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【アニメ感想】名探偵コナン 第1093話「宮野明美のタイムカプセル(前編)」

本質見抜く推理の先に、信じるべきもの導く力!
小学校で暗号解読! 灰原に届くメッセージ!
たった一つの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人。
その名は、名探偵コナン!

今回からOP映像に効果音がついて臨場感あふれる演出に! ジョジョのクライマックス思い出すな~



■今週のゲスト声優について

登場キャラは江戸川コナン、吉田歩美、小嶋元太、円谷光彦、灰原哀、小林澄子、若狭留美。セリフなしで宮野明美、国上、羽田浩司が登場。

ゲスト声優は、村田匠:杉山紀彰さん、市橋聖子:かかずゆみさん、柳町岳:かぬか光明さん、男性:左座翔丸さん、男性:黒田浩一さん、女性:堀籠沙耶さん、女性:小若和郁那さん。

杉山紀彰さんは「ゾンビが囲む別荘」以来の出演で、7年ぶり3回目。杉山さんといえばやっぱり『NARUTO』のサスケ!
『ドラえもん』のしずかちゃん役でお馴染みのかかずゆみさんはコナン初出演!
名バイプレイヤー・かぬか光明さんも、意外なことにコナン初出演! 『くまのプーさん』や『THE FIRST SLAM DUNK』などにご出演。



■今週の感想

【登場人物】
村田匠(むらた しょう)……25歳。元クラス委員長。フリーター。
柳町岳(やなぎまち がく)……25歳。元副委員長。消防士。
市橋聖子(いちはし せいこ)……25歳。元書記。医者。


ウサギの飼育当番で、日曜日なのに小学校にやってきた探偵団。灰原は、組織の追っ手に怯えて落ち着かない様子。そこに、灰原のことを「志保」と呼ぶ男が現れ、危険を察知したコナンが咄嗟に庇う。男は同窓会で来ていた村田匠で、宮野明美の元クラスメイトだった。若狭先生は灰原を見つめ、「毒薬を開発したヘルエンジェルの娘なのか?」と疑う。

村田と、一緒に来ていた柳町・市橋の三人は「宮野明美が埋めたタイムカプセルを掘りにきた」と説明。しかし明美は、タイムカプセルを埋めた場所を暗号にして、担任の国上先生に預けていた。国上先生、暗号が書かれた紙を十三年間も大切に保管していてくれたんですね……。
暗号を見た三人はなぜか顔色を変える。また、暗号には元クラスメイトだけでなく、妹へのメッセージも添えられているとの話。コナンは、妹へのメッセージを入手するため、三人のタイムカプセル探しに同行することに。

村田と同行したコナンは、彼から宮野明美の人となりを聞き出す。曰く、明美は「明るくて優しくて思いやりがあって、クラスの人気者だった」という。それを聞いた灰原は嬉しそう。

暗号が指していそうな場所を一通り周ったが、収穫はゼロ。そこで、コナンは探偵団に飼育小屋の作業を任せ、もう一度周ることに。すると、校長室の絵の裏の壁に「よ」の文字を見つける。



■追加されたオリジナルシーン

アニメオリジナルの演出で、要所要所に明美が登場する回想シーンが挿入されていました!

帝丹小の玄関で、明美の回想に浸る村田たち。
村田の回想では、花瓶の手入れをする明美のシーンが。ここで男子を指さしてる女の子、同窓会の準備をしていた中にいた人だ! 細かい!

各部屋を探索するシーンでは、村田たちがそれぞれ、明美が学校にいる場面を思い出します。まるで明美の幻影が小学校に残っているよう。



■【今週のおすすめ】『フォックス家の殺人』エラリー・クイーン

十三年前のタイムカプセルが主軸の話だったので、「十三年前の事件」が鍵になるミステリーを探したのですが見つからず……。でも、「十二年前」ならありました! エラリー・クイーンが1945年に発表した長編『フォックス家の殺人』。
作者と同名の素人探偵エラリー・クイーンが活躍するシリーズです。

復員したデイヴィー・フォックスは、故郷のライツヴィルで英雄として歓迎された。しかしデイヴィーは戦争の体験から精神を病んでおり、妻のリンダを殺そうとしてしまう。その背景には、十二年前にデイヴィーの父ベイヤードが妻のジェシカを毒殺した事件があると考え、デイヴィーとリンダはエラリー・クイーンに相談に行く。エラリーは、十二年前の毒殺事件を再捜査するために動く。だが、ベイヤードの無罪を証明するために捜査するも、浮かび上がってくるのはベイヤードが有罪だという可能性ばかり。

というお話。登場する容疑者も少ないし、なんとなーく「こういうオチかな」と張っていたら予想通り……と思いきや、最後にもう一展開あって、見事に覆されました。


灰原「Next Conan's HINT!」
コナン「キーボード!」
歩美「タイムカプセルかー!」
光彦「何入れますか?」
元太「俺は!」
コナン「食べ物以外な」
元太「あいっス」

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