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言語学習記録 その3

約2ヶ月前に言語学習方針を更新したけど、あまり計画通り行かなかった。

言語を学ぶ ≠ 使えるようになる

今回は後者ができるようになるためのメモ。

わたしは自習計画にそって勉強するのがものすごく苦手らしい。(ころころ勉強方法を変えてしまって、勉強方法が効果的かを検証する前に他に手をだしてしまう)

最近、「東大合格までの受験のリアルをお話しします」って動画をみた。受験生でもないけれど、みて思ったのはいかに「勉強方法を自分なりに工夫するか」だと思う。当たり前だけど、「工夫」の研究、かなり難しいし大切。そこが、受験生同時のわたしにも、今の私にも足りないなと。

そこで、言語学習の方針を少し見直してみた。

仏語を初めて勉強し始めてからかれこれ10年くらい経ってしまった。実質自主的に勉強したのは3年くらいだけど、とにかく私の問題は、

1。話せない、書けない(英語から訳してしまう)
2。ニュースややさしいPodcastは聞き取れるけど、日常会話がききとれない(日常表現が苦手)
3。語彙が覚えられない

ということで、「使えるフランス語」が全く上達しないのである。ちなみに、数日前にドイツに戻ってきてしまったので、フランス語に触れる環境も自ら作らなくてはならない。ドイツ語はLangenscheidtのTagesAbreißkalenderで毎日勉強中。

そこで、最近ちょっと勉強方法を変えた。生きたフランス語をいかに勉強するか。

語彙力について

英語がわかると、必然的にフランス語の単語もある程度理解できてしまうのが難点。というのも、「理解した気になってしまっている」だけだから。ひとつひとつの単語がどう使われて、どんな単語が実際に使われているかを学ぼうとせずに読解はすぐできるようになってしまう。ある程度似通った言語を学ぶひとつの落とし穴でもある。

だから、確かにニュースは読めるけど、日常会話やIdiomはちんぷんかんぷんという現象が生じる。では、どうするか。「使われている」表現しか使わないようにする。YoutubeやPodcastで実際に使われている単語だけを使って作文すること。これ超大事。

わたしのYoutube勉強法

1。好きなYoutuberの動画を探す。(Vlogger系)
2。聞こえてきた単語を書き出す(1.2倍速くらいできく)
3。フランス語字幕禁止!字幕を入れると読んで理解してしまうから
4。Transcriptionがあればそれをダウンロード。なければ、Youtube字幕をコピペ。
5。今度は聴きながら、「聞こえてくる音」と「自分が思い込んでいる読まれ方」の差を認識する。とくに、前置詞、接続詞あたり
6。繋ぎ言葉、接続後、よく使われる動詞に注目。あと、何回もリピートされる口語も。e.g. de coup, fin, bon
7。ハイライトした単語を今度は自分のコンテキストに置き換えて、活用したり自分語してみる。
8。そのトピックについて、自分の意見を自分語りする。ポイントは、新しく文章を生成するのではなくて、使われていたフレーズや文章を丸々コピって取り入れること。フレーズごと丸暗記する。
9。辞書はインターネットでReverso ContextまたはLingueeなどの、例文で出てくるやつを使って、前後の単語も一緒に覚える。
10。自分にめちゃくちゃ話しかける。

プロジェクト単位のアウトプット

自分の英語学習を振り返って思い出したのは、頑張ったプロジェクトは今でもはっきり内容を覚えているということ。例えば、14歳のときに書いたShakespeareのMacbethの40ページエッセイ(20,000単語)は今でも覚えてる。だから、以上に挙げた学習方法と並行して、プロジェクトを進行させるのが大切だ。

ところが、わたしの問題点は、やりたいプロジェクトがありすぎる。ドイツ語も勉強したいし、データ分析のためのPythonやJavascriptも勉強したし、英語のライティングも伸ばしたいし、イラストももっとかけるようになりたい。とにかく欲張り。だいたい、これらどれか一つにはまって、それだけをひたすら数日間やって、で他に気を取られて、その間すべてさっぱり忘れてゼロに振り戻しパターンが多い。

どうすればプロジェクトを継続的に取り組めるか。

1。締め切りを設ける
2。人と一緒にコラボする
3。ひとつのプロジェクトにいろんな要素としてこれらの”技術”要素を組み込む
4。金銭的モチベーション(責任感)

1と3は今すぐできる。だから、まずはプログラミング+フランス語の組み合わせでプロジェクトトピックを見つけようと思う。

コンテンツ消費→コンテンツ生産へ

最近はまっているコンテンツ(消費用)





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