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本当のコミュ力とは

-- 真の意味で、本当に思いやりのあるコミュニケーションができる人になれますように。--

本当のコミュ力とはなんだろう。

コミュニケーション能力(コミュニケーションのうりょく、communication ability)は、「他者と意思疎通を上手に図る能力」を意味する。コミュ力(コミュりょく)と略されることもある (Wikipedia)

ここ数日、自問自答している。最近、賃貸のアパートでのトラブルが多く、ミスコミュニケーションによるフラストレーションがたまっている。それが、きっかけだ。

わたしは、どちらかというと人あたりは悪くない方だと思うし、ものすごく好かれることもなければ、ものすごく嫌われたこともない気がする。あたりさわりなく、存在感が薄く、消えても誰にも気づかれない。色でいえば透明。どんな色と混ざっても量が増すだけで、全体の色はそのまま保たれる。そんな性格である。「いいやつ」「She's nice」で済まされるような、そんな自分の性格を特に問題だと思ったことがなかった。

最近までは。

主張することが苦手で、授業中に手を上げて発言するのが怖い、そんな学生時代のわたしを引きずった今では、友達の行動に疑問を持っても正直に自分の意見をいえず、同調してしまう、そんな人間になってしまった。理由は二つある。ひとつは、自分の発言で相手を傷つけたくないから。もうひとつは、自分の意見に自信がもてないから。自信の持てない自分の意見で相手を傷つけるのならば、何も言わない方がいい。

そんな、弱気な自分の感情が、自分を苦しめたことが今までなかった。

それも最近までは。

とある出来事がきっかけで、ここ1ヶ月ろくに眠れていない。おかげで、不注意で膝と親指を怪我し、仕事ではミスをし、過食の習慣が戻ってきてしまった。10万円を損した。全部、わたしの「コミュ力」不足である。そんなNaiveな自分に腹が立って、いろいろと自暴自棄に走っている。

The Issue

何があったかというと、今の部屋のサブリース契約をしていた人と、連絡が取れなくなりデポジットの返却なく音信不通になってしまった。こちらがわからは、誠実に接していたつもりだったし、なるべく相手に気に入られようと努力しすぎたみたい。また、毎月本来の家賃より50€多めに請求されていたことに今気づいた。これも全部わたしの押しの弱さと確認不足。そして、ベッドの近くのヒーターが壊れておりものすごい音で毎晩ろくに寝れず、この件をきちんと大家にコミュニケートできなかったために、睡眠不足でいろいろと生活に支障をきたしている、という状況である。修理も想像以上に厄介だとの話で、わたしのメンヘラな精神もさらにヘラヘラになっているのである。

言語化してみると、「よくある話」「なんだ、たったそんなことで」みたいに済ませるような気もしてくる。でも、こういった小さなNuisanceの積み重ねが、自分の無意識範囲で精神悪化にじんわり貢献しているようだ。大きな悲劇は小さな悲劇の積み重ね。ちょっとした水漏れも、月日重なれば健康に影響してくるものである。

学んだこと。

1。問題が問題になる前に、気になることは事前に伝える。しかも、わかりやすく伝える。文章に書き起こし、保存する。
2。その国の言葉(ドイツ語)をやはり学ぼう。マナーであり、コミュニケーションの基盤である。
3。何かモヤモヤしていたら、言語化する。何が問題なのか、解決策を考える。考えたら、すぐに実行に移す。
4。「What do I want?」を明確に。「Know how to reach out for help」友達の言葉。
5。相手が受け入れやすいような、自分の意見の主張の仕方を鍛えよう。

最後に

コミュ力とは、なんとなく「好かれること」だと思いこんでた。好かれたいってずっと思って生きてきた。でも、一番大切なのは、相手を大切にしながら自分も大切にすること。また自分を大切にしながら相手を大切にすること。どちらにも思いやりをもてれば、自然と自分の意見をきちんと伝える努力ができるはず。これを教訓に、もう少し強かに、思いやりのある人間になるべく精進したい。

このGLOBISのブログ、ちょっと参考になった。


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