前に位置決めです。できれば各スピーカーを部屋の隅に配置してどこに居ても包まれる感じにセットアップします。正三角形が理想ですが、自分の耳で確かめながら妥協しても構わないでしょう。気をつけて欲しいのは各スピーカーの高さを合わせることです。1mmも違わないように・・・・・・という必要はありませんが、50cmも違うのは避けたいですね。

位置が決まったらSonosアプリでのセットアップ。Trueplayでのチューニングも忘れずに。

さあ聴いてみましょう

どんな音楽がいいでしょうね。もちろん、自分の好みのものでOKです。強いて言うならば、スタジアム ライブなどの拡がりのあるところで録音された曲を聴いてみてください。ロックだったらギターソロのリバーブだけでなく、観客の歓声とかも拡がりを感じられて最高ですよ!

スピーカー2台だけで充分!なんて、2次元の世界の存在が3次元を理解できないようなものです。これはぜひ3台以上を体験して判断してください。

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次回について

3台以上、いや、4台以上の楽しみ方について、以前に「リモートワーク ハックLT」というオンライン ミートアップでライトニング トーク登壇したときの資料を使いながらご説明しますね。

→「リモートワークがはかどるサウンド デザイン


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