オン・ザ・ストリート。

今年の春の知らせはあまりにも悲しく切ないものでした。
わたるだ。

色々と嫌なことが積もって爆発しそうな日々をなんとかギリギリの精神で保ってた矢先に、それは躊躇なく舞い込んできて、完全に僕が壊れた。

想像もしなかった「現実」に逃げることも受け止めることも出来ず、データフォルダを漁っては写真を見つめる日々。

本当は笑いたくもないけど、サービス精神旺盛な僕ですから、いつものピエロの仮面を被って、いつもの「わたる」を演じる。

弱音や本音も吐きたいし、おもいっきり泣きじゃくりたい。
せめてもの抗いとして、手紙のような歌を書いた。
散り散りになった思い出を拾い集めて、ひとつの歌を。
それには「さようなら」なんてなくて、また会える約束のような、一筋の光のような。

と、そこにまた嫌な「現実」がのしかかる。

本当もうボロボロだ。
なんの整理もつかん状態だ。
なんだ、この春は。
大嫌いだ、春なんて!と何かのせいにしないとどうしようもないぐらいの状態だ。

さっき、あなたのために作った歌を聴きながら散歩していたら、





この間の雨でもう散ったと思ったけど、こんなに一生懸命咲いてるじゃないか。
泣きそうなぐらい綺麗じゃんか。
そうか、そうだよな、うん。

まとまりがつかなくたっていいよな、

ぐちゃぐちゃにないたっていいよな、

いまはまだ、おちていていいよな、

さいごにさけばいいよな、

ちからづよく、さけるように、

ありがとう、ぼくはこのままでいくよ


ほな、また。

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