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「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」を読んだはなし

さて、今日は「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」という本を読んだ話をする。

この本を読んだのは実は1ヶ月前なのだが感想等メモに残っていたので、それをデジタル化という名目で書くことにした。

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ここから先”ネタバレ全開”なのでもし、今後読む予定のある方や興味がある方は注意して欲しい。

また読書の感想を書くのは多分小学校の読書感想文以来なのであまりまともな文章を書けるとは思えないので、その点もご容赦願いたい。





※以下、ネタバレ注意


「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」全5章からなるこの本の感想だが、率直に言って神社についての本というより著者の宗教を押し付けてくる本といったように感じた。

著者は科学者らしいが、具体的なデータ表現やグラフ等も全体的に少な目で使われているのはせいぜい第1章の最初くらいなもので、「神社とは人々の祈りの集合体である」といったあまり科学的根拠のない内容や祈り方、著者自身のマイルールの紹介や宗教観の押し付け、果ては「チャクラ」やら「太極図」などの高次元のものに触れたりすることでさらに自分を高めていけると言った神社と関係ない話まで持ち出してくる始末。

最終的には、「祈りと世界を良くする使命をこの本を読むことであなたも授かった。一緒に世界を良くしていきましょう」と…本当に半分宗教みたいな内容で終わるので終始頭には疑問符が浮かびっぱなしで結局何が言いたいのかよくわからなかった。

もっと神社の歴史や神社を参拝した人達が受けた影響、本を読む前に感じていた「神社の参拝とは本当に意味があるものなのか?」とった疑問の答えが書かれていると思っていたが、違ったようだ。

また、肝心な神社の部分の「参拝方法」や「仕来り」、「ルール」などは他の本でもいくらでも書いてあるし、代用できそうなことばかりが書いてあるのでそういった意味でもあまり参考にはならなかった。

宗教観というのは人それぞれなので否定はしないがそういったものを押し付けてくるのはちょっと違うなと感じる。

「神社」という神秘的なワードや「成功」という言葉につられてAmazonで購入したが正直少しがっかりな内容だった…といった感想だ。

残念な内容のときはまた別の本を読んで埋め合わせる。

今まで触れてこなかったが、本を読むのは好きなのでまた何か読んだら書きたいと思う。

※2024年5月11日
誤字脱字の修正 加筆修正・タイトル画像追加

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